Melba / Melba Moore

80s 風ここで、またしても Disco Fever シリーズ Sony Music 編に戻って、Melba Moore の 1978 年作品を。

ジャケ写だけみると 80s っぽい色遣いなのだが、'78 年なんですね。

彼女のアルバムは、今まであちらこちらで復刻されているけど、何となくスルーしていたので、当ブログ初登場ですね。

 

彼女は、元々音楽一家の生まれで、母親は Bonnie Davis という名前で、1943 年に "Don't Stop Now" という R&B #1 ヒットを出していたらしい。どんな歌なのか、聴いたことないけど。

彼女自身は "Hair" のオリジナルキャストとして世に出て、Mercury から 3 枚、Buddah から 4 枚のアルバムをリリースした後、Epic に移籍して初のアルバムが今作なのだとか。

ちなみに、Buddah での 3 枚目の 1976 年盤も今作と同じ「Melba」というタイトルなので、今作と区別するために、「Melba '76」と「Melba '78」と呼ばれているようだ。

 

今作は Sigma Sounds 録音で、Prod. は McFadden & Whitehead。

中では、ガラージ・クラシックとして知られる M-1 "You Stepped Into My Life" と M-5 "Pick Me Up, I'll Dance" が有名でしょうか。特に M-1 は John Luongo による長尺 Remix ヴァージョンが収録されていて、もうそれだけで十分なような気がしなくもない。

まあ、他の曲は、バラード系も含めて、いかにも当時のフィリー系だしね。

 

★★★☆

 

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Disco Fever シリーズの過去レヴューは ↓

DIGGIN' DISCO: presented by Captain Vinyl

Love Unlimited

Forever Dancing / Giorgio Moroder

Faith Hope & Charity

Get Down With The Philly Jump / Instant Funk

My Music / Bunny Sigler

Boogie Down U.S.A. + We Got The Rhythm / People's Choice

Universal Love + The Gamble-Huff Orchestra / MFSB

Disco Party + Summer Place '76 / Percy Faith

White Witch / The Andrea True Connection

More, More, More / The Andrea True Connection
 

PHILLY / SALSOUL 区切り 23:47 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Get Down With The Philly Jump / Instant Funk

いつの間にか 3 倍に。続いては、↓ の Bunny Sigler の舎弟 Instant Funk の 1st アルバム。

↓ と同年の 1976 年リリースで、制作陣のダブりも多くって、姉妹作的な位置付けでしょうか。

オリジナル・リリース元は TSOP。

本当は ↓ と一緒にレヴューしちゃおうと思っていたのだが、しばらく Bluetooth ネタでサボっていたリハビリとして、1 枚ずつにしておこうかと。

 

↓ の Bunny Sigler 盤が "My Bonnie" の替え歌でスタートしていたのだが、こちらの M-1 も "It Ain't Reggae (But It's Funky)" と題された、陽性の味付けが若干効いた曲でのユルめの幕開け。

その他にも、MFSB "K-Jee" 風のトラックやら、脳天気なディスコ・ファンクやら、EW&F 風ミディアムやら、サックスをフィーチャーした哀愁のインストやら、いろいろとやっております。

あれ? そう言えば、Salsoul でのデビュー盤でも同じようなことを書いたような記憶が。

 

Salsoul と言えば、かれこれ数年前の Salsoul 一大リイシュー・プロジェクトでは、そのデビュー盤 1 枚しか復刻されなかったんですよね。Salsoul で 5 枚もアルバムをリリースしていたはずなのに、他のアーティストと比べて、ずいぶんと冷遇されていたものだ。

 

ところで、その Salsoul 盤のジャケ写には、確かメンバーが 9 人写っていたはずなのだが、今作の裏ジャケにはたったの 3 人しかいなくって、どうやら当時はベース、ギター、ドラムスというミニマムな構成だったようだ。

数人増えたり減ったりするのは、よく見かけるけれど、3 倍になるというのは珍しいかも。

 

★★★☆

 

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Instant Funk の過去レヴューは ↓

Witch Doctor / Instant Funk

Instant Funk

 

Disco Fever シリーズの過去レヴューは ↓

My Music / Bunny Sigler

Boogie Down U.S.A. + We Got The Rhythm / People's Choice

Universal Love + The Gamble-Huff Orchestra / MFSB

Disco Party + Summer Place '76 / Percy Faith

White Witch / The Andrea True Connection

More, More, More / The Andrea True Connection
 

PHILLY / SALSOUL 区切り 23:39 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

My Music / Bunny Sigler

Bluetooth ネタで 1 週間も引っ張ってしまった。

えーと、その前って、何やってたんだっけ?

あ、ディスコだ。フィリーだ。

 

白ずくめのいい男ということで、Disco Fever シリーズに戻って、Bunny Sigler の 1976 年作品。オリジナル・リリース元は PIR。

彼の作品は、ちょっと前の Salsoul リイシュー・シリーズや、更にそのちょっと前の PIR 紙ジャケ・リイシュー・シリーズで何枚かご紹介していますね。

今日のお題は、PIR での 1st 「That's How Long 〜」と、その改造盤?の「Keep Smilin'」(こちらは PIR 紙ジャケ 20 CD Box に入っていましたね。)に続く 3 枚目。

 

さて、今作では、舎弟バンドの Instant Funk が全面的にバックに起用されております。

なので、フィリーでありながら、ソリッドでファンキーな展開となっているのだけど、M-6、M-7 あたりはフィリーらしい流麗なストリングスがフィーチャーされていて、なかなか不思議な感触となっている。

 

あと、M-1 "I'm The Bunny (From The Other Side Of The Ocean)" と題された曲は、Beatles がハンブルグ時代に演っていた、あの "My Bonnie" のゴスペルチックな替え歌。

そう言えば、前作(と言うか、前々作)でも "Love Train" をゴスペル・テイストでカヴァーしていたなあ。

なかなか面白い人だな。

 

★★★☆

 

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Bunny Sigler の過去レヴューは ↓

I've Always Wanted To Sing... Not Just Write Songs / Bunny Sigler

Let Me Party With You / Bunny Sigler
That's How Long I'll Be Loving You / Bunny Sigler

 

Disco Fever シリーズの過去レヴューは ↓

Boogie Down U.S.A. + We Got The Rhythm / People's Choice

Universal Love + The Gamble-Huff Orchestra / MFSB

Disco Party + Summer Place '76 / Percy Faith

White Witch / The Andrea True Connection

More, More, More / The Andrea True Connection
 

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Boogie Down U.S.A. + We Got The Rhythm / People's Choice

ディスコ天国続いては、PIR の姉妹レーベル TSOP から、People's Choice を。

まずは、1975 年産 1st アルバム。

彼らの中心メンバーの Frankie Brunson は 50s 後半には既にバンド活動をしていたらしく、1971 年に Phi L.A. Of Soul なるレーベルからリリースした "I Likes To Do It" が R&B #9 のヒットとなって、それが Gamble & Huff に認められて、引き抜かれたのだとか。

Phi L.A. 〜 時代は 9 人組だったらしいのだが、今作制作時には 4 人しかいなかったので、MFSB 勢の手を借りてレコーディングされたようだ。

 

今作では、何と言っても M-1 "Do It Any Way You Wanna" でしょう。

「ディスコ天国」などという、なんとも安易な邦題が付けられていたようだが、フィリー系コンピレに必ずと言っていいほど収録されている、絵に描いたようなインスト・フィリー・ダンサーですねー。

とは言うものの、彼らは本来 Brunson 氏のヴォーカルをフィーチャーしたファンク〜ソウル・バンドで、アルバムの構成もそっち系を中心に展開されている。

さっき youtube で聴いてみた ↑ の "I Likes To 〜" と M-3 "Mickey D's" なんか似てるもんねー。

ということで、実は "Do It 〜" の方が、彼らにとっては異端だったという、まあ、それだけの話なのだが。
 

どこかで見たような…。そして、翌 1976 年産の 2nd アルバム。

どこかで見たことあるようなジャケ写だと思ったら、1 年半ぐらい前にご紹介した Grasso 兄弟のブギー・コンピレ盤 が今作のパクリだったわけですね。

 

今作の時点では、いつの間にか 4 人 → 6 人にメンバーが増えていたようで、助っ人はいるのだけど、前作よりは控えめでしょうか。

で、ファンク〜ソウル系ナンバーを中心にして、絵に描いたようなフィリー・インストがあったりする構成は前作と同じ。

こういう場合、続編は縮小再生産になりがちなのだが、今作では Larry Levan の Paradise Garage での Live Mix でも使われていた "Here We Go Again" が強力でしたねー。

 

どっちも、★★★★ かなあ。

 

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Disco Fever シリーズの過去レヴューは ↓

Universal Love + The Gamble-Huff Orchestra / MFSB

Disco Party + Summer Place '76 / Percy Faith

White Witch / The Andrea True Connection

More, More, More / The Andrea True Connection
 

PHILLY / SALSOUL 区切り 23:44 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Universal Love + The Gamble-Huff Orchestra / MFSB

ディスコ! オーケストラ! ストリングス! と言えば、やっぱり MFSB でしょう。

今回の Disco Fever Sony Music 編でも 2 枚ラインアップされておりまする。

オリジナル・リリースはもちろん PIR。2 枚とも日本初 CD 化とのことです。

 

引き抜き前まずは、1975 年リリースの 3rd アルバム。

"TSOP" と "Love Is The Message" を擁する 2nd が彼らの代表作的な位置付けとなっていて、それに続く今作は少々地味な佇まいと申しましょうか、なるほど、それで日本初 CD 化なのかも。

 

今となっては、それこそ Saturday Night Fever で使われた "K-Jee" が収録されている盤というのが、通りが一番いいのだろうが、"K-Jee" (これって、Night-Liters というバンドのカヴァーだったんだね。初めて知った。)以外にも M-1 "Sexy"、M-2 "MFSB"、M-5 "T.L.C." など、これぞ MFSB!と言うべきトラックが目白押しですねー。

 

これは、彼らのアルバムの中で(…って、全部聴いてるわけじゃあないけど。)個人的には一番好きかも。

 

★★★★☆
 

引き抜き後2 枚目は、3 年飛んだ 1978 年作品。

↑ との間に、「Philadelphia Freedom」と「Summertime」(こっちはかなり前にご紹介していますね。)を挟んだ 6th アルバムです。

 

その間に何があったか、もう皆さまご存知でしょうが、主要メンバーが Salsoul に引き抜かれておりまして、当初の二軍(失礼!)メンバーに代替わりしているわけです。

更には、1978 年ともなると、制作陣も一新されていて、タイトルを見る限りでは初心に帰っているような印象があるけれど、当の Gamble-Huff の Prod. は 1 曲だけで、後は Dexter Wansel などが入れ替わり立ち替わり制作している。

 

ということで、かつての流麗なダンサーのイメージは後退気味で、全体としてはタイトでアーバンという印象でしょうか。

これはこれで悪くはないのだが、個人的には ↑ の後に聴いてしまったので、どうしても損しちゃってるかなあ。

 

★★★★

 

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MFSB の過去レヴューは ↓

MFSB

Love Is The Message / MFSB
Golden Gate Groove : The Sound Of Philadelphia Live In San Francisco 1973
Summertime / MFSB

 

Disco Fever シリーズの過去レヴューは ↓

Disco Party + Summer Place '76 / Percy Faith

White Witch / The Andrea True Connection

More, More, More / The Andrea True Connection
 

PHILLY / SALSOUL 区切り 23:46 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Some Things Never Change + A Special Style / The Stylistics

昨日の Fresh に続いて、今日は同じく Sources シリーズで取り上げられていた Streetwise を。

今般、Octave Lab. のレーベル別リイシューシリーズに Streetwise が新たに登場。

と言っても、いかにも Arthur Baker らしいところではなく、New Edition と The Stylistics がラインアップされていて、今日は The Stylistics をご紹介。

 

誰か紛れ込んでる。まずは、彼らが Streetwise に残した 2 枚のうち 1984 年産の 1 枚目。

以前ご紹介した TSOP 盤が 1980 年産だったので、それに続く時期ですね。

Prod. は、同レーベルで New Edition を手掛けていた Maurice Starr とレーベル主宰者 Arthur Baker。

 

例の Sources シリーズにも登場していなかったので、Stylestics × Streetwise って、どうなっちゃうんだろうと思いながら聴き始めたのだが、M-1、M-2 ともフィリー色濃いメロディーで、バックが 80s っぽいデジタル化進行中なサウンドだった。

あ、なるほど、この程度ね。と納得していたら、M-3 で絶句。

なんだ、このエレクトロ・ファンクは! ラップまで入ってるし!

その後は、再びエレクトロ度高めのトラックもあるのだけど、基本的には M-1、M-2 と同一路線。

 

メロディー自体がかなり正統派フィリーなので、なかなか変わった感触ではありますねー。

 

★★★★
 

 

美味しい?そして、翌 1985 年産の同レーベル 2 枚目。

基本的には、前作と同じテイストなのだが、エレクトロ度が上昇しております。

 

ところで、ラス曲、彼ら自身の超有名曲 "You Make Me Feel Brand New" に出だしがそっくりなんですけど。

そう言えば、前作の M-2 も "Betcha By Golly, Wow" に類似してたし、ひょっとして、エレクトロとの対比を際立たせるために、ワザとやっていたのかなあ。

 

それにしても、融合度が高まった今作よりも、違和感強めの前作の方が面白かったというのは、やっぱりおかしい?

 

★★★☆

 

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The Stylistics の過去レヴューは ↓

Hurry Up This Way Again / The Stylistics
 

PHILLY / SALSOUL 区切り 23:40 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Soul Survivors

Philly meets AORAOR CITY 2017 シリーズが続きます。

本日のお題は、Soul Survivors なるグループの 1974 年盤。

 

ライナーによりますと、元々は Kenny Jeremiah なる人物と Charles と Richard の Ingui 兄弟を中心としたグループで、1967 年にリリースした "Expressway to Your Heart" が全米 #4 のヒットとなったとのこと。

この曲、知らなかったので youtube で聴いてみたところ、少々サイケ調のブルー・アイド・ソウルといった風情だった。ところが、この曲、Gamble - Huff 制作の最初のヒットだったとのことで、Gamble - Huff のヒストリー系コンピレのいくつかで、"Cowboys To Girls" などに先立ち、いの一番に収録されているようだ。幸か不幸か(?)、個人的には、今回初めて遭遇したわけなのだが。

 

とは言うものの、その後、鳴かず飛ばずの時期が続き、忘れ去られた頃に、なんと PIR 傘下の TSOP からリリースされたのが今作だとのこと。Prod. は Gamble - Huff と彼ら自身。

メンバーは Ingui 兄弟以外は総取り替えされているのだが、その中に、後に Larsen - Feiten Band (と言っても、聴いたことないのだが。)を結成する AOR 界の重要人物 Neil Larsen が参加している。

録音は Sigma Sound で、ストリングスとホーンは MFSB とクレジットされている。

 

ということで、味付けはフィリーなのだが、彼ら自身による演奏パートはポップな感触のロックサウンドという、なかなか不思議なテイスト。

これ、今となっては、なかなか面白いと思えるのだが、リアルタイムでは売れなかっただろうなあ。

Philly meets AOR と言えば聞こえはいいけど、なんとも中途半端な印象だもんねー。

案の定、1976 年には解散に至ってしまう憂き目に。

やっぱり、そうか…。

 

★★★☆

 

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AOR CITY シリーズの過去レヴューは ↓

Love Approach + Magic / Tom Browne

Intimate Strangers / Tom Scott

Pulse / Greg Phillinganes
 

PHILLY / SALSOUL 区切り 00:50 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Vincent Montana, Jr. Presents Goody Goody

ずっと気になっていました。Vince Montana が娘の Denise をリード・ヴォーカルに据えたユニット Goody Goody 名義の 1978 年作品。

以前、Hamilton Bohannon の「Summertime Groove」をご紹介した際にも書いたのだが、Watusi @ COLDFEET のダンクラ本の表紙に掲載されていた今作のジャケ写がずっと気になっていたんだよねー。

それがひっそりと bbr から expanded edition としてリイシューされておりました。

いや、リリース情報を全く知らなくって、ある日検索していてたまたま発見したので、あわてて入手した次第なのだが。

 

今作の個人的な目玉は、何と言っても、リリース当時は注目されていなかったのだが、後にクラシック化した "It Looks Like Love" ですねえ。

他には、当時はそこそこのヒットだったらしい、軽めのナンバー "#1 Dee Jay" を始めとして、Vince Montana というネームから想像される豪華絢爛サウンドとは少々異なり、ミュンヘン・サウンドに通じるようなインスト中心のクールな感触と申しましょうか。

微妙に汗をかいたりしている、ジャケ写のイメージとはやや違っておりましたね。

いや、だからダメだとは全然言ってないですよ。むしろ好きですが。

 

★★★★☆

 

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bbr = Big Break Records の過去レヴューは ↓

Slippin' And Dippin' / Coffee

I've Got You + Glorious / Gloria Gaynor

The Trammps III

Frantique

Hot Shot / Karen Young
Seven Deadly Sins / Rinder & Lewis
For The First Time / Stephanie Mills
Superbad / Chris Jasper
Witch Doctor / Instant Funk
Love Tracks + Park Avenue Sound / Gloria Gaynor
Taana Gardner
MFSB
Amigo / Black Slate
Eargasm / Johnnie Taylor
Love All The Hurt Away / Aretha Franklin
Love Is The Message / MFSB
Aretha + Jump To It + Get It Right / Aretha Franklin
Enchantment
Cerrone 3 : Supernature + Cerrone IV : The Golden Touch
Break Out (Deluxe Edition) / Pointer Sisters
I Can See Clearly Now / Johnny Nash
Be A Winner / Yarbrough & Peoples
Keith Barrow
Loose Change
T.J.M.
International / The Three Degrees
Never Can Say Goodbye + Experience / Gloria Gaynor
About Love / Gladys Knight & The Pips
The Three Degrees
 

PHILLY / SALSOUL 区切り 00:43 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

The Trammps III

本当に偶然です。今日も正統派フィリーから、Baker-Harris-Young の一角を占める Earl Young を擁する The Trammps の 1977 年産作品。オリジナルは Atlantic からのリリース、そして今回のリイシュー元は久しぶりに登場の bbr。

えーと、少々補足しておくと、今作は '75 の「The Legendary Zing Album」から数えて 5 枚目になるはずなのだが、どういうわけか、タイトルには「III」と記されている。おそらくは、Buddah からの 1st と Golden Fleece からの 2nd はカウントせずに、Atlantic だけで 3 枚目ということなのだろう。

 

ところで、今日は大統領選があったのだが、そこにトランプスを持ってきたのは、ワザとではなく、単なる偶然です。

いや、自分でもさっき気付いたところなんだよね。日本語表記は同じでも、綴りは違ってるもんね。

 

それはさておき、今作は Earl Young を擁する彼らだけあって、当然 A Baker-Harris-Young Production。

更には、A Tom Moulton Mix のクレジットもあって、黄金のダブルネームが形成されております。

まあ、彼らのアルバムは、基本的には、この黄金のダブルネームなんだけどね。

ということで、同年 7 月の NY 大停電を歌った M-1 を始めとして、よくないわけがありません。

これまた当然に、長尺曲では Tom Moulton Mix が威力を発揮するのだが、M-3 はかなりエコーが効いていて、少々珍しい印象だったかなあ。

 

★★★★

 

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The Trammps の過去レヴューは ↓

Disco Inferno / The Trammps

Trammps

 

Tom Moulton の過去レヴューは ↓

Disco / Grace Jones

Portfolio / Grace Jones
Kebekelektrik
Sweet Dynamite / Claudja Barry
Energizer / Touch
Magic Love / Michele
Never Gonna Leave You / Maryann Farra & Satin Soul
Gotta Get It / Tony Valor Sounds Orchestra
Philly ReGrooved 3 : Tom Moulton Remixes - More From The Master
Disco Inferno / The Trammps
The Greatest Show On Earth / Metropolis
A Night To Remember / Eddie Holman + Let Me Party With You / Bunny Sigler
The Tom Moulton Session / Cool Million
Philadelphia International Classics : The Tom Moulton Remixes
Flashlight
Disco Gold : Scepter Records & The Birth Of Disco
Loose Change
Philly ReGrooved 2 : Tom Moulton Remixes - The Master Returns
T.J.M.
Philly ReGrooved : Tom Moulton Remixes
Never Can Say Goodbye + Experience / Gloria Gaynor
Up The Yellow Brick Road / The Salsoul Orchestra
Street Sense / The Salsoul Orchestra
Let Me Show You : A Tom Moulton Mix / Esther Williams

 

bbr = Big Break Records の過去レヴューは ↓
Frantique

Hot Shot / Karen Young
Seven Deadly Sins / Rinder & Lewis
For The First Time / Stephanie Mills
Superbad / Chris Jasper
Witch Doctor / Instant Funk
Love Tracks + Park Avenue Sound / Gloria Gaynor
Taana Gardner
MFSB
Amigo / Black Slate
Eargasm / Johnnie Taylor
Love All The Hurt Away / Aretha Franklin
Love Is The Message / MFSB
Aretha + Jump To It + Get It Right / Aretha Franklin
Enchantment
Cerrone 3 : Supernature + Cerrone IV : The Golden Touch
Break Out (Deluxe Edition) / Pointer Sisters
I Can See Clearly Now / Johnny Nash
Be A Winner / Yarbrough & Peoples
Keith Barrow
Loose Change
T.J.M.
International / The Three Degrees
Never Can Say Goodbye + Experience / Gloria Gaynor
About Love / Gladys Knight & The Pips
The Three Degrees
 

PHILLY / SALSOUL 区切り 23:05 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Be Thankful For What You Got / William DeVaughn

敬虔な製図士さて、今日は正統なフィリーを。

タイトル曲で知られる William DeVaughn の 1974 年産 1st アルバム。

このタイトル曲、あちらこちらのコンピレに収録されてるし、Massive Attack を始めとしてカヴァーも数多いのだが、なぜか好事家向け再発レーベルの Fever Dream からのリイシューなので不思議に思っていたら、なるほどオリジナルは PIR じゃあなかったわけですか。

 

少々調べてみたところ、元々は製図技師として公務員をしていた彼が、"A Cadillac Don't Come Easy" なる曲を書いて、自費($900)で録音しようとしたところ、Sigma Sound での録音を勧められたのだとか。それで MFSB をバックに録音したところ、全米 #4、R&B #1 の大ヒットとなり、200 万枚近く売れたのだとのこと。

彼は、実は敬虔なキリスト教信者で、歌詞にもそのあたりが色濃く出ているらしい(申し訳ない。英語が苦手で。)のだが、そのうち、音楽に興味を失って、製図技師に戻ったのだとか。その後、何回かカムバックしたみたいだけど。

 

で、敬虔な信者だったからかどうかはわからないのだが、今作は正統なフィリーではあるものの、ダンサー系は少なく、タイトル曲を含め、ミディアムテンポが中心。

タイトル曲の他、7 分超の長尺曲では、インスト・パートも楽しめるし、まあ、大人のフィリーといった感じでしょうかねえ。

 

★★★★

 

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Fever Dream + Safety Zone の過去レヴューは ↓

It's Time + Kickin' / The Mighty Clouds Of Joy

Mandré
 

PHILLY / SALSOUL 区切り 22:57 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

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