Elektrac / Shobaleader One

見た目は同じ。Squarepusher のバンド・プロジェクト Shobaleader One。

一発だけの気まぐれ企画かと思いきや、グループ名義のアルバムを制作してしまったようで。

 

ジャケ写は前作を踏襲して、フードを被ったロボット(?)登場しているのだが、4 体に増殖している。

キャプションによると、地球以外の惑星からやってきた生命体と組んだ超絶テクニックを誇るバンドということらしく、それで彼自身の初期クラシックを生演奏で再構築したライヴレコーディングなのだとか。

自分自身のクラシックの再構築という点では、↓ の C2 と通じるところがあるか。

いや、それはさておき、確か、前作は彼自身のロボ声ヴォーカルをフィーチャーした、どっちかと言えば Pop なツクリだったように記憶しているのだが。

えーと、見た目は同じだけど、中味は別物?

 

自分は楽器とか全くできないので、超絶テクニックと言われても、いまひとつピンとこないのだが、確かに指が攣りそうなぐらいの高速演奏が展開しているパートがあることぐらいはわかる。

と言うか、これって、もうまるっきりフュージョンですよねー。

 

ところで、今作、2CD セットなのだが、2 枚合計しても 65 分程度の長さしかない。

なんで、わざわざ 2 枚に分けているのだろう?

まあ、彼の考えていることなんて、常人には全く理解できないのだろうが。

 

★★★★

 

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Squarepusher の過去レヴューは ↓

Damogen Furies / Squarepusher

Music For Robots / Squarepusher × Z-Machines
Ufabulum + Enstrobia / Squarepusher
Squarepusher Presents Shobaleader One - d'Demonstrator
Solo Electric Bass 1 / Squarepusher
Numbers Lucent / Squarepusher
Just A Souvenir / Squarepusher
Hello Everything / Squarepusher
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 22:44 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Below The Bassline - Memories Of Barber Mack / Ernest Ranglin

Jazz Jamaica主役が交代して、今日は Ernest Ranglin が Island の Jamaica Jazz シリーズからリリースした「Below The Bassline」(1996)と「Memories Of Barber Mack」(1997)の 2CD セットでのリイシュー盤。

パッケージに記されているところによると、今作は「Below The Bassline」の 20 周年アニヴァーサリー盤である模様。

今作はレココレ誌の昨年のレゲエ・リイシュー・ベスト 5 にも選ばれておりまして、まあ、早い話が、その記事で存在を知って、通販でオーダーしたわけなのだが。

 

「Below The Bassline」は、Monty Alexander の Prod. で、彼自身も Piano を弾いている。

レゲエクラシックと Ernest のオリジナルから構成されているのだが、そのレゲエクラシックが強力。

"Congo Man"、"Chapter 3" こと "King Tubby Meets Rockers Uptown"、"Black Disciples" @ Burning Spear、"None Shall Escape The Judgement" @ Johnny Clarke、そして "Satta Massagana" とヘヴィー・ルーツが次々と登場する。

いやあ、あっさりと定番レゲエで攻めてくるのかと思いきや、このセレクションですもんねー。

さすがに、筋金入りは違います。

 

「Memories Of 〜」は Ernest のセルフ Prod. で、こちらには Monty Alexander は参加していないが、Dr. に Sly を起用。

構成は同様なのだが、こちらは全 10 曲中 8 曲が Ernest のオリジナルで、カヴァーは "Stop That Train" と "Fade Away" (!)。

いずれにしても、↓ の Monty 盤とは違って、がっつりレゲエ・ジャズだったのでご安心(?)ください。

あ、レココレ誌の記事にリンクを貼っておきましょうね。

 

★★★★☆

 

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Ernest Ranglin / Monty Alexander の過去レヴューは ↓

Love and Sunshine: Monty Alexander in Concert

Rass! / Monty Alexander Featuring Ernest Ranglin
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 00:52 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Love and Sunshine: Monty Alexander in Concert

若いね。今年の初めにご紹介した独 MPS レーベル復刻シリーズの Monty Alexander × Ernest Ranglin 共演盤の片割れ。

1974 年リリースの「Rass!」では、Ranglin がフィーチャリングとクレジットされていたのだが、翌 75 年リリースの今作は、スタジオ・ライヴ盤で Monty の単独名義。

いや、ジャケ写のテイストも古くさいし、ご本人も若々しいので、60s あたりの作品かと思っていた。

 

「Rass!」は予想以上に Jazz していたのだが、カリビアン・トラディショナルなどをカヴァーしていたし、彼自身もエレピを弾いていたこともあって、そこはかとなく南国〜レゲエ風味が効いていて、なかなか面白かった。

 

で、今作。

一転して、アコースティック・ピアノをメインとしたクァルテット演奏で、もうこれはストレートに Jazz。

Stevie の "You Are The Sunshine Of My Life" や Roberta Flack の "Feel Like Making Love" とかも演ってるけど、あとは Milt Jackson とか Charlie Parker とか Michel Legrand とかのカヴァーだし、カリビアン感はほとんどない。

 

いやあ、これは軽々しく手を出していい類のものではなかったですね。

申し訳ないです。

ということで、採点はパスさせていただきます。

 

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Monty Alexander の過去レヴューは ↓

Rass! / Monty Alexander Featuring Ernest Ranglin
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 23:30 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Singles: The Definitive 45s Collection 1952-1991 / Sun Ra

宇宙のパワーが…。ここ数日、Jazz 絡みの作品をレヴューしてきたのだが、実際にはどのカテゴリにしていいものか悩むような作品ばかりだった。

ということで、今日は文句なしの(?)ジャズ、Sun Ra の登場です。

… って、いくらなんでも、ぶっ飛び過ぎか。

 

今作は、元々 1996 年に Evidence なるレーベルからリリースされていたシングル・コンピレ盤 2CD セットを、例の Art Yard × Strut が 3CD 版に拡大リイシューしたものとのこと。

未聴だけど 2CD 版が評判よかったようだし、通販で 2000 円弱のお値段だったので、畏れ多くも手を出してしまった次第。

あ、このジャケ写、アナログ盤のじゃあないか。まあ、デザインは同じなので許してくだされ。

 

サブタイトルに 1952-1991 とあるが、これはレコーディング時期のことで、実際にはその後にリリースされたものも含まれている。

以前買った Real Gone Jazz の 4CD セットの 4 枚目がシングル・コレクションだったので、初期シングルにドゥーワップ〜 R&B 系の歌モノが多かったりするのには、免疫(?)ができていて驚かなかった。

3CD のうち 1 枚目は、そんな歌モノとかビッグバンド・ジャズ系とか、そんなところが中心。

自分が思うような Sun Ra 的な展開は 2 枚目から顔を出し始め、60s 後半以降の 3 枚目で全開といった感じかなあ。

 

Jazz でシングル? とやや違和感がありつつも、Sun Ra の歴史をあっさりとトレースするには打ってつけの便利盤と言えましょう。

こんなこと書くと、通の方には怒られそうだが。

 

★★★★

 

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Sun Ra の過去レヴューは ↓

Planets Of Life Or Death / Sun Ra And His Intergalactic Research Arkestra

Media Dreams / Sun Ra + On Jupiter / Sun Ra And His Intergalactic Myth Science Solar Arkestra
Sleeping Beauty / Sun Ra And His Intergalactic Myth Science Solar Arkestra
Disco 3000 / Sun Ra
In The Orbit Of Ra / Sun Ra
Four Classic Albums Plus Bonus Singles / Sun Ra
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 23:58 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Triumph / Ronald Bruner Jr.

長男です。そして、Thundercat の兄、Ronald Bruner Jr. のソロ名義 1st アルバム。

帯に「日本限定 CD」と記されていて、どうやら海外では配信のみのリリースのようだ。

当然のことながら、弟の Thundercat がほぼ全面的に参加しております。

そして、こちらにも Mac Miller なるクレジットが。ライナーによると、Mac Miller はかつて Larry Lovestein なる名義でジャズ・ヴォーカル EP をリリースしたことがあるのだとか。

 

これもライナーで初めて知ったのだが、Bruner 家は 3 兄弟で、父親の名を継ぐ彼が父親と同じドラム、次男の Thundercat がベース、そして 3 人目の Jameel は The Internet の元メンバーでキーボード奏者であるそうな。検索してみたら、Jameel "KiNTaRO" Bruner と表記されていて、なんでそう呼ばれているのかはわからないのだが。

 

聴いてみたところ、いきなりドラムの乱れ打ち状態で、いかにもドラマーのソロアルバムでございます的な佇まいに、笑ってしまいそうに。

それはさておき、歌モノとジャズ系インストが共存している構成は、弟の Thundercat と共通していますねー。

でも、歌モノは Thundercat より R&B 色薄めで、ロック寄りという印象。Prince あたりに近い感触もあるかな(実際に、Prince との共演経験もあるようだ。)。

ジャズ系インストの方は、オーソドックスなウエストコーストのジャズ〜フュージョン色強め。

どちらにしても、弟よりはストレートな印象かなあ。

やっぱり長男だから?

 

★★★☆
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 22:30 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Love In A Time Of Madness / José James

Jazz には見えない。さて、今日は José James。

いや、JUJU → Jazz → José James という安易な連想からなのだが。

 

今作は、全 12 曲のうち 9 曲が Antario "Tario" Holmes、残り 3 曲が Likeminds なるヒト(なのかな?)の Prod. によるもの。

聞き覚えのないネームなので、どういうものかと思ってたら、全編エレクトロ風味の R&B ヴォーカル物でございました。

あれ? Jazz だと思ったのになー。レーベルは Bluenote だし。

 

とは言うものの、思い起こしてみれば、最初はクラブ系周辺から登場して、前々作に至ってはオルタナ色強めだったもんねー。

それなら、こんな展開でも全然不思議ではない。

それに、このジャケ写。とてもジャズ・シンガーの佇まいではないし。

あ、前作はピアノ・トリオを従えたビリー・ホリデー・オマージュ作品だったのか。未聴なのだが。

 

なんだかんだ言ってるけど、いわゆる美メロ(死語?)のトラックが多くて、これはこれでなかなか侮れません。

 

★★★☆

 

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José James の過去レヴューは ↓

While You Were Sleeping / José James

No Beginning No End + The Dreamer Club Night Mix / José James

Blackmagic / José James

JAZZ / CROSSOVER 区切り 23:57 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Rass! / Monty Alexander Featuring Ernest Ranglin

予想してたよりジャズ。続いては、ジャメーカ出身のピアニスト Monty Alexander が 1974 年に本国に戻っての録音作。

タイトル・クレジットのとおり、ギターに Ernest Ranglin が参加している。

なんでも、ドイツを本拠とする MPS なるジャズ・レーベルの作品をタワレコが復刻したシリーズの 1 枚ということらしく、当然タワレコ限定盤なのだろう。国内初 CD 化とのこと。

 

収録されているのは、Scratch の "Jungle Lion" でおなじみの "Love And Happiness" と "Let's Stay Together" の Al Green 作品と、"Sly Mongoose" 他のカリビアン・トラディショナル。

実は、数年前に、この 2 人+スラロビという構成のライヴを Cotton Club に観に行ったことがあって、そのときは Joe Gibbs の "Chapter 3" をやったりして、レゲエ色濃厚だったので、今作もそんなつもりで聴いていたのだが、ボトムにはカリビアンっぽい感触はあるものの、ウワモノ自体は想像以上にストレートなジャズだった。

まあ、スラロビとやってるわけじゃあないからなあ。

 

とは言うものの、これはこれで聴いていてかなり気持ちよく、全然アリなんだけどね。

今、調べてたら、この MPS 復刻シリーズで、Monty × Ranglin 作品がもう 1 枚リリースされているようだ。

そっちも聴いてみなきゃですね。

 

★★★★
 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 19:56 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Starcrost

銀河が流れてる?昨日の記事に「不得手な Jazz 系の流れのとりあえずの締めくくり」などと書いたのだが、1 枚忘れておりました。

Starcrost なるグループの 1975 年産の唯一のアルバムで、Creole Stream Music からの紙ジャケ仕様リイシューです。

 

この Creole Stream Music、とにかく超マニアックなリイシューを連発しておりまして、当ブログに登場したところでは、Jackie Mittoo の「Stepping Tiger」、「The Money Maker」、Beginning Of The End の 2nd、Spaceark、Jack Ashford あたりが同レーベルの仕業。

で、今作も ↑ の諸作に負けず劣らずのレア盤で、600$ ぐらいで取引されているものなのだとか。

 

内容的には、'75 年産にしては洗練された感じのジャズ・ファンクでして、M-1、M-3 あたりが DJ 御用達のトラックとのこと。

オリジナルは、テキサスの Fable なる小レーベルからのリリースらしいのだが、これまた突然変異みたいな感じでしょうかねえ。

 

それより、このジャケ画がスゴくないですか?

個人的にも、いくら超レア盤と謳われていても、このジャケ画じゃあなければ手を出さなかっただろう。

 

★★★★

 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 23:48 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Happy Anniversary, Charlie Brown!

Joe Cool↓ のナベサダ盤で音楽監督を務めていた Dave Grusin が設立した GRP Records から 1989 年にリリースされたオムニバス盤。

今作は、"Crossover & Fusion Collection 1000" シリーズではなく、ユニバーサルの "Fusion Best Collection 50" シリーズなる SHM-CD 仕様で税抜 1500 円というシリーズからの 1 枚ですね。

 

プロフィールをもう少し詳しく書いてみると、今作はジャケ画に描かれているスヌーピーが登場する "Peanuts" の 40 周年を記念して制作されたもので、Dave Grusin の他、Chick Corea、Dave Brubeck、Kenny G、Lee Ritenour、David Benoit など Jazz 系の人たちから、Patti Austin、B.B. King など非 Jazz 系の人たちまで、豪華ゲストが参加している。あ、Greg Phillinganes なる名前もありますねえ。

なんで、スヌーピーが Jazz? と思わなくもないのだが、なんでも、"Peanuts" の TV 版の Prod. が Jazz 愛好家で、Vince Guaraldi なるピアニストを起用していたのだとか。中では、M-1 がよく知られていますよねえ。この曲、"Linus & Lucy" というタイトルだったのか。

 

収録曲には、Grusin と Guaraldi の作曲クレジットが混在していて、元々 TV で使われていたものと書き下ろしが混じっているのだろう。Grusin 絡みのもの(特に M-3)は、↓ のナベサダ盤と非常に近しい感触ですね。まあ、当たり前か。

 

この盤、オリジナル・タイトルは ↑ にあるとおりなのだが、邦題は「ハッピー・アニヴァーサリー、チャーリー・ブラウン&スヌーピー!」となっている。

やっぱり、日本ではスヌーピーを戴かないと、商売にならないのだろう。と言うか、本国ではスヌーピーなしで成立するほど浸透しているのか、と逆に驚いた。

 

★★★☆

 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 23:43 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

How's Everything - Sadao Watanabe Live At Budokan

全部イケてる?日曜日の 24:00 から FM Tokyo で渡辺貞夫氏が Nightly Yours という番組をやっていて、入浴しながらよく聴いているのだが、昔は My Dear Life という番組名だったんじゃあないかなあ。学生の頃、勉強しながら聴いていたように記憶しているが、いずれにしても、相当長い間続いている(いや、ひょっとしたら、途中で途切れていたかも知れないが。)ものだ。

で、今日は、そんなナベサダ氏が、おそらく大衆的認知度がピークだったと思われる 1980 年の武道館でのコンサートのライヴ盤。昨日までと同じく、"Crossover & Fusion Collection 1000" シリーズからの 1 枚ですね。

 

今作、とにかくメンバーが豪華で、Richard Tee、Dave Grusin (key)、Eric Gale (g)、Anthony Jackson (b)、Steve Gadd (d)などの他、東京フィルハーモニック・オーケストラも加え、演奏陣は総勢 94 名に達していたのだとか。

ライナーによると、収録曲 11 曲のうち、M-5 "Nice Shot" とラス曲 "My Dear Life" 以外は書き下ろしとのこと。

あれ? その割りには、ほとんど聴いたことあるなあ。これも ↑ のラジオを聴いてたからかなあ。

 

内容的には、日本 Jazz 界としては画期的なライヴだったことでかなり気合いが入っていたのだろうか、相当に作り込まれていて、アドリブ感はほぼゼロ。

そういう意味では Jazz っぽくないような気もするのだが、そのあたりはスルーしておきましょう。

 

★★★★

 

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Crossover & Fusion Collection 1000 シリーズの過去レヴューは ↓

Susto / 菊地雅章

8:30 / Weather Report

Coming To You Live / Charles Earland

 

JAZZ / CROSSOVER 区切り 00:53 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

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