Love Power Peace / James Brown

Bootsy は 10 代。2 ヵ月ぐらい前に、「JB Still Alive ステージ命!」なる紙ジャケ・SHM-CD 仕様のシリーズの Apollo ライヴ第 4 弾をご紹介した際に、Bootsy (まだ 10 代だった!)+ Catfish 兄弟を擁する Original J.B.'s とのパリ Olympia ライヴの完全版について書いたのだが、やっぱり買ってしまった。

ところで、今作には輸入盤の外装パックに貼られているようなシールが 2 枚付いているのだが、さすがに日本らしい細かい仕事ですねえ。

 

で、今作の由来なのだが、元々アナログ LP 3 枚組として録音されて、若干尺が足りなかったところをスタジオ録音で埋めたりして、ほぼ出来上がっていたのだが、そうこうしているうちに Bootsy たちが辞めてしまったので、お蔵入りしていたのだとか。

で、1992 年にみなさまご存知の CD 1 枚モノの編集版がリリースされて、その後 2014 年にオリジナル仕様で JB Mix 完全版がリリース。今作はその世界初の CD 化とのこと。

 

今回追加されたのは、前半の Bobby Byrd パートや Vicki Anderson パートなどで、後半の狂乱パートは '92 年版でもほぼ収録されていたようだ。

なので、まあ、どちらかと言えば、ユルいところが増殖した感はあるけど、Original J.B.'s 唯一の歴史的記録であるからして、手放しで喜ばなければバチが当たるというもの。

 

★★★★☆

 

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JB 関連の過去レヴューは ↓

Get Down With James Brown: Live At The Apollo Vol.IV

Groove Machine / The J.B.'s

Get Up Offa That Thing + Bodyheat / James Brown

Get On Up (Movie)
The Lost Album featuring Watermelon Man / The JB's & Fred Wesley
The Complete Christmas / James Brown
 

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Soul On Your Side / Rhythm Makers

VIGOR!De-Lite Original Master Collection 第 2 期の 2 枚目は、傘下の Vigor レーベル(…って、さりげなくスゴいネーミングじゃあないですか?)から 1976 年にリリースされた Rhythm Makers 唯一のアルバム。

 

ショップで見かけたときには、何の予備知識もなかったのだが、キャプションには、後にメンバーチェンジして、GQ と改名して "Disco Night" のヒットを飛ばした、と記されていて、まあ、そんな感じのグループかと思っていた。

で、たまたま今作が試聴機に入っていたので聴いてみたら、いきなり M-1 のヘヴィー・ファンクぶりに衝撃を受けて、そのままレジに持って行ったという次第。

後で知ったのだが、この M-1 とコズミックな M-4 がロフト・クラシックとして知られているようで、そう言われてみれば、この 2 曲のカッコよさが突出していますねえ。

あと、同趣向の M-8 もなかなかです。

こんなのが世界初 CD 化なんて、まだまだ発掘すべきものがたくさんあるってことでしょうかねえ。

 

おまけに、ボートラとして、彼らの Vigor でのシングル・オンリー曲や未発表 3 曲など、全部で 10 曲が収録されていて、Vigor 時代の全トラックがカヴァーされているという親切設計。

ボートラでは、M-4 の c/w 曲という M-12 がいい感じでしょうか。

あ、M-1 の 12" ヴァージョンも収録されていますよー。

 

★★★★☆

 

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De-Lite Original Master Collection の過去レヴューは ↓

Dazzle

Think Positive! + Struck Gold / Crown Heights Affair

Dance Lady Dance + Sure Shot / Crown Heights Affair

Dream World / Crown Heights Affair

Do It Your Way / Crown Heights Affair

Dreaming A Dream / The Crown Heights Affair
 

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Fruit / The Fruit Band

宇宙人だったのか!レア物ファンクが続きます。

今日登場するのは、1978 年に唯一リリースされたシングル盤が最近発掘された The Fruit Band なるグループが本拠地だった Jacksonville の Cypress Studio に残していたフルアルバム録音を Athens Of The North が探し出してきたものなのだとか。

Athens Of The North と言えば、半年ぐらい前にご紹介した Rasputin's Stash の「盗まれていた」 3rd アルバムを発掘していたのだが、とんでもないものを見つけてくるものですねー。

 

で、今作は '78 年シングルの 2 曲に 8 曲を追加した全 10 曲構成。と言っても、デモ録音 2 曲を含んではいるのだが。

discogs で見たところ、'78 年シングルの A 面だった M-2 の収録時間がオリジナルとは違っているので、微妙にロング・ヴァージョン化しているのかも。

↑ に書いたようなバックグラウンドから想像していたのは、田舎のゴリゴリのファンクバンドだったのだが、聴いてみたら、意外と整理されていると言うか、スマートなファンク〜ディスコバンドという感触だったかなあ。

 

ところどころにスペーシーなエフェクトがかけられていて、時代的なものかと思っていたら、インナーに "Attention Earthlings... We Are From The Planet Fruition" などと記されていて、意外と本気に宇宙モードだったのかも。

 

★★★★
 

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Open Soul / Tomorrow's People

腕ブラ再び Groove-Diggers シリーズ @ P-Vine から、1976 年産 Tomorrow's People の唯一のアルバムを。

いやあ、この逞しいお姐さんの腕ブラ(?)姿、思わずジャケ買いせざるを得ないでしょう。

 

それはさておき、ライナーによると、この Tomorrow's People は Chicago 出身の Burton 4 兄弟+ 2 名の 6 人編成とのこと。

全 6 曲収録なのだが、オリジナル・アナログでは A 面に 5 曲、B 面がタイトル曲 1 曲のみという構成で、20 分超のタイトル曲は Sadar Bahar が 10 年間探し求め、今でもへヴィー・プレイしているのだとか。

他には、M-5 の Edit 版が Al Kent の「Disco Love」シリーズ第 1 弾で使われているようなのだが、残念ながら全く記憶にないなあ。

 

聴いてみたところ、アナログ A 面では、イキのいいファンク M-3 が目立つが、他はフツーのファンク〜ソウル・グループのような気がしなくもない。甘茶系も 2 曲ほどあるし。

で、問題のタイトル曲は、序盤と終盤に Pink Floyd かと思わせるようなプログレっぽいパーツ(「狂気」に似たような曲があったような…。)があったりするけれど、基本的には同じグルーヴが延々と反復される構成で、ミニマル的高揚を呼ぶツクリとも言えるかなあ。

なかなか不思議な感触の 1 枚ではありますね。

 

★★★★

 

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Groove-Diggers シリーズの過去レヴューは ↓

Afro Soco Soul Live + Let's Have A Party / Geraldo Pino & The Heartbeats

1619 Bad Ass Band

Hang On In There / Mike James Kirkland

A Taste / Ricardo Marrero & The Group
Super Bad / The O'jays
Stone Free / Cecil Lyde
Headed In The Right Direction / Piranha
Come Into Knowledge / Ramp
The Greatest Love Story / Heaven Sent & Ecstasy
Anything You Want / John Valenti
Love Means Everything / Touch Of Class
L.A. Will Make You Pay $$$ / Burton Inc.
Soulful Proclamation / Messengers Incorporated
 

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Afro Funk Explosion! / The Lafayette Afro Rock Band vs. Ice

合成されました。さて、サルサから、あっさりとアフロ・ファンク方面に戻りましょう。

と言っても、バンド名はそうなのだが、実際には純粋なアフロではないんだよねー。

 

まずは彼らのプロフィールから。… って、自分もライナー読むまでほとんど知らなかったのだけれど。

元々は、米国で Bobby Boyd Congress として結成されたのだが、本国での Funk 業界は過当競争で出世するのは難しいと思った彼らはパリに移住。

と思ったら、当のヴォーカリスト Bobby Boyd はすぐに本国に戻ってしまったのだとか。

で、彼らは Ice と改名して活動していたのだが、同時に The Lafayette Afro Rock Band とも名乗っていて、今作は Pierre Jaubert 制作の下、両名義での作品をそれぞれ 1 枚にコンピレした 2CD セット。

実は、その後、更に Crispy & Co. とも名乗っており、同名義のレコーディングも収録されている。

因みに、彼らの作品の "Can't You Feel It?" のヴォーカルを Chantal Curtis に差し替えたものが、後に West End から Michel 名義でリリースされているとのこと。

 

で、リアルタイムでは全く無名だった彼らなのだが、サンプルねたとして多数取り上げられたことによって知られることに。

今作でもいきなり M-1 に登場する "Darkest Light" が PE "Show 'Em Whacha Got" ネタとして有名ですよねー。

聴いてみたところ、The Lafayette 〜 はインスト中心の硬派ファンク、Ice はヴォーカルをフィーチャーした Pop で短めのトラック(「枯葉」ディスコ版みたいなのも演ってるし。)多し、といった感じでしょうか。P-Funk でのファンカとパーラみたいな。まあ、こじつけだけど。

 

中味が充実している割りには、安っぽいジャケ写のような気もするが、こちらの女性 2 名は The Lafayette 〜 名義のアルバム「Soul Makossa」と「Malik」にそれぞれ登場していた女性を合成したもののようだ。

あ、そうでしたか。

 

★★★★
 

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Get Down With James Brown: Live At The Apollo Vol.IV

ご本人は控えめ昨日は、少々長めのタイトルを 2 枚ご紹介した結果、記事のタイトルがめちゃめちゃ長くなってしまいましたねえ。

それはさておき、今日は JB。

昨年秋ごろに没後 10 年を記念して、「JB Still Alive ステージ命!」(なんだかスゴいタイトルだなあ。)と称するシリーズ名の下、ライヴ・アルバムが 9 作、紙ジャケ・SHM-CD 仕様でリリースされていて、その中の 1 枚。

実は、Apollo でのライヴは、1962 年録音の 1st、'67 年録音の II、そして '71 年録音の「Revolution Of The Mind」こと III までは知っていたのだが、IV が存在しているのは知らなかった。

ライナーによると、'72 年 9 月に録音されて、IV として発売されることになっていたのだが、お蔵入りしてしまったもので、2014 年にデジタル・リリースされ、昨年の Record Store Day でアナログ化されたものの、世界初 CD 化なのだとか。

 

で、今作、実は御大の登場は控えめで、彼自身の名義となっているのは "There It Is" とオルガン演奏がメインの "Never Can Say Goodbye" のカヴァーの 2 曲だけ。

その代わりにフィーチャーされているのは、The J.B.'s、Lyn Collins、Bobby Byrd で、要するに JB Revue の JB 以外のパートを記録したものということ。

なので、ある意味、マニア向けと言うか、JB 目当ての方にはオススメしにくいですかね。

 

ところで、こういう国内企画盤って、仕事は細かいのだが、お値段的には少々お高いんですよねー。

この「〜ステージ命!」シリーズで、パリ・オリンピア完全版もリリースされているのだが、2CD セットで値も張ります。

うーん、どうしようかなあ。

 

★★★★

 

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JB 関連の過去レヴューは ↓

Groove Machine / The J.B.'s

Get Up Offa That Thing + Bodyheat / James Brown

Get On Up (Movie)
The Lost Album featuring Watermelon Man / The JB's & Fred Wesley
The Complete Christmas / James Brown
 

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Caring / Rosie Gaines

まだ現役です。bbr に続いては、Vinyl Masterpiece からのリイシュー盤。

Rosie Gaines の 1985 年産 1st アルバムですねえ。

ライナーによると、彼女は Pittsburgh 生まれ。10 人兄弟の末っ子で、最初は Unity なるファミリーバンドでオルガンを弾いていたそうな。

それで、そうこうしているうちに、Epic と契約して、今作をリリースしたのだとか。

 

その後、彼女は Prince に見出され、The New Power Generation のキーボード担当兼バックシンガーとなり、「Graffiti Bridge」と「Diamonds And Pearls」に参加した後、再びソロ活動に入り、まだ現役で活動しているようだ。

 

さて、今作自体は、80s 仕様のライトでポップなエレクトロ・ファンクといったところでしょうか。

M-8 が殿下風なのが、後の展開を思うと、面白いですねえ。

 

★★★☆

 

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Vinyl Masterpiece の過去レヴューは ↓

Rainbow Team

Try It Out / Klique
Point Of Pleasure / Xavier
Reaching For The World / Harold Melvin & The Blue Notes
Portrait / Gwen Guthrie
Gwen Guthrie
 

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Disco-Funk

ボヤけ過ぎだ。Play Back Records からもう 1 枚。

なんでも、ショップのキャプションでは激レア盤のリイシューとのことだったし、何より、この怪しげな(ちょっとボヤけ過ぎだが。)ジャケ写が気になって、即買いした次第。

 

で、その正体は、1975 年に RCA からリリースされていたコンピレ盤で、今般、ボートラ 7 曲を追加した全 18 曲仕様でリイシューされたもののようだ。

ジャケ写の上の方に "Sunbar Productions, Inc. Presents" と記されているのだが、検索してみたところ、この Sunbar 〜 は、Vicki Sue Robinson の "Turn The Beat Around" やら、Evelyn Champagne King の "Shame" などをリリースしていたレーベルみたいですね。

 

それはさておき、1975 年と言えば、ディスコ初期。

なので、Disco 仕様にされた Funk ではなく、元々 Funk なのだが結果的に Disco でウケたものがメインという感じなのかなあ。

まあ、絵に描いたようなディスコ系も数曲あるけれど。

ということで、Funk とは言え、ドロドロ感はなく、さっぱりめのトラックが集められている。

ネームに注目すると、Con-Funk-Shun や The Gap Band の初期ナンバーが収録されているのが目立つところ。

初めて見かけるネームでは、M-4 Lillian Hale とか M-8 The Third Time Around あたりが気になったかなあ。

 

全 18 曲で、トータル 65 分程度。ということで、短めのトラックが多めで、サクサクっと聴けるところが気持ちいいですねー。

 

★★★★
 

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Motor City Booty / Amp Fiddler

祝初登場P-Funk ネタが登場したところで、本家ゆかりの Amp Fiddler のソロ名義アルバムを。

彼のアルバムは、2008 年のスラロビとの共演「Inspiration Information」以来、ソロ名義となると 2006 年の「Afro Strut」以来ということで、以前にも書いたかも知れないが、ソロ名義では当ブログ初登場ということになる。

J Dilla から Model 500 まで、あちらこちらに客演として登場していたので、初めてという感じが全然しないのだが。

 

で、今作は Yam Who? なる DJ ユニットが主宰する Midnight Riot レーベルからのリリース。

内容的には、直系 P-Funk あり、デトロイト・ビートダウン風あり、Sly 風リズムボックス・ファンクあり、みなさまご存知の "1960 What?" のゴスペル系カヴァーあり、更には Motown 風(しかも、それを自己サンプリングした四つ打ち改変版もあり)あり、と彼のキャリアやバックグラウンドが詰め込まれた構成となっている。

 

ジャケ画が南部の売れないラッパーのごとき垢抜けない感じなので、ショップで最初に見かけたときには、買うのを一瞬躊躇したのだが、そんなことは気にせず聴くのが吉でしょう。

 

★★★★☆

 

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Amp Fiddler の過去レヴューは ↓

Inspiration Information / Amp Fiddler + Sly & Robbie
 

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Soul Clap

EFUNK とは?続いては、Soul Clap なるユニットのセルフ・タイトルド 2nd アルバム。

検索してみたところ、このユニット、ボストン出身の Charles Levine と Eli Goldstein の 2 人組で、2012 年に「EFUNK: The Album」なる 1st アルバムをリリースしている。

えっ、EFUNK って何? と思ったところ、"Everybody's Freaky Under Nature's Kingdom." ということらしいです。

ところで、このユニット名、どこかで見かけたことあると思ったら、本家 Funkadelic の「first ya gotta SHAKE THE GATE」のタイトル曲と "In Da Kar" に Co-Producer としてクレジットされているではありませんか!

 

で、今作、いったい何者なんだ? と思いつつも、期待は膨らみますよねえ。

しかも、クレジットを見ると、Billy "Bass" Nelson が参加しているではないか。

他には Nona Hendryx のクレジットも。

 

更には、冒頭にナレーションのイントロがあって、これはもう P-Funk 感満載かと思いきや、全編聴いてみると、実際には P-Funk だけではなく、幅広く Funk 道を突き進もうとしているように見える。

えーと、例えば Mayer Hawthorne とか、あのあたりの Funk 版と申しましょうか。

 

それにしても、彼らは新人ではないどころか、DJ Kicks にも既に登場済みだったんですよね。

いやあ、今まで気付かずに申し訳ないです。

 

★★★★
 

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