Music Magazine 2019 年 10 月号

昨日、ショップを巡回していたら、Black Music コーナーに大量のインテリ音楽雑誌が並べられていた。

いや、表紙は竹内まりやじゃあないですか、この雑誌のメインターゲットと思われる中高年男性は喜ぶかも知れないが、ディスプレイされている場所がおかしくないですか?

 

と思っていたら、真相判明。

この雑誌、創刊 50 周年を迎えていたらしく、その記念として、いろんなジャンルのベストアルバムランキングを掲載しているようで、その最新号が R&B アルバム・ベスト 100 だった模様。

この企画、既に 9 回目なのだそうで、これまでに Rap/Hiphop、AOR、邦楽、Electronic Music などという括りでベスト 100 を掲載していたのだとか。

 

で、今回は R&B なのだが、Guy がデビューした 1988 年以降という縛りがあるようで、NJS 以降の新しめと申しましょうか、まあ、オールタイムにしちゃうと、みんな「What's Goin' On」だとか、Otis だとか、Curtis Mayfield とか、そのあたりの定番に逃げ込んじゃうもんね。

 

それで、結果なのだが、

Crazy Sexy Cool / TLC

Voodoo / D'Angelo

Baduizm / Erykah Badu

The Miseducation Of Lauryn Hill / Lauryn Hill

Brown Sugar / D'Angelo

が上位 5 枚。あれ? D'Angelo が 2 枚も。それに、自分で Guy がエポックメイキングだと認めているはずなのに、Guy はもっと下なのか。いや、別に Guy に肩入れしているわけじゃあないけど。

 

何と申しましょうか、結構フツーのランキングですよね。まあ、この雑誌のライターなんて、流行りモノ R&B なんて、一段下だと思っているヒトたちなんでしょ? (これは偏見?)

あまり期待しない方がよかったですかね。
 

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カニエ・ウェスト論

今日は、↓ の Madlib 記事にもちょこっと登場した Kanye West 関連の書籍をご紹介しておきましょう。

原題は Kanye West's My Beautiful Dark Twisted Fantasy。

つまりは、Kanye の 2010 年産傑作アルバムについて書かれたものなのだが、邦題の方が何となくしっくりくるので、この記事のタイトルも邦題の方で。

 

序盤に、この本は「33 1/3 シリーズ」だとする記載があって、何のことかと思って検索してみたら、2003 年に始まった個々の LP と言うかアルバムに関する書籍シリーズで、第 1 弾の Dusty Springfield 「Dusty In Memphis」以降、現在まで 139 冊が出版されている模様。

意外と多いなあ。当ブログでかつてご紹介した Beach Boys 「Pet Sounds」Nas 「Illmatic」も 33 1/3 シリーズだったようだ。なるほど、そういうことか。

誰もが知ってるアルバムより、obscure classics を取り上げる傾向があるようで、それはまあ、第 1 弾があれだもんね、分かります。

で、今作は 2014 年に刊行された第 97 弾ということのようだ。

因みに、番外編として 33 1/3 Japan と 33 1/3 Brazil というシリーズがあって、日本編は supercell 「supercell ft. 初音ミク」、菅野よう子「カウボーイビバップ(サントラ)」、そして Perfume 「Game」の 3 冊のようだ。

わぁー、やっぱり Perfume って、スゴいなあ。

 

著者は Kirk Walker Graves という人で、ざっと見てみたところ、なかなか小難しい文章を書くヒトのようだ。

ほら、輸入盤のライナーでも、見たことないようなワードをいっぱい使ってて、読んでも全く頭に入ってこないのってあるじゃあないですか。それと同じ類のような。

訳者もそのあたりを意識してか、長文の解説とカニエ年表が付録として付いている。

Kanye って、ゴシップニュースあたりまでフォローしないと全貌がわからないところがあって、こういう年表は役に立ちます。
 

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M 愛すべき人がいて

今日、タワレコ新宿店で巡回していたら、邦楽フロアの書籍コーナーに置いてありました。

何だか、手に取ることすら憚られるようなオーラを発しておりました。おそらく買わないでしょう。

でも、売れてるのかなあ。さっき、amazon を見たら 1 位になっていた。

曲がりなりにもレヴューするのが当ブログのポリシー(? そんなものあったのか。)なのに、読んでもいない本を取り上げていいのかと思わなくもないが、まあ、こんなこともあったと記録しておくのもいいかと。

 

さっき検索してみたら、彼女のアルバムを最後にレヴューしたのが約 7 年前。もうそんなになるのかー。

ところで、彼女、いま結婚してるんだっけ? してないんだっけ?

あ、してたら、こんな本出さないか。

 

浜崎あゆみ、松浦会長との交際告白 遠野なぎこ痛烈「ただの痛い人になってしまった」

遠野は書籍が発売されることに「誰が今更この方の過去の恋愛に興味があるのかなと」といきなり直球なコメント。

「10代の時にまだ彼女が歌でブレイクする前に、連ドラでずっとご一緒してたんですよ」とした上で、その後、歌姫に上り詰めていった姿に「スター街道にいってすごいなと思って見てた」という。

しかし、「最近はインスタとかツイッターとかでしか話題にならないでしょ。単純に話題作りなのかなと。周りの事とか自分の事も見えない、ただの痛い人になってしまったなっていう印象で残念だなと」と話した。

遠野なぎこにまで、こんなこと言われるなんて。えーと、ドラマは「未成年」のことですよね。

まあ、それにしても、本来の趣旨はわからないのだが、どうしてこんなにわかりやすく炎上する方向に行ってしまうのか。

 

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浜崎あゆみの過去レヴューは ↓

Party Queen / 浜崎あゆみ

FIVE / 浜崎あゆみ
ayu-mi-x 7 -Limited Complete Box Set- / 浜崎あゆみ
Love songs / 浜崎あゆみ
MOON / 浜崎あゆみ
NEXT LEVEL / 浜崎あゆみ
ayu-mi-x 6 -Gold- + -Silver- / 浜崎あゆみ
 

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クレイジー音楽大全

昨日 ↓ は、何とも中途半端な記事だったので、少々反省していたところ、あ、そうだ、ちょっと前にこんな本を買っていたのを思い出した。

サブタイトル「クレイジーキャッツ・サウンド・クロニクル」のとおり、彼らのレコード、映画などを年代順に紹介しているのだが、単なる資料的なディスコグラフィではなく、レコードデビューまでの結成秘話的なものに重点が置かれた構成となっている。

 

それは置いておいて、↓ の「〜スーパーデラックス」なのだが、↓ で書いたとおり、1986 年に結成 30 周年を記念して、アナログ盤「クレイジーキャッツ・デラックス」がオリジナル全 20 曲でリリース。当時、同タイトルのビデオ版もリリースされていて、そのパッケージは当時メジャーだった「明治ミルクチョコレート・デラックス」の包装をいただいた、正にデラックスなものだったようだ。

で、初 CD 化が 2000 年の「クレイジーキャッツ・スーパー デラックス」で、記憶が定かでないが、ヴァラエティ番組か何かで話題になった「ウンジャラゲ」を本編に追加。そして、Disc 2 に '86 年の「新五万節」とそのメイキング、「五万節」オリジナルヴァージョンを収録した 2CD 仕様だった。

CD 化まで結構時間が経過してるし、その間、1990 年には「スーダラ伝説」で紅白瞬間最高視聴率を記録したり、「クレイジーキャッツ・トラックス」と称するサントラ集が何セットかリリースされていたりしていたので、ひょっとすると、そのあたりと混同して記憶があいまいになっていたのかも。

それで、今回は ↑ の「スーパー」版に「新五万節」と「実年行進曲」の別ヴァージョンを追加したもの。

あー、やっと整理できた。

 

えーと、本日のお題は書籍の方でしたね。

冒頭から全編の 3 割程度を占める、音盤のジャケットや舞台・映画のポスター・プログラムなどを陳列するカラーページが圧巻で、これだけでも十分に価値があるよねー。

まあ、あくまでもマニアにとっては、でしょうが。
 

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Record Collectors 2018 Reggae Reissue Album Best 5

このところ、この時期は新春レゲエ祭りと称して、レゲエ盤のご紹介をしていることが多いのだが、今年は Soul 〜 R&B 系のレヴューがしばらく続きそうなので、レゲエと関係なく、サクっとやってしまいましょう。

レゲエ方面も、レヴューの順番待ちが結構溜まってきてるんだけどね。

今年の表紙は YMO ですかー。ここ数年は、何故かクリムゾンばっかりだったんだけどねえ。

 

で、ラインアップは、

Rockers From The Land Of Reggae / I Mo Jah & Words In Dub / Phillip Fullwood

Trouble / Tetrack

I'm In Love With A Dreadlocks: Brown Sugar And The Birth Of Lovers Rock 1977-80

The Harry J Sessions / G.T. Moore

Dub Planet Orbit 1 / Matumbi

 

残念なことに、昨今のレゲエ界リイシュー事情を鑑みるに、有力盤がひしめく状況には程遠く、必然的にこのあたりに収まるってことでしょう。

2 枚目のはノーマークだったけどね。Radiation Roots か…。最寄りの disnunion あたりでセールされてそうだなあ。

3 枚目と 5 枚目は、既にレヴューの順番待ちとなっているのだが、リンクを貼れるようになるまで、もうしばらくお待ちください。

 

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Record Collectors Reggae Reissue Album Best XX の過去レヴューは ↓

Record Collectors 2017 Reggae Reissue Album Best 5

Record Collectors 2016 Reggae Reissue Album Best 5

Record Collectors 2015 Reggae Reissue Album Best 5

Record Collectors 2014 Reggae Reissue Album Best 5
Record Collectors 2013 Reggae Reissue Album Best 5
Record Collectors 2012 Reggae Reissue Album Best 5
Record Collectors 2011 Reggae Reissue Album Best 5
Record Collectors 2010 Reggae Reissue Album Best 10
Record Collectors 2009 Reggae Reissue Album Best 10
 

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Record Collectors 2018 年 7 月号

あ、ダイアナ・ロスだ。今日、久しぶりにショップを巡回していて、この雑誌を見かけてビックリしました。

あのインテリ雑誌ファミリーがディスコなんて!

最も苦手で、バカにしていたジャンルのはずだが。

 

まだ、さらっと眺めてみただけなのだけど、まあ、案の定、記事自体は大したことないのだが、71 ページに及ぶ「ディスコ・アルバム選 1973-1982」がなかなかのものだ。

今回の Disco Fever シリーズをなぞっている程度かと思っていたのだが、これまでに何冊か買ったディスクガイド本でも見かけたことのないようなマイナー盤も掲載されていたりして、これはまた収集欲が高まりかねない。

 

ところで、この表紙、よく見たら、マイクを持って歌ってるのは Diana Ross ではないか。

なんでも Studio 54 で撮られたもののようだが、ひょっとすると Final Party なのかもね。
 

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Chasin' the 80s Classics

14 年も!バブル期ついでに、今日は書籍のご紹介。

紙媒体としては、今は亡き bmr で 1997 年から 2011 年の最終刊まで、なんと 14 年にわたる連載記事を単行本化したもの。

B5 版で 400 ページを上回る大容量ですよ。

 

なんで今ごろ? と思わなくもないが、昨今のブギー再評価の波に乗っての出版といったところなのかな。

シンガー or プレーヤーではなく、プロデューサー or クリエイターを切り口としたツクリになっておりまして、まあ、14 年も連載していたからには、Jam & Lewis、Nile Rodgers、Babyface、David Foster (!)あたりの大御所から、Larry Levan、Mel Cheren、Patrick Adams など、当ブログでおなじみの人たち、更には George Clinton、Bootsy、Junie など P-Funk 系まで、80s に活躍した面々が網羅されている。

 

1 記事あたり 10 枚以上、全部で 102 記事が収録されているので、1000 枚以上の盤が紹介されているわけで、そうなるとかなりマイナーなところにも踏み込まざるを得ないし、80s ということで 12" のウェイトが高めだったりするので、記事を読んで、聴きたいなあと思っても、入手困難でフラストレーションが高まったりするおそれはあるけれど、まあ、それも、のちのリイシューを待つ楽しみになるということにしておきましょうか。
 

BOOK / MAGAZINE 区切り 23:52 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Record Collectors 2017 Reggae Reissue Album Best 5

最近、このブログが調子悪いのか、自分の PC が調子悪いのか、とにかく書いている最中に記事が消滅することが頻発していて、先ほどもほぼ完成状態にあった記事が消えてしまった。腹が立ちます。

 

3 年連続ということで、またしても記事更新意欲が著しく低下している中、毎年のお約束となってしまったレココレ誌の年間レゲエ・リイシュー盤ベスト 5 を。

あ、今年も表紙が King Crimson ではないか。これで 3 年連続。こちらもお約束化しているのか。

 

で、ラインアップは、

Captain Ganja And The Space Patrol / Tradition

Heart Of The Congos (40th Anniversary Edition)

Gee Baby - No More Running / Al Campbell

Unite / Little John - Reggae Feelings / Anthony Johnson

Unreleased Early Recordings: Shuffle & Boogie 1960 / Rico Rodriguez & Friends

例によって、通販でオーダー中の盤があったりするので、後日レヴューした際に、リンクを貼ることにしましょう。

 

今回も Burning Sounds が 2 枚。特に 4 位のはノーマークだった。後で、ちょこっと調べてみるかな。

かつて、このランキングの常連だった Reggae Anthology シリーズはこのところご無沙汰(と思ったら、近々 Bobby Digital がリリースされるらしい。しかも 2 セット仕様で。)で、その代わりに VP がご執心の B&F 拡大リイシューからは Congos の 3CD セットがランクインしている。

いずれにせよ、今年は、再びベスト 10 に復帰できるほど、好企画が登場することを願います。

 

ところで、記事の半分以上がリイシュー盤ではないかと思うほど、懐古趣味の当ブログなのだが、レゲエ以外のジャンルでもほとんどカブっていないという状態。

自分の趣味がおかしいのか、聴く耳がないのか…。

あ、「歌謡曲/芸能」(そんなジャンル、あったっけ?)の 1 位は小泉先生の 35 周年記念 Box だったけどね。

 

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Record Collectors Reggae Reissue Album Best XX の過去レヴューは ↓

Record Collectors 2016 Reggae Reissue Album Best 5

Record Collectors 2015 Reggae Reissue Album Best 5

Record Collectors 2014 Reggae Reissue Album Best 5
Record Collectors 2013 Reggae Reissue Album Best 5
Record Collectors 2012 Reggae Reissue Album Best 5
Record Collectors 2011 Reggae Reissue Album Best 5
Record Collectors 2010 Reggae Reissue Album Best 10
Record Collectors 2009 Reggae Reissue Album Best 10
 

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Disc Collection: FUNK

先日、電車で隣に座っていたサラリーマン風のちょっとご年配のオジサマが熱心に読書をしていて、それがどこかで見たことある感じの本だったので、よく見てみたら、Rare Groove A to Z だった。しかも、結構読み込まれている風で。

いや、見た目は全くフツーのオジサマだったんだけどねー。

 

500 枚!ということで、今日はちょっと寄り道。

シンコー・ミュージックの音盤紹介本 Disc Collection シリーズの Funk 編。

このシリーズ、ご存知のように、いろいろと出版されていて、確か、当ブログでもジャパニーズ女性アイドル編をご紹介したはず。

 

内容としては、ファンク 3 巨頭(JB とその周辺、Sly + Bay Area Funk、P-Funk)と殿下+ミネアポリスから始まって、その後、時系列風に進行しながらも、OHIO 周辺、コズミック・ファンク(!)、果ては、トークボックス使いファンクなどという通好みの特集を散りばめる構成。

ファンクと言えば、避けて通ることができないエロジャケ特集もありますよー。

 

どうやら、このシリーズのお約束として、500 枚掲載することになっているようで、さすがにその枚数ともなると、結構知らない盤も多くって、まだまだ深掘りの余地はあると改めて認識した次第です。

と言っても、その大半が簡単に入手できそうにないような物件なのだが。

あ、今はそういうのは youtube あたりで探せば済む話か。
 

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Nas's Illmatic

スモール出版って?書籍ご紹介シリーズ第 4 弾は、Matthew Gasteier なるライターが Nas の「Illmatic」について語った 1 冊。

それにしても、この書籍ご紹介シリーズに登場した 4 冊全部、あまり売れそうにないのだが、よく出版できたものだ。

今日のを出版したのはスモール出版なる、初めて聞く出版社なのだが、こんなの出して大丈夫なのだろうか。

検索してみたところ、「今までありそうでなかった本」をテーマにしているようで、他にはボードゲームのガイドやら、パズルやゲーム本を多く出版しているようだ。音楽関係では、あの R&B 馬鹿リリック本(あ〜、あれね!)がこの出版社の仕業みたいだ。

 

さて、本日の主題、Nas の「Illmatic」は、↓ の The Rap Year Book では 1994 年のベストアルバムではなく、第 2 位とされていたのだが、Hiphop 界の最重要作の 1 つであるのは疑いのないところ。

とは言うものの、いつも書いてるように、英語力に問題のある自分のような者にとっては、いまひとつわかりにくい面があるので、こういう書物があると非常に役立ちますねえ。

でも、↓ の The Rap Year Book と違って、イラストも写真もなく文章のみという、ある意味ハードコアな仕様なので、ご注意を。
 

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