Dance Party Album / Z-Factor featuring Jesse Saunders

まずは、キャプションをパクってみると、

4 月 24 日に刊行される『ハウス・ミュージック ― その真実の物語』と共に初期シカゴ・ハウスの 1 ページが蘇る!

シカゴ・ハウスのオリジネーター、ジェシー・サンダースと、名門レーベル Trax Records にも作品を残すヴィンス・ローレンスによるプロジェクト、Z・ファクターが、アナログ盤のみで 1984 年に 500 枚プレスでリリースした名盤『Dance Party Album』が 35 年の時を経て遂に CD 化が決定! 808 によるエレクトロなリズムトラック〜イタロ・ディスコ/ニュー・ウェイヴなシンセ、303 を巧みに操ったベースラインなど、様々なジャンルの音楽からの影響を感じさせつつも、そのどれとも違う”オリジナル”なもの作り出した〜シカゴ・ハウス誕生前夜の記録が記された 1 枚であり、世界中で愛され続けるダンス・ミュージックの原点、そして魅力が詰まった歴史的名盤だ!

とのことです。補足すると、『ハウス・ミュージック 〜』は Jesse Saunders の自伝です。読んでないけど。

因みに、Jesse が 1984/1 にリリースした 12" "On & On" が世界初のハウスの商品化、そして今作は世界初のハウス・アルバムだとのことです。まあ、ダブの起源と同じように、「世界初」を名乗るものがいくつかありそうだけど。

 

聴いてみたところ、確かにハウスなのだが、ラップだったり、フリースタイルだったり、いろいろと混じりあっている感じで、初期ハウスとその前身との間のミッシングリンク的な印象。

あちらこちらで、ニューウェイヴ的な色彩が強めに出ているのも興味深いかも。

 

★★★☆
 

HOUSE 区切り 23:29 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Club Shelter 7 A.M. / Timmy Regisford

Timmy Regisford の 3 年ぶりの 9 枚目。

自分としては珍しく、飽きもせずに彼のアルバムは一応ちゃんと聴いていて、当ブログでも全てをご紹介しておりまする。

 

で、彼のアルバムでは、毎回、何かしらテーマが設定されているのだが、今回はタイトルのとおり、彼が主宰するパーティーの朝 7 時から終焉を迎える正午あたりまでのムードを再現しているのだということらしい。

ということで、基本的には、いつもの Timmy Regisford ワールドが展開されているのだが、グルーヴ重視と申しましょうか、ソロパートをフィーチャーしたインストの比重が高い印象ですかね。

まるで、Tom Moulton の Remix のような。

 

まあ、彼のように、一定のクオリティを保ちつつ、ほぼ定期的にアルバムを(しかもフィジカル盤で)届けてくれるハウス・クリエイターは他には見当たらないので、これからも新作がリリースされたら、聴いていくことになるのかなあ。

 

★★★★

 

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Timmy Regisford の過去レヴューは ↓

Branded Shelter / Timmy Regisford

Umoya / Timmy Regisford
Covers / Timmy Regisford
Fela In The House Of Shelter / Timmy Regisford
Heartbeat Presents Mixed By Timmy Regisford × AIR
At The Club / Timmy Regisford
Sun Over Water / Timmy Regisford
Places And Spaces In Time / Timmy Regisford
Africa Calling / Timmy Regisford
NYC Club Shelter mixed by Timmy Regisford
 

HOUSE 区切り 23:39 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Cerebral Hemispheres / Mr. Fingers

大脳半球Mr. Fingers こと Larry Heard の最新アルバム 2CD セット。

Larry Heard と言えば、昨年にキャリア初のオフィシャル Mix-CD をご紹介したのだが、オリジナル盤は、Mr. Fingers 名義では 1994 年の「Back To Love」以来 24 年ぶり、Larry Heard 名義を含めても 15 年ぶりのリリースになるのだとか。

 

Paul St. Hilaire や Nicole Wray などをゲストに迎えたヴォーカルトラックも気になるが、基本的には彼ならではの静謐かつオーガニックな仕上がりで、まるで時が止まっているかのようだ。

えーと、これ以上、書くべきことがありましょうか。

 

★★★★

 

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Larry Heard の過去レヴューは ↓

Rebirth 10: Compiled and mixed by Larry Heard Aka Mr. Fingers

Another Side / Fingers Inc.

Ammnesia / Mr. Fingers
Sceneries Not Songs Volume 2 / Larry Heard
Sceneries Not Songs, Volume One / Larry Heard
 

HOUSE 区切り 23:30 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Elektrik Africa / The Bayara Citizens

想像どおりの続いては、Joe Claussell の変名ユニット Bayara Citizens 名義での 1st アルバム。

この名義では、2005 年の Mental Remedy (これも彼の別名ユニット)とのスプリットシングル以来、数枚のシングルをリリースしているのだが、アルバムは今作が 1st となる。

と言うと、4 ヵ月ぐらい前にレヴューした Mental Remedy と同じ境遇(?)なのだが、Mental 〜 はある日本人アーティストとの交流から生まれたというコンセプトアルバム的なものだったのに対して、今作は ↑ の 2005 年盤を始めとして、過去のシングル作品も収録された総括編的なアルバムになっているところがちょっと違う。

 

ということで、内容的には、Joe Claussell というネーム、アルバムタイトル、パッケージデザイン等から想像したとおりのアフロ・スピリチュアル・ハウスとなっている。

 

いや、もう、あまりにも想像どおりなので、他に書くことがないくらいだ。悪しからず。

 

★★★★

 

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Joe Claussell の過去レヴューは ↓

The Unofficial Edits & Overdubs Vol.2 Special Advanced Edition / Joaquin Joe Claussell

A Journey To Noi / Mental Remedy

Joaquin Joe Claussell Presents Thank You Universe

Unofficial Edits, Overdubs & Unreleased Remixes Sampler 1+2 / Joaquin Joe Claussell

The Djoon Experience / Black Coffee & Joaquin "Joe" Claussell
The Unofficial Edits & Overdubs Vol.1 / Joaquin Joe Claussell
The Unofficial Edits And Overdubs Of Joaquin Joe Claussell Special Advanced Edition
Body & Soul 15 Years Mixed by François K, Joaquin "Joe" Claussell, Danny Krivit
Hammock House - Africa Caribe
1988-1993 / Instant House
Joaquin Joe Claussell Presents The World Of Sacred Rhythm Music Part One
 

HOUSE 区切り 23:10 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Graceland The Remixes / Paul Simon

あ、エルヴィスの家のことだったのね。ショップで見かけて、「えっ!なんで今ごろ?」と思った Paul Simon の 1986 年作品のまるごと Remix 盤。

だって、30 年以上昔のアルバムでしょ。しかも、Remixer 陣が Joris Voorn とか、Gui Boratto とか、Photek とか、Groove Armada とか、尋常じゃあない。

 

オリジナルは、名盤の誉れ高い、南アフリカのミュージシャンとのコラボ盤。

とは言え、これまた例によって、オリジナルを聴いたことないんだよね。

いや、Paul Simon って、いち早く Reggae に目を付けたと思ったら、そこに固執することもなく、あっさりとゴスペル方面に行ってみたりするヒトなんだなーという印象だったので、どうせまたつまみ食いしてるだけだろうと思ってたんだよね。

そしたら、意外と評判よくって、グラミーまで獲っちゃった。

自分には、そんなにこだわりはなかったのだが、かつてはワールドミュージック至上主義の方々が、今オリジナル盤や「Remain In Light」などを白人による搾取だというような論調があって、それでオリジナルの評価が高まるにつれて、何となくビミョーな雰囲気になっていたような…。

 

えーと、それで、今作については、元々アフロなので、ハウス系との親和性は高いです。

いや、アフロなので、もっとオーガニックなスピリチュアルっぽい仕上がりなのかなあと予想していたのだが、実際はテック系寄りでしたね。

あ、EDM っぽいトラックもあったりして。

 

★★★★

 

HOUSE 区切り 23:38 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

A Journey To Noi / Mental Remedy

精神療法Joaquin Joe Claussell 率いるバンド Mental Remedy の 1st アルバム。

この名義では、Sacred Rhythm のコンピレに何回か登場していましたね。満を持してのアルバムデビューといった感じでしょうか。

 

と言いつつも、何か様子が違う。

えーと、なんでも 20 年前に渡米したナオヨ・テラダなる日本人アーティストと Joe Claussell との交流から生まれたものとのことで、Joe Claussell 本人によると「Mental Remedy を主宰する Joaquin Joe Claussell によるプロデュースだけれど、Mental Remedy からのリリースではないと認識して欲しいんだ」とのことらしい。

わかったような、わからないような。

 

基本的には、Mental Remedy 名義作品に共通のエレガントでオーガニックなハウスなのだが、日本琴がフィーチャーされていたりするところが、日本風なところか。

と思ったら、琴を演奏しているのは Yumi Kurosawa とクレジットされていて、えっ? てっきりナオヨさんが弾いているのだと思ってた。

それどころか、ナオヨさんは Exec. Prod. としてクレジットされているだけで、じゃあ、いったい何をしているアーティストなのだろう?

検索してみても、全然引っ掛からないし。

 

★★★☆

 

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Joe Claussell の過去レヴューは ↓

Joaquin Joe Claussell Presents Thank You Universe

Unofficial Edits, Overdubs & Unreleased Remixes Sampler 1+2 / Joaquin Joe Claussell

The Djoon Experience / Black Coffee & Joaquin "Joe" Claussell
The Unofficial Edits & Overdubs Vol.1 / Joaquin Joe Claussell
The Unofficial Edits And Overdubs Of Joaquin Joe Claussell Special Advanced Edition
Body & Soul 15 Years Mixed by François K, Joaquin "Joe" Claussell, Danny Krivit
Hammock House - Africa Caribe
1988-1993 / Instant House
Joaquin Joe Claussell Presents The World Of Sacred Rhythm Music Part One
 

HOUSE 区切り 23:20 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Running Back Mastermix by Tony Humphries

還暦ですか。本日も大御所。Tony Humphries による独 Running Back 音源の Mix 盤です。

何でも、同レーベルの 15 周年記念のアニヴァーサリー・リリースなのだとか。

彼も、超ご無沙汰してたのかと思いきや、昨年、West End の Mastermix 盤をご紹介していましたねえ。あ、コロっと忘れていた。

 

ライナーによると、Tony Humphries は 1957 年の Brooklyn 生まれ。

ということは、今年 60 歳、もう還暦じゃあないですか。

 

そんな彼が、Todd Terje、Tiger & Woods (それにしても、何というネーミングだ…。)などの今が旬のアーティストを多数擁する、しかも欧州のレーベルを Mastermix するというのも、なかなか面白いですねえ。

 

と、あっさりまとめてしまったので、他に書くことがなくなってしまったではないか。

いや、申し訳ない。

 

★★★☆

 

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Tony Humphries の過去レヴューは ↓

West End Master Mix 2015 / Tony Humphries
 

HOUSE 区切り 23:33 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Music Of Many Colours / Dazzle Drums

夫婦善哉Nagi と Kei Sugano の夫婦 DJ ユニット Dazzle Drums の Mix + Unmix コンピレ 2CD セット。

などとエラそうに語っているのだが、彼らの存在を知ったのは今作をショップで見かけたから。

で、「夫婦」というワードになんとなく興味がわいて入手に至った次第。

まあ、ボケたりツっこんだりはしてなさそうだけど。

 

で、構成としては、全 10 トラックのコンピレと、それに彼ら自身の 5 トラックを加えた全 15 トラックの Mix の 2CD となっている。

それで、Mix の方なのだが、ディープ・ハウス系に始まり、アフロに流れていくところは、ストレートに硬派なハウス・ミックスを久々に聴いたなあ、という印象だったのだけれど、終盤に歌モノが登場するあたりでは、そんなに律儀にアゲてくれなくても…、と思わなくもなかったかなあ。

 

ところで、Mix の M-9 があまりにもストレートなラテン(タイトルも "Celia Y Tito"!)だったので、なんでこんなのが紛れ込んでいるのだろう? と思っていたら、なんとこの曲、イタリア産だったようですね。

なんとまあ、器用な。

 

★★★☆
 

HOUSE 区切り 23:15 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Local Talk: 5 1/2 Years Later

これをサンプリングと言うのか? 続いては、スウェーデンの Mad Mats と Tooli という 2 人が主宰するハウス・レーベル Local Talk の設立 5.5 年を記念したコンピレ盤。

いやあ、5.5 年って …。なんだか半端な区切りですねえ。

 

えーと、このようにレーベル名も主宰者もよく知らないのに、なんで入手に至ったかと申しますと、これは偏にこのジャケ画によるものに他なりません。

そうです。あの Blaze の傑作「25 Years Later」(しかも、あの Motown からのリリース!)へのオマージュなんですねー。

帯のキャプションによると、

アートワークには昨年から Local Talk のデザインも務めるスロバキアのデザイナー Michal Rafaj による、Blaze の名盤 “25 Years Later” を大胆にサンプリングしたカヴァー

ということなのだが、こういうのもサンプリングと呼ぶのかねえ。

 

ライナーの書きぶりから言うと、収録されているのは、そこそこ知られているメンツのようなのだが、ハウスシーンをフォローしているわけでもない自分としては、知っているのは DJ Spinna ぐらい。

という、いわゆるジャケ買いらしき心許なさなのだが、最近はこうしたハウス系のコンピレを聴くことも少なくなってきていたので、楽しく聴かせていただきました。

 

採点は、ジャケ写のおかげで、★× 0.5 増しという感じでしょうか。

 

★★★★
 

HOUSE 区切り 23:17 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

All Q'd Up / John Morales

昨日はグラミーをちょこっと観ておりました。

ATCQ まで観て、お風呂に入って寝たのだが、その後に Chance The Rapper が出てたんだね。ちぇっ、見逃したか。

それにしても、Chance The Rapper にせよ、Kanye にせよ、もうフィジカル・リリースにこだわっていないんですね。

なんだか、基本的には、フィジカル CD を取り上げている当ブログの存在意義(そんなものあるのか?)が危ぶまれるような。

と言いつつも、Apple Music に近寄りもしていないのだが。

 

現役です。で、今日は、あの John Morales による、DJ Spen 主宰の Quantize 音源の Remix コンピレ。

Mix と Unmix の 2CD 仕様です。

 

Quantize と言えば、以前、Danny Krivit による Mix 盤をご紹介しましたよね。

Krivit 盤は、彼による Edit も収録されていたけど、基本的にはありネタの Mix だった。

しかし、今回は全編 John Morales の M+M 印 Remix で構成されております。

 

そして、中味は All 歌物ハウス。

… なのだが、あくまでも歌が主役であって、ハウス感はやや低めかなあ。

実は、この盤、ショップではクラブ系ではなく、R&B 系のディスプレイに並べられていたのだが、あながち間違いでもなさそう。

 

★★★☆

 

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John Morales の過去レヴューは ↓

John Morales Presents Club Motown

The M+M Mixes Volume 3 / John Morales
The M+M Mixes Volume 2 / John Morales
The M&M Mixes / John Morales
 

HOUSE 区切り 23:46 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

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