Again / Oneohtrix Point Never ☆
2020 年の「Magic 〜」から約 3 年ぶりの Oneohtrix Point Never こと Daniel Lopatin の新譜。
パッケージに釣られて買った 2018 年の「Age Of」以来、アルバムとしては 3 枚目の遭遇になるわけなのだが、まあ、最近は The Weeknd に絡んだりしているとは言え、個人的にはあまりにも難解過ぎる。
ということで、いきなり購入するのではなく、とりあえずはサブスクで、としてみたのだが、そもそもこんなのサブスクで聴いているヒトがいるのかなあ。
前作の「Magic 〜」は確かラジオを模したツクリになっていて、難解ながらも「あ、そうか」とわかったような気にならなくもなかったのだが、今作は、
ダニエル本人の言葉を借りれば、このアルバムは「観念的自伝」であり、メッセージであり、デジタル言語と音響的パラノイア、記憶されたものと忘れ去られたものの呪術的な逆流であり、そのすべてが OPN のトレードマークであるメロディックなタッチで表現されている。
とのことで、いやあ、キャプションからして難解なんですけど。
まあ、キャプションにあるとおり、メロディーの美しさはいつもどおりで。と言うか、トラック自体もいつもどおりと申しましょうか、サブスクで聴いてるようなライトなリスナーには区別がつけられないです…。
★★★★
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Oneohtrix Point Never の過去レヴューは ↓
Love In The Time Of Lexapro / Oneohtrix Point Never
Age Of / Oneohtrix Point Never