Candido Featuring Al Cohn

23 年前は着衣いつの頃からか、日ごろ巡回しているタワレコ新宿店の一角に、Oldays Records なる紙ジャケ再発レーベルのコーナーが設置されていて、まあ、基本は 60s アメリカン・ポップスの発掘みたいな感じだったので、全く無視していたのだが、最近、通りすがりに Sam Cooke がラインアップされているのを発見して、あー、これはたまにはチェックしておかねば、的な印象を持っていた。

で、先日、本日のお題を発見して、とりあえず初めて手を出してみた次第。

 

その、本日のお題とは、以前 Salsoul 盤をご紹介した Candido の 1956 年産、初のリーダー・アルバム。

えーと、タイトルにある Al Cohn 氏とは、ライナーによると 1925 年生まれの Sax 奏者とのこと。

ちなみに Candido は 1921 年生まれなので、30 代半ばであったようですね。

 

で、今作、彼のリーダー・アルバムだけあって、彼のパーカッションが大々的にフィーチャーされているのだが、基本的にはオーセンティックなジャズでございます。

そりゃそうか、1956 年作品だもんねー。ディスコなんて、影も形もないはずだし。

ということで、たまに聴くにはいいにしても、今作を採点するほどの、知識も耳も持ち合わせておらず…。

申し訳ない。

 

ところで、以前ご紹介した Saisoul 盤は 1979 年産なので、今作から 23 年後の作品となるわけなのだが、年齢は相当違うとは言え、ジャケ写のポーズはほぼ同じじゃあないですか!

まあ、こちらの方は、きっちりと着衣しているんだけどね。

 

--------------------

Candido の過去レヴューは ↓

Candi's Funk / Candido

Dancin' & Prancin' / Candido
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 23:30 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Azimuth

方位角昨日の Eddie Palmieri の再発シリーズと同じく、Bomba Records からの廉価再発シリーズ「ブラジル音楽名盤 1000」から、クロスオーヴァー・イレヴンでおなじみのアジムスの 1975 年産 1st アルバム。

このシリーズ、2014 年の企画だったようだが、なんで今ごろ取り上げているのかと申しますと、タワレコ新宿を巡回していた際に、同店で最近よく見かける、今の季節向きの CD 的な企画ディスプレイで「夏の午後」としてフィーチャーされていたから。

 

まあ、彼らに関しては、それこそクロスオーヴァー・イレヴンというイメージしかないのだが、そのテーマ曲が収録されているのは、2 枚後の 1979 年産 3rd アルバム。

あ、なんだか、その原型が 1977 年産 2nd アルバム(それまでに Azymuth に改名したようだ。)に収録されているようだが。

 

で、今作。

やはり、後のクロスオーヴァー・イレヴン曲につながるような浮遊感あるサウンドがあちらこちらに散りばめられていますねえ。

と言うか、最初から彼らのお家芸だったわけですね。

特に、M-1 あたりは、タイトルに "Horizonte" なるワードが使われているし、これと M-3 (イントロ聴いて、クロス〜と同一曲かと思った。)が合体して、クロス〜に発展したという感じでしょうか。

 

後に、英 Far Out に移籍して、今日に至っているようだが、そう言えば、The Far Out Monster Disco Orchestra にメンバーが参加していましたね。

 

★★★☆
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 00:09 区切り comments(1) 区切り trackbacks(0) 区切り

Elektrac / Shobaleader One

見た目は同じ。Squarepusher のバンド・プロジェクト Shobaleader One。

一発だけの気まぐれ企画かと思いきや、グループ名義のアルバムを制作してしまったようで。

 

ジャケ写は前作を踏襲して、フードを被ったロボット(?)登場しているのだが、4 体に増殖している。

キャプションによると、地球以外の惑星からやってきた生命体と組んだ超絶テクニックを誇るバンドということらしく、それで彼自身の初期クラシックを生演奏で再構築したライヴレコーディングなのだとか。

自分自身のクラシックの再構築という点では、↓ の C2 と通じるところがあるか。

いや、それはさておき、確か、前作は彼自身のロボ声ヴォーカルをフィーチャーした、どっちかと言えば Pop なツクリだったように記憶しているのだが。

えーと、見た目は同じだけど、中味は別物?

 

自分は楽器とか全くできないので、超絶テクニックと言われても、いまひとつピンとこないのだが、確かに指が攣りそうなぐらいの高速演奏が展開しているパートがあることぐらいはわかる。

と言うか、これって、もうまるっきりフュージョンですよねー。

 

ところで、今作、2CD セットなのだが、2 枚合計しても 65 分程度の長さしかない。

なんで、わざわざ 2 枚に分けているのだろう?

まあ、彼の考えていることなんて、常人には全く理解できないのだろうが。

 

★★★★

 

--------------------

Squarepusher の過去レヴューは ↓

Damogen Furies / Squarepusher

Music For Robots / Squarepusher × Z-Machines
Ufabulum + Enstrobia / Squarepusher
Squarepusher Presents Shobaleader One - d'Demonstrator
Solo Electric Bass 1 / Squarepusher
Numbers Lucent / Squarepusher
Just A Souvenir / Squarepusher
Hello Everything / Squarepusher
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 22:44 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Below The Bassline - Memories Of Barber Mack / Ernest Ranglin

Jazz Jamaica主役が交代して、今日は Ernest Ranglin が Island の Jamaica Jazz シリーズからリリースした「Below The Bassline」(1996)と「Memories Of Barber Mack」(1997)の 2CD セットでのリイシュー盤。

パッケージに記されているところによると、今作は「Below The Bassline」の 20 周年アニヴァーサリー盤である模様。

今作はレココレ誌の昨年のレゲエ・リイシュー・ベスト 5 にも選ばれておりまして、まあ、早い話が、その記事で存在を知って、通販でオーダーしたわけなのだが。

 

「Below The Bassline」は、Monty Alexander の Prod. で、彼自身も Piano を弾いている。

レゲエクラシックと Ernest のオリジナルから構成されているのだが、そのレゲエクラシックが強力。

"Congo Man"、"Chapter 3" こと "King Tubby Meets Rockers Uptown"、"Black Disciples" @ Burning Spear、"None Shall Escape The Judgement" @ Johnny Clarke、そして "Satta Massagana" とヘヴィー・ルーツが次々と登場する。

いやあ、あっさりと定番レゲエで攻めてくるのかと思いきや、このセレクションですもんねー。

さすがに、筋金入りは違います。

 

「Memories Of 〜」は Ernest のセルフ Prod. で、こちらには Monty Alexander は参加していないが、Dr. に Sly を起用。

構成は同様なのだが、こちらは全 10 曲中 8 曲が Ernest のオリジナルで、カヴァーは "Stop That Train" と "Fade Away" (!)。

いずれにしても、↓ の Monty 盤とは違って、がっつりレゲエ・ジャズだったのでご安心(?)ください。

あ、レココレ誌の記事にリンクを貼っておきましょうね。

 

★★★★☆

 

--------------------

Ernest Ranglin / Monty Alexander の過去レヴューは ↓

Love and Sunshine: Monty Alexander in Concert

Rass! / Monty Alexander Featuring Ernest Ranglin
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 00:52 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Love and Sunshine: Monty Alexander in Concert

若いね。今年の初めにご紹介した独 MPS レーベル復刻シリーズの Monty Alexander × Ernest Ranglin 共演盤の片割れ。

1974 年リリースの「Rass!」では、Ranglin がフィーチャリングとクレジットされていたのだが、翌 75 年リリースの今作は、スタジオ・ライヴ盤で Monty の単独名義。

いや、ジャケ写のテイストも古くさいし、ご本人も若々しいので、60s あたりの作品かと思っていた。

 

「Rass!」は予想以上に Jazz していたのだが、カリビアン・トラディショナルなどをカヴァーしていたし、彼自身もエレピを弾いていたこともあって、そこはかとなく南国〜レゲエ風味が効いていて、なかなか面白かった。

 

で、今作。

一転して、アコースティック・ピアノをメインとしたクァルテット演奏で、もうこれはストレートに Jazz。

Stevie の "You Are The Sunshine Of My Life" や Roberta Flack の "Feel Like Making Love" とかも演ってるけど、あとは Milt Jackson とか Charlie Parker とか Michel Legrand とかのカヴァーだし、カリビアン感はほとんどない。

 

いやあ、これは軽々しく手を出していい類のものではなかったですね。

申し訳ないです。

ということで、採点はパスさせていただきます。

 

--------------------

Monty Alexander の過去レヴューは ↓

Rass! / Monty Alexander Featuring Ernest Ranglin
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 23:30 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Singles: The Definitive 45s Collection 1952-1991 / Sun Ra

宇宙のパワーが…。ここ数日、Jazz 絡みの作品をレヴューしてきたのだが、実際にはどのカテゴリにしていいものか悩むような作品ばかりだった。

ということで、今日は文句なしの(?)ジャズ、Sun Ra の登場です。

… って、いくらなんでも、ぶっ飛び過ぎか。

 

今作は、元々 1996 年に Evidence なるレーベルからリリースされていたシングル・コンピレ盤 2CD セットを、例の Art Yard × Strut が 3CD 版に拡大リイシューしたものとのこと。

未聴だけど 2CD 版が評判よかったようだし、通販で 2000 円弱のお値段だったので、畏れ多くも手を出してしまった次第。

あ、このジャケ写、アナログ盤のじゃあないか。まあ、デザインは同じなので許してくだされ。

 

サブタイトルに 1952-1991 とあるが、これはレコーディング時期のことで、実際にはその後にリリースされたものも含まれている。

以前買った Real Gone Jazz の 4CD セットの 4 枚目がシングル・コレクションだったので、初期シングルにドゥーワップ〜 R&B 系の歌モノが多かったりするのには、免疫(?)ができていて驚かなかった。

3CD のうち 1 枚目は、そんな歌モノとかビッグバンド・ジャズ系とか、そんなところが中心。

自分が思うような Sun Ra 的な展開は 2 枚目から顔を出し始め、60s 後半以降の 3 枚目で全開といった感じかなあ。

 

Jazz でシングル? とやや違和感がありつつも、Sun Ra の歴史をあっさりとトレースするには打ってつけの便利盤と言えましょう。

こんなこと書くと、通の方には怒られそうだが。

 

★★★★

 

--------------------

Sun Ra の過去レヴューは ↓

Planets Of Life Or Death / Sun Ra And His Intergalactic Research Arkestra

Media Dreams / Sun Ra + On Jupiter / Sun Ra And His Intergalactic Myth Science Solar Arkestra
Sleeping Beauty / Sun Ra And His Intergalactic Myth Science Solar Arkestra
Disco 3000 / Sun Ra
In The Orbit Of Ra / Sun Ra
Four Classic Albums Plus Bonus Singles / Sun Ra
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 23:58 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Triumph / Ronald Bruner Jr.

長男です。そして、Thundercat の兄、Ronald Bruner Jr. のソロ名義 1st アルバム。

帯に「日本限定 CD」と記されていて、どうやら海外では配信のみのリリースのようだ。

当然のことながら、弟の Thundercat がほぼ全面的に参加しております。

そして、こちらにも Mac Miller なるクレジットが。ライナーによると、Mac Miller はかつて Larry Lovestein なる名義でジャズ・ヴォーカル EP をリリースしたことがあるのだとか。

 

これもライナーで初めて知ったのだが、Bruner 家は 3 兄弟で、父親の名を継ぐ彼が父親と同じドラム、次男の Thundercat がベース、そして 3 人目の Jameel は The Internet の元メンバーでキーボード奏者であるそうな。検索してみたら、Jameel "KiNTaRO" Bruner と表記されていて、なんでそう呼ばれているのかはわからないのだが。

 

聴いてみたところ、いきなりドラムの乱れ打ち状態で、いかにもドラマーのソロアルバムでございます的な佇まいに、笑ってしまいそうに。

それはさておき、歌モノとジャズ系インストが共存している構成は、弟の Thundercat と共通していますねー。

でも、歌モノは Thundercat より R&B 色薄めで、ロック寄りという印象。Prince あたりに近い感触もあるかな(実際に、Prince との共演経験もあるようだ。)。

ジャズ系インストの方は、オーソドックスなウエストコーストのジャズ〜フュージョン色強め。

どちらにしても、弟よりはストレートな印象かなあ。

やっぱり長男だから?

 

★★★☆
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 22:30 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Love In A Time Of Madness / José James

Jazz には見えない。さて、今日は José James。

いや、JUJU → Jazz → José James という安易な連想からなのだが。

 

今作は、全 12 曲のうち 9 曲が Antario "Tario" Holmes、残り 3 曲が Likeminds なるヒト(なのかな?)の Prod. によるもの。

聞き覚えのないネームなので、どういうものかと思ってたら、全編エレクトロ風味の R&B ヴォーカル物でございました。

あれ? Jazz だと思ったのになー。レーベルは Bluenote だし。

 

とは言うものの、思い起こしてみれば、最初はクラブ系周辺から登場して、前々作に至ってはオルタナ色強めだったもんねー。

それなら、こんな展開でも全然不思議ではない。

それに、このジャケ写。とてもジャズ・シンガーの佇まいではないし。

あ、前作はピアノ・トリオを従えたビリー・ホリデー・オマージュ作品だったのか。未聴なのだが。

 

なんだかんだ言ってるけど、いわゆる美メロ(死語?)のトラックが多くて、これはこれでなかなか侮れません。

 

★★★☆

 

--------------------

José James の過去レヴューは ↓

While You Were Sleeping / José James

No Beginning No End + The Dreamer Club Night Mix / José James

Blackmagic / José James

JAZZ / CROSSOVER 区切り 23:57 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Rass! / Monty Alexander Featuring Ernest Ranglin

予想してたよりジャズ。続いては、ジャメーカ出身のピアニスト Monty Alexander が 1974 年に本国に戻っての録音作。

タイトル・クレジットのとおり、ギターに Ernest Ranglin が参加している。

なんでも、ドイツを本拠とする MPS なるジャズ・レーベルの作品をタワレコが復刻したシリーズの 1 枚ということらしく、当然タワレコ限定盤なのだろう。国内初 CD 化とのこと。

 

収録されているのは、Scratch の "Jungle Lion" でおなじみの "Love And Happiness" と "Let's Stay Together" の Al Green 作品と、"Sly Mongoose" 他のカリビアン・トラディショナル。

実は、数年前に、この 2 人+スラロビという構成のライヴを Cotton Club に観に行ったことがあって、そのときは Joe Gibbs の "Chapter 3" をやったりして、レゲエ色濃厚だったので、今作もそんなつもりで聴いていたのだが、ボトムにはカリビアンっぽい感触はあるものの、ウワモノ自体は想像以上にストレートなジャズだった。

まあ、スラロビとやってるわけじゃあないからなあ。

 

とは言うものの、これはこれで聴いていてかなり気持ちよく、全然アリなんだけどね。

今、調べてたら、この MPS 復刻シリーズで、Monty × Ranglin 作品がもう 1 枚リリースされているようだ。

そっちも聴いてみなきゃですね。

 

★★★★
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 19:56 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Starcrost

銀河が流れてる?昨日の記事に「不得手な Jazz 系の流れのとりあえずの締めくくり」などと書いたのだが、1 枚忘れておりました。

Starcrost なるグループの 1975 年産の唯一のアルバムで、Creole Stream Music からの紙ジャケ仕様リイシューです。

 

この Creole Stream Music、とにかく超マニアックなリイシューを連発しておりまして、当ブログに登場したところでは、Jackie Mittoo の「Stepping Tiger」、「The Money Maker」、Beginning Of The End の 2nd、Spaceark、Jack Ashford あたりが同レーベルの仕業。

で、今作も ↑ の諸作に負けず劣らずのレア盤で、600$ ぐらいで取引されているものなのだとか。

 

内容的には、'75 年産にしては洗練された感じのジャズ・ファンクでして、M-1、M-3 あたりが DJ 御用達のトラックとのこと。

オリジナルは、テキサスの Fable なる小レーベルからのリリースらしいのだが、これまた突然変異みたいな感じでしょうかねえ。

 

それより、このジャケ画がスゴくないですか?

個人的にも、いくら超レア盤と謳われていても、このジャケ画じゃあなければ手を出さなかっただろう。

 

★★★★

 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 23:48 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

+ 1/10PAGES + >>