Nigeria Soul Power 70

Afro 系をもう 1 枚。

タイトルというより、→ のパッケージを見ていただければお分かりでしょうが、Fela とは違ってローカルに埋もれてしまってはいるのだが、Funk で Rock で Disco な 70s (一部 80s に食い込んじゃってるけど。) Nigeria のコンピレ盤。

これまた、このデザインでお分かりでしょうが、リリース元は Soul Jazz。

元々は、2017/4 の RSD に 7" × 5 の Box Set としてリリースされていたのだが、今般 4 曲を追加して CD 化された次第。

 

主役は、Box Set でも 2 枚、すなわち 4 曲でフィーチャーされていた Geraldo Pino。

個人的には、Box Set とほぼ同じころに P-Vine が紙ジャケ復刻した 2 枚を聴いちゃってるのだが、Fela を KO したという強烈な JB ファンクは健在。

Pino 以外では、The Wings なるバンドが 3 曲起用されている。元々は、BAF Wings と名乗っていたとのことで、BAF = Biafran Air Force、つまりはビアフラ内戦の軍隊バンドだったらしいのだが、ヘヴィーなロックサウンドが強烈だ。

 

全部は書ききれないのだけど、他にも強烈なサウンドが目白押しでございまして、これは超オススメですねー。

 

★★★★☆

 

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Geraldo Pino の過去レヴューは ↓

Afro Soco Soul Live + Let's Have A Party / Geraldo Pino & The Heartbeats
 

LATIN / AFRO 区切り 23:07 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Full Circle / Eddie Palmieri

このところ、Salsa なんて特に取り上げられることもなく、どんな新譜がリリースされているのかもよくわからなくって、せいぜいカルディで流れているのを聴くぐらい。

でも、昨年リリースされた Eddie Palmieri の今作が結構評判がよかったのを知って、とりあえず通販で発注してみた次第。

でも、なかなか入荷しなかったし、ご紹介のタイミングを失してしまったりして、ずいぶんと時間が経ってしまったのだが。

Eddie Palmieri は 1936 年 12 月生まれだと言うから、今作リリース時にはおそらく 81 歳。昨年は、この後もう 1 枚アルバムをリリースしていて、いやあ、お元気ですねえ。

 

で、今作は、ライナーによると、かつての彼の作品をビッグバンドでリメイクするというコンセプトのようだ。

ということで、何のヒネリもなくオーセンティックな Salsa が繰り広げられていて、70s あたりの Salsa 全盛期にタイムスリップしたかのようだ。

これは、オールドファンにはこたえられないのでは。

 

★★★☆

 

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Eddie Palmieri の過去レヴューは ↓

The Sun Of Latin Music + In Concert At The University Of Puerto Rico / Eddie Palmieri

Unfinished Masterpiece / Eddie Palmieri

Sentido / Eddie Palmieri

Harlem River Drive

Eddie Palmieri Salsa Orchestra @ Bluenote Tokyo
 

LATIN / AFRO 区切り 23:02 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

El Exigente / Orchestra Harlow

一昨日、昨日と Space-Age & Exotic Pop Music シリーズをご紹介してきた Oldays Records なのだが、ショップで眺めていると、↑ 以外にもかなり細分化したシリーズがいくつもあるようで、今日はその中の 60's NY Latin Soul Street なるシリーズ(って、細分化しすぎでは?)から、Larry Harlow 率いる Orchestra Harlow の 1967 年産 3rd アルバム。オリジナル・リリース元は、もちろん Fania。

 

Larry Harlow については、名前はもちろん知っていたのだが、これまでちゃんと聴いたことはなかったし、どんな人なのかも知らなかった。

ライナーによると、彼の母親はウクライナからの移民、父親はウィーンからの移民ということで、実はユダヤ系だったんですねえ。

そんな、プエルトリカンでもない彼が Fania の契約アーティスト第 1 弾だったというのが、なかなか面白いですねー。

 

さて、この Orchestra Harlow でフィーチャーされているのは、名歌手 Ismael Miranda。

もうそれだけでポイント高いです。

アナログ A 面にあたる前半はラテン色強め、B 面の後半はロック〜ポップ寄りという構成になっている。

M-2 のストレートなサルサはただカッコいいし、B 面には、ジャケ写のとおり、時期的にサイケロック・テイストの曲もあったりして。

 

ということで、予想していたより、かなり面白かったですかね。

このシリーズ、もっと聴いてみたくなったけど、他には何があるのだろう?

全然わからないんですけど。

 

★★★★

 

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Oldays Records の過去レヴューは ↓

Music Out Of The Moon - Perfume Set To Music - Music For Peace Of Mind / Dr. Samuel J. Hoffman

Taboo Vol.1 + Vol.2: The Exotic Sounds Of Arthur Lyman

Spike Jones In Hi-Fi

Comin' Through / The O'Jays

Breeze from The East / Cal Tjader

Candido Featuring Al Cohn
 

LATIN / AFRO 区切り 23:40 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Black Times / Seun Kuti & Egypt 80

合成する必要が?当ブログでも何回か書いたのだが、底なし沼にはまりそうで、これまで個人的に避けて通ってきたのが、↓ の Sun Ra、クラウトロック(Can)、そしてフェラ。

そのうち Sun Ra と Can は、リイシューや発掘などのタイミングでおそるおそる手を出したりしているのだが、フェラだけは、いまだにせいぜい子供たちの作品を物色しているに過ぎない。

 

ということで、今日のお題は末子 Seun の約 4 年ぶりの 4th アルバム。

1st が Martin Meissonier、2nd が Eno、3rd が Robert Glasper の制作なので、4th はどうなるのかと思っていたら、結局は 3rd と同じ Robert Glasper だった。

… と帯には書いてあったのだが、クレジットには賛辞のところにしか Robert Glasper という記載が見当たらなかったのだが…。

 

さて、内容の方は、前作のレヴューには「Hiphop 的なタイトなツクリ」と書いたのだが、今作は整理されているのだけれど、もっとストレートにアフロビート と申しましょうか。

でも、こう来るのなら、個人的にはもっとガツンと来てほしいかな。

… あ、2nd のレヴューにも同じことを書いたっけ?

 

タイトル曲には、Carlos Santana などという意表をついたゲストも。

 

★★★☆

 

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Fela & Seun Kuti 関連盤の過去レヴューは ↓

A Long Way To The Beginning / Seun Kuti & Egypt 80

Red Hot + Fela
From Africa With Fury : Rise / Seun Anikulapo-Kuti & Egypt 80
Fela In The House Of Shelter / Timmy Regisford
 

LATIN / AFRO 区切り 23:32 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

The Sun Of Latin Music + In Concert At The University Of Puerto Rico / Eddie Palmieri

以前、2 枚ほどご紹介した「エディ・パルミエリとサルサの名盤 1200」シリーズなのだが、全 10 タイトルのうち 4 セットが Eddie Palmieri 自身名義のアルバムで、残り 2 枚を通販の頭数合わせ要員として入手した次第。

 

微妙にサイケ調まずは、既にご紹介した「Sentido」と「Unfinished Masterpiece」の間、1974 産の「The Sun Of Latin Music」。

前後の 2 枚と違って、微妙にサイケ調と申しましょうか、とぼけた感のあるイラスト・ジャケ画が印象的ですね。

「Unfinished 〜」の記事にも書いたのだが、今作はグラミー Best Latin Recording の初代 Winner だったとのこと。

また、「Unfinished 〜」でもフィーチャーされているヴォーカリスト Lalo Rodriguez は、なんと 16 歳だったらしい。

あれ? 最近、同じようなことを書いたような記憶が。あ、Hugh Mundell か。

 

それはさておき、今作も、大層なイントロが付いた M-5 みたいなのもあるけれど、前後作に比べると、比較的ストレートなサルサという印象だったでしょうかねえ。

 

最強のダンス音楽そして、ご紹介済みの Coco 3 部作に先立ち、1971 年 8 月にレコーディングされた(リリースは 1973 年)プエルトリコ大学でのライヴ盤。

メインとなっているのは、Coco に先立つ Tico レーベルでの 1970 年前後の作品。

ゲストとして、兄の Charlie がオルガンを担当、ご本人はエレピを弾いていて、他の盤とは少々違う感触。

 

元々は、マイク 2 本だけで録音されたものらしく、音のクオリティとしては少々難ありなのだが、各曲 10 分前後にわたる長尺アレンジで、ライヴならではの熱いパフォーマンスを聴かせてくれる。

個人的には、サルサが最強のダンス音楽だという認識を新たにしたかな。

お約束のように、まるで Jazz なアブストラクト系も 1 曲収録されているけど。

 

今回も、どっちも

★★★☆

ぐらいかなあ。もうちょっとおまけしてもいいけど。

 

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Eddie Palmieri の過去レヴューは ↓

Unfinished Masterpiece / Eddie Palmieri

Sentido / Eddie Palmieri

Harlem River Drive

Eddie Palmieri Salsa Orchestra @ Bluenote Tokyo
 

LATIN / AFRO 区切り 23:08 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Unfinished Masterpiece / Eddie Palmieri

ありがちなタイトル続いては、Eddie Palmieri。

3 ヵ月ぐらい前にご紹介した「エディ・パルミエリとサルサの名盤 1200」シリーズの 1 枚で、こちらは 1975 年作品。

オリジナル・リリース元は、以前ご紹介した Mango が改名した Coco ですね。

 

その 1973 産「Sentido」では、強力ファンクを聴かせてもらえたのだが、今作はかなり芸術的あるいは前衛的と申しましょうか、アナログ B 面あたりはほとんどジャズ的な展開となっている。

ラス曲に至っては、以前当ブログでご紹介した「ロシュフォールの恋人たち」のサントラみたいだもんね。

なんでも、前作「The Sun Of Latin Music」と今作は、1976 年に授賞が開始されたグラミーの Best Latin Recording の初代・2代目 Winner となったとのことです。

 

ところで、今作のタイトル「未完の傑作」って、なんだかすごくありがちだなあと思わなくもないが、ライナーによると、本人は M-2 の出来が気に入らず、再録を主張して Prod. (兼レーベルのオーナー)と衝突してしまい、本当に未完のまま放置されていたのを Prod. が完成させてリリースに至ったのだとか。

まあ、そんなこんなで、今作が Coco でのラストアルバムとなった模様であります。

 

★★★☆

 

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Eddie Palmieri の過去レヴューは ↓

Sentido / Eddie Palmieri

Harlem River Drive

Eddie Palmieri Salsa Orchestra @ Bluenote Tokyo
 

LATIN / AFRO 区切り 01:10 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Mulatu Of Ethiopia / Mulatu Astatke

オレがエチオピアの Mulatu だ。今日は、レゲエとは縁の深いエチオピア関連を行っておきましょう。

いわゆるエチオ=ジャズの創始者 Mulatu Astatke の 1972 年作品で、帯のキャプションによると、初の正規リイシューとのことです。リイシュー元は Strut。

Mulatu Astatke と言えば、当ブログてきには、Jr. Gong & Nas のネタ元というのが最もわかりやすいでしょうか。

その他には、かつての「Inspiration Information」シリーズで、The Heliocentrics とコラボしていましたねえ。

 

エチオ=ジャズと言えば、なぜ灼熱のアフリカでこんなのが? と言いたくなるような日本の演歌と聴き紛うような哀愁のマイナーメロディーが特徴的。

今作でも、そのマイナーメロディーは縦横無尽に活躍しているのだが、それ以上に何と言ってもトラック自体が超ファンキーだ。

今作はオリジナル全 7 曲に加え、未発表のモノ・ミックスがフルアルバム分収録されていて、2 倍楽しめるという趣向になっておりまする。

 

ところで、帯裏にダウンロード・コードが記載されていて、セッション音源が聴けるらしいのだが、いくらやってもアクセスできないんだけど…。

誰かやり方を教えてくだされ。

 

★★★★☆

 

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Mulatu Astatke の過去レヴューは ↓

Inspiration Information / Mulatu Astatke + The Heliocentrics
 

LATIN / AFRO 区切り 01:02 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Sentido / Eddie Palmieri

カルディでサルサアフロ方面にシフトしてきたところで、今日はサルサ。

いや、当ブログのカテゴリ上、アフロとラテンがセットになってるからね。それに、ラテン系は滅多に登場しないから、チャンスを逃すと次にいつレヴューできるか、わからないし。

ところで、KALDI に行くと、いつもサルサが流れているのだが、あれは何故なのだろう。

 

それはさておき、今日の主役は Eddie Palmieri の 1973 年作品。

昨年冬ごろに「エディ・パルミエリとサルサの名盤 1200」と称し、税抜 1200 円でリリースされた 10 タイトルのうちの 1 枚で、たまたまショップ店頭で遭遇したもの。

オリジナル・リリース元は Mango なるレーベルなのだが、あのレゲエ・レーベルとは別物。後に Coco と改名したらしく、その Coco は、以前何枚かご紹介した "Funk Experience" シリーズの Nuyorican 編でフィーチャーされていましたね。

 

で、今作。

M-1 が哀愁味が効いたオーソドックスなサルサで、M-2 が歌モノ、いわゆるボレーロですね。

そんな感じが続くのかと思いきや、M-3 がかの Harlem River Drive ばりの強力ファンクで驚かされました。

これはさすがに KALDI じゃあ流れてなさそう。

ちなみに、M-4 は大層なイントロ付きのサルサ、ラス曲は再びボレーロでした。

 

★★★☆

 

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Eddie Palmieri の過去レヴューは ↓

Harlem River Drive

Eddie Palmieri Salsa Orchestra @ Bluenote Tokyo
 

LATIN / AFRO 区切り 22:36 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Afro Soco Soul Live + Let's Have A Party / Geraldo Pino & The Heartbeats

昨日、最近アフロ・ファンク系の発掘モノが目立つと書いたのだが、今日は久しぶりの Groove-Diggers シリーズ @ P-Vine から、シエラレオネ生まれの Geraldo Pino の 2 作品を。

この Pino 氏、帯のキャプションによると、60s に西アフリカに初めてソウル〜ファンクを持ち込んだ先駆者とのことで、フェラにも多大な影響を与えたらしい。

 

ヒドいイラストまずは、1972 年産の 1st アルバム。

いきなり、根本敬が描いたのかと言いたくなるようなジャケ画のインパクトがデカ過ぎる。

これだけで、もう買わなきゃダメと思わざるを得ません。

 

ライナーによると、ナイジェリアの EMI スタジオで四昼夜にわたり録音されたスタジオ・ライヴ盤とのこと。

好事家の間では 1000 ドル超で取引されている激レア盤とのこと。

それはさておき、JB ばりのファンク・グルーヴの上で、ペラペラのオルガンとギターが縦横無尽に暴れまくるという変態性の高いサウンドがスゴ過ぎる。

ショップで試聴していて、腰が抜けそうになったもんね。
 

こっちもヒドいそして、1974 年産の 2nd。

人間なのか、人形なのか、とにかくその画像がコラージュされたデザインは、ある意味 1st のイラストより怪しくって、1st を買ったのならこれも買わざるを得ないでしょう。

 

内容は、基本的には 1st と同じなのだが、オルガンのペラペラ感が若干薄めで、かわいい音色になっているので、一般的にはこちらの方が取りつきやすいのでは。

まあ、変態性を好む向きには 1st の方がオススメできそう。

 

ということで、採点としては個人的な変態性嗜好を反映して、

1st は ★★★★☆

2nd は ★★★★

ということになりますかねえ。

 

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Groove-Diggers シリーズの過去レヴューは ↓

1619 Bad Ass Band

Hang On In There / Mike James Kirkland

A Taste / Ricardo Marrero & The Group
Super Bad / The O'jays
Stone Free / Cecil Lyde
Headed In The Right Direction / Piranha
Come Into Knowledge / Ramp
The Greatest Love Story / Heaven Sent & Ecstasy
Anything You Want / John Valenti
Love Means Everything / Touch Of Class
L.A. Will Make You Pay $$$ / Burton Inc.
Soulful Proclamation / Messengers Incorporated
 

LATIN / AFRO 区切り 01:24 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Aleke / Aleke Kanonu

なんかヤバそう。最近は、ソウル〜ディスコ〜ファンクあたりの再発ネタが尽きてきたのか、アフロ・ファンク系の発掘モノが目立っているのだが、今日はそんな中から Aleke Kanonu (アレケ・カノーヌと読むらしい。)の 1980 年作品を。

いや、当ブログの流れとしては、JB からつながる形が収まりがいいのだが、単に ↓ の Timmy Thomas をレヴューするのを忘れていたんだよね。

 

それはさておき、このジャケ写もどことなくヤバそうな Kanonu 氏なのだが、バイオグラフィーもよくわからない(クレジットによると、パーカッショニストのようだが。)らしい。でも、このアルバムが発掘され、レアグルーヴ界隈ではトップクラスのレア盤として、高価で取引されているとのこと。

 

今作はオリジナル収録曲 4 曲に、1982 産シングル曲 2 曲をボートラとして追加した構成。

Discogs を見たところ、彼自身の名義でのリリースはこの 2 枚だけのようだ。

クレジットには見当たらないが、キャプションによると今作は NY 録音とのことで、なるほど、アフロ系にありがちな泥臭さが薄めなのだが、クールな感触の中でもクロくて熱いグルーヴが渦巻いているという不思議な仕上がり。

こんなのは狙って出来上がったものではなく、おそらくは奇跡的にこの配合になったのだろう。

 

今作のリイシュー元は PMG なるオーストリア(!?)のレーベルなのだが、ブックレット内のカタログを見たところ、アフロ系を中心に、他にも危険そうな物件をいっぱい復刻しているみたいですねー。

 

★★★★☆
 

LATIN / AFRO 区切り 00:49 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

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