Under The Influence Volume Eight: Compiled By Woody Bianchi

1 ヵ月ぐらい前の話なのだが、コロナ休業明けのショップを久しぶりに巡回してみたら、今作が当たり前のようにディスプレイに鎮座していて、ビックリした。

みんなが休んでいるわけじゃあなかったのですねえ。

 

で、Under The Influence シリーズ @ Z Records の第 8 弾。

今回の選曲担当は Woody Bianchi なる御仁で、姓からわかるように伊の DJ & Prod. とのこと。

discogs に何故か誕生日が 29 August 1961 と記されていて、あら、かなりのベテランのようですねえ。

 

伊と言えば、イタロディスコだったり、イタロハウスだったり、まあ、そのあたりを思い出すわけなのだが、彼が elegant と記している M-1 に始まり、レア物ディスコ系に特有のいなたさが薄めの上品なセレクションが展開されている。このところ、特にタワレコで推されている、AOR 的感触もあるし。あと、Jazz-Funk 出自のトラックもちょっと目立つ。

帯のキャプションに「間違いなくシリーズ最強の内容です!!」とあるけど、最強かどうかは別にしても、少なくとも日本での受けはいいでしょう。どれくらいの人が聴いているかはわからないけれど。

 

G.C. Cameron みたいなメジャー・ネームも収録されているけど、Motown から Malaco に移る間に、英のレーベルからリリースされたものとのことで、レア度もきっちり確保されております。

M-4 は、仏だけでリリースされていたという、Patrick Adams Prod. の Gary Criss "Rio De Janeiro" のカヴァーで、よくもこんなもの探してきたなあと思っていたら、10 年も前の MURO の Mix に使われていた。やっぱりスゴいなあ、King Of Diggin'。

 

★★★★

 

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Under The Influence @ Z Records の過去レヴューは ↓

Under The Influence Volume Seven: Compiled By Winston

Under The Influence Volume Six: Compiled By Faze Action

Under The Influence Volume Five: Compiled By Sean P

Under The Influence Vol.4 : Compiled by Nick The Record

Under The Influence Vol.3 : Compiled by James Glass
Under The Influence Vol.2 : Compiled by Paul Phillips
Under The Influence Vol.1 : Compiled by DJ Red Greg
 

DISCO 区切り 22:41 区切り comments(0) 区切り - 区切り

Make It Last Forever / Donna McGhee

さて、本日のお題は Donna McGhee なる女性シンガーの 1978 年産唯一のアルバム。

今まであまり聞き覚えのないネームだったのだが、Patrick Adams と Greg Carmichael の手になるものとガッツリ帯に書かれた日には、レジに持参しないわけにはいきますまい。

オリジナル・リリース元は Greg Carmichael の Red Greg。

 

えーと、検索したところによると、彼女は元々 Patrick Adams 周辺にいたらしく、Phreek や The Universal Robot Band でも歌っていたようだ。

タイトル曲 M-1 は Inner Life で知られていますねえ。その他、M-3 "It Ain't No Big Thing" や M-4 "Mr. Blindman" はあちらこちらでコンピレされている模様。あ、これまた帯によると、M-4 はふかわりょうの初期ネタの BGM として使われていたらしいが、個人的には全く心当たりなし。まあ、バラエティなんか全然観ないからなあ。

 

聴いてみたところ、チープなアングラ・ディスコかと思いきや、きっちりとストリングスを配した NY ディスコ盤となっております。まあ、Adams × Carmichael の作品だもんねー。そのあたりはちゃんと作ってるか。

しかし、今作のポイントはそこではなく、彼女のヴォーカル。と言うか、全編にわたって繰り広げられる喘ぎ声。

初期 Donna Summer もなかなか喘いでいたけれど、こっちの Donna も負けてはいません。

 

ところで、こんな好事家向け盤をリイシューしたのは Wewantsounds なるレーベル。新興勢力でしょうか。

サイトを眺めてみたところ、Don Cherry、Alice Clark、Fairuz となかなかスゴいラインアップなのだが、ビックリしたのは矢野顕子を「Japanese Girl」、「いろはにこんぺいとう」、「ごはんができたよ」、「ただいま」となんと 4 枚、高橋幸宏の「サラヴァ!」、ついでに坂本龍一の「千のナイフ」までリイシューしていること。果ては「金田一耕助の冒険」なる盤も復刻しているのだが、これっていったいどんな盤なの?

 

★★★★

 

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Patrick Adams の過去レヴューは ↓

Flying High: Patrick Adams P&P Masterworks / Cloud One & More

Night Rider / Venus Dodson

Anthology / Black Ivory

Dazzle

Mr. Flute / Art Webb

I'm Caught Up (In A One Night Love Affair) / Inner Life
Super Mann / Herbie Mann
Magic Touch / Tony Silvester & The New Ingredient
Patrick Adams Presents Phreek
P&P Records hits hits hits
Christmas Jollies II / The Salsoul Orchestra
Heat It Up / The Salsoul Orchestra
 

DISCO 区切り 23:19 区切り comments(0) 区切り - 区切り

Soul Music Lovers Only: Early Days Of Disco 1973-1977 Selected By T-Groove

Ultra Vybe の廉価版再リイシューシリーズがとどまることを知らず、今回は「SOUL 名盤 SUPER PRICE ¥980」と称して、全 202 作品がリリースされている。

今回は、ジャケ写をプリントした T シャツが、なんと 100 アイテム生産されるらしく、単なる在庫処分ではなく、本当にこのあたりの音源をプロモーションしようとしているように思えてきた。

 

で、↑ に書いた 202 作品のうち 3 枚が今回新たにリリースされたコンピレ盤で、その中の 1 枚が T-Groove 氏によるアーリー・ディスコ・セレクション。

ちなみに、「SOUL MUSIC LOVERS ONLY」というのは Ultra Vybe がこの手のコンピレに付けているシリーズ名で、これまでにも何枚かリリースされていたようだ。なーんだ、てっきり山田詠美関連かと思っていたのだが。

 

以前ご紹介した MURO との共作 Motown Disco コンピレと同様に 7" 音源オンリーの選曲となっていて、適度に Pop で、かつ初期ディスコらしくソウル・テイストも強めで、きっちり楽しめますねー。

Motown Disco の記事でも書いたのだが、彼自身の作品にはそれほど心動かされなかった(失礼!)のだけど、コンピレ盤にはハズレなしですねえ。

 

基本的には、De-Lite、Brunswick、TK、Roadshow、Malaco など、今回の「SOUL 名盤〜」シリーズからの選曲なのだが、当然そこにとどまるはずもなく、レア曲もちゃんと収録されている。

レアじゃあなくても、The Ritchie Family 「ディスコは恋の合言葉」みたいな楽しい選曲もあるし。

 

★★★★☆

 

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T-Groove の過去レヴューは ↓

Motown Disco: Selected by Muro × T-Groove

Move Your Body / T-Groove
 

DISCO 区切り 22:58 区切り comments(0) 区切り - 区切り

Joey Negro's 2019 Essentials

あれ、Joey Negro、久しぶりじゃあないですか。

同じく久しぶり(と言っても半年ぐらい。)の Z Records の最新コンピレ盤。

と言いつつも、Z Records ではありながら、例えば Hed Kandi のコンピレ盤みたいな派手派手しくお手軽なデザインに少々不安を感じて、しばらくスルーしていたんだよねー。

しかも、今まで見かけたことないシリーズのようだし。

 

で、ライナーを見て、謎が解けました。

このシリーズ、2010 年以降、毎年制作されていたのだが、これまではデジタル配信 オンリーだったものを、今回初めてフィジカル CD 化したのだとか。なるほど。

 

収録されているのは、彼の新曲だったり、今作エクスクルーシヴのダンクラ Remix だったり。

これまた、ライナーによると、かれは「Remixed With Love」シリーズの新作はまだかと訊かれるらしいのだが、メジャーからテープを借りて、権利関係をクリアにすることが、このところ事実上不可能なくらい難しくなってきたらしく、それでこんな形でリリースすることになったようだ。

 

ということで、個人的嗜好としては、ダンクラ Remix やら、新曲の中でもダンクラ Remake が結構あるので、そっち方面に注目することにならざるを得ないわけですね。

まあ、全体としては、いかにも今様のプロダクションと申しましょうか、派手めのエフェクトがガッツリ効いております。

いくらディスコ物とは言え、イビザで踊っているわけではないので、こんなのばっかり聴いてると疲れてしまいそうだが、↓ の De De Mouse もそうだけど、たまにお気楽に聴くにはいいかなあ。

 

★★★☆

 

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Joey Negro の過去レヴューは ↓

Remixed With Love by Joey Negro Vol. Three

Backstreet Brit Funk Vol.2: Compiled by Joey Negro

Joey Negro & Sean P present the best of Disco Spectrum

Produced With Love / Joey Negro

Electro: Compiled by Joey Negro

Remixed With Love by Joey Negro Vol.2

Supafunkanova Vol.1: Compiled by Joey Negro & Sean P
Le Freak - Music Inspired By Chic: Compiled by Joey Negro
90's House & Garage : Compiled by Joey Negro
Supafunkanova Vol.2 : Compiled by Joey Negro & Sean P
House Masters / Joey Negro
Italo House : Compiled by Joey Negro
Remixed With Love by Joey Negro
The Secret Life Of Us / Joey Negro and the Sunburst Band
Go Go Get Down : Compiled by Joey Negro
Joey Negro Presents The Soul Of Disco Volume 3
Locked In The Vinyl Cellar / Joey Negro
Moving with the Shakers / Joey Negro and the Sunburst Band
Lust - Art & Soul : A Personal Collection by Joey Negro
Back In The Box / Joey Negro
 

DISCO 区切り 01:10 区切り comments(0) 区切り - 区切り

Under The Influence Volume Seven: Compiled By Winston

今日も激レア系と言うか、ゲテモノ系と言うか…。

世界のコレクターの選曲によるレア物ソウル&ディスコ・コンピレ盤、Under The Influence シリーズ @ Z Records の第 7 弾。

今回のセレクターは Winston。… って、姓なのか名なのかすら、わからないのだが。(どうやら、名らしい。)

ライナーによると、Joey Negro の盟友 Sean P が彼の家を初めて訪れたときに、自分が初心者ではないかと思ってしまうような、ものすごいコレクションだったらしい。

何でも、彼はインターネットを介した交換を全く行っていなくって、そのせいで知る人ぞ知る存在であるらしい。

 

で、中味の方だが、収録されているアーティストを discogs で調べてみたところ、シングル 1 枚とコンピレ 1 枚(要するに、今作ですね。)しか掲載されていないケースがやたら多くって、まあ、それだけ、いつもにも増してレア度高めと申しましょうか、ひょっとすると今作に収録されたので discogs に記録されたのかも。

中では、1 枚目の M-4 Betty Padgett "Sugar Daddy" あたりがそこそこ知られているようだ。あと、同じく 1 枚目の M-10 T.T. Sotto "Chorus Line" は何故か日本ビクターのディスコ系コンピレに 2 回も取り上げられていて、ひょっとすると日本オンリーのヒットだったのか? また、1 枚目 M-11 の Bramsam は Soul Jazz の Boombox 第 1 弾に収録されていたトラックの B 面らしいのだが、とても同じ人だとは思えません。

2 枚目 M-8 Ms. Victoria Barnes は DFP の「Cocktail Disco」にも収録されていたようだ。覚えていないけど。

その他、1 枚目 M-1 の Upside Down もどき、2 枚目 M-10 のディスコサルサなど、怪しさも高めですねえ。

 

★★★★

 

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Under The Influence @ Z Records の過去レヴューは ↓

Under The Influence Volume Six: Compiled By Faze Action

Under The Influence Volume Five: Compiled By Sean P

Under The Influence Vol.4 : Compiled by Nick The Record

Under The Influence Vol.3 : Compiled by James Glass
Under The Influence Vol.2 : Compiled by Paul Phillips
Under The Influence Vol.1 : Compiled by DJ Red Greg
 

DISCO 区切り 23:52 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Greg Belson's Divine Disco Volume 2: Obscure Gospel Disco 1979 To 1987

Greg Belson の Divine Disco @ Cultures of Soul が好評につき、第 2 弾がリリースされておりまする。

第 1 弾のデザインが宗教を感じさせるものだったのに対して、今回はミラーボールと思しきキラキラデザイン。そして、第 1 弾のサブタイトルが American Gospel Disco と少々控えめだったのに対して、今回は Obscure Gospel Disco となっていて、ある意味自信満々での再登場なのだろう。

 

ということで、おそらくは第 1 弾よりレア度がアップしているものと思われるのだが、そもそも第 1 弾のラインアップからして全く知らないアーティストばっかりだったので、レア度がアップしていたって分かりっこないないのだが。

でも、ライナーによると、35 枚だけ販売されて現存を確認できるのが 2 枚だけという超レア物もあるようだ。その M-7 はインストなのだが、ヴォーカルがなくてもゴスペルと呼べるのだろうか。まあ、タイトルは "Jesus Is On The Mainline" となっているのだが。

 

その他、正統派ゴスペルヴォーカルをフィーチャーしたものから、ファンクっぽいものや、M-1 のようなアーバンメロウ系(何故かリズムボックス使い!)まで、幅広くセレクションされている。

M-12 に至っては、エレクトロだし!

ラスト 2 曲は、前作と同様に Steve Cobby @ Fila Brazillia (それも M-7 だ!)と、Greg Belson 自身と Paulo Fulci なる御仁のユニット Divine Situation による Remix が収録されておりまする。

 

★★★★

 

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Greg Belson の過去レヴューは ↓

Greg Belson's Divine Disco: American Gospel Disco - 1974 To 1984
 

DISCO 区切り 23:04 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Flying High: Patrick Adams P&P Masterworks / Cloud One & More

Octave Lab. が「1980 年代 NY ディスコ裏街道、アングラ・ディスコ総本山」の P&P、Sleeping Bag、Street Wise などの音源をアーカイヴする新シリーズ「Ultimate '80s NYC Street Sounds」を立ち上げたらしい。

何とも物好きだとしか言い様がないが、今作はその第 1 陣の一員としてラインアップされていたもので、P&P の創始者 Patrick Adams のプロジェクト Cloud One の 2 枚のアルバム、Atmosphere Strut (1976)と Funky Disco Tracks Of Cloud One (1978)の収録曲に、Cloud One 以外の名義も含めた、彼の制作曲を追加した 2CD セット。

 

Cloud One と言えば、Moog をこれでもかとフィーチャーしているのが特徴的なのだが、そのあたりがガッツリと楽しめまする。

その上、基本的には Cloud One はインストなのだが、今作では他の名義のヴォーカル物も楽しめるという趣向ですね。

 

ところが、先日、タワレコを巡回していたら、同じく Cloud One のコンピレ 2CD セットを発見。シリーズの第 2 陣かとも思ったのだが、収録曲が丸カブリではないか。

たまたま国内と海外で同じ企画が同時進行していた? いや、こちらが海外版の改良作品? あ、それだったら、海外版を国内仕様で流通させるのはおかしいし。

と、何とも不思議な状況なのだが、海外版収録曲は Cloud One 名義に限られているので、7" 音源あたりも収録されている。なので、Cloud One 網羅を目指すなら海外版、もう少し幅広く行きたいならこちら、といった感じでしょうか。

 

★★★★☆

 

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Patrica Adams の過去レヴューは ↓

Night Rider / Venus Dodson

Anthology / Black Ivory

Dazzle

Mr. Flute / Art Webb

I'm Caught Up (In A One Night Love Affair) / Inner Life
Super Mann / Herbie Mann
Magic Touch / Tony Silvester & The New Ingredient
Patrick Adams Presents Phreek
P&P Records hits hits hits
Christmas Jollies II / The Salsoul Orchestra
Heat It Up / The Salsoul Orchestra
 

DISCO 区切り 23:11 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Finis / Finis Henderson

本日も M Did It First シリーズから、Finis Henderson の 1983 年産唯一のアルバム。

えーと、正直言って、聞き覚えあるような、ないようなネームだったのだけど、EW&F の Al McKay が Prod. しているのと、M-1 「サマー・スキップ」がダンクラとして大人気だというキャプションに釣られて購入。

 

で、聴いてみたら、「サマー・スキップ」="Skip To My Lou" だったんですね。

あー、これならどこかのコンピレで聴いたことある。いわゆるサーファー・ディスコ系ですよね。

なんでも、彼は歌マネを得意とするコメディアンだったらしいのだが、彼の公式 finis.com によると、

In the 1980’s Finis moved to Los Angeles to embark on a solo career and was guided by his cousin Al McKay the rhythm guitarist from one of the hottest bands at the time, Earth, Wind and Fire. Finis was signed to Motown by Suzanne de Passé who signed The Jackson 5 and The Commodores. Al McKay produced Finis’ self-titled album and Stevie Wonder wrote one of the songs on that album.

“Skip to My Lou” one of the songs on that album became a R&B/funk hit, is still played on radio stations today worldwide particularly in Japan where it has a cult following. In 2013 Universal Music which bought Motown released a digitally remastered CD version of “Finis”.

とのこと。あ、Al McKay は従兄弟だったのか。

 

ということで、日本では、これはイケると思ったのか、↑ の若干暑苦しいジャケ写を → の爽やかな海辺風景に差し替えて、セルフタイトルを「真夏の蜃気楼」に改題し、その他にも「真夏のイマージュ」とか「夜を彩る地平線」とか「海を翔ける恋」とか、それっぽい邦題を付けて売り出したところ、そこそこ当たったといった感じでしょうか。

と書いちゃうと、なんともインチキくさいのだが、Al McKay の他、Jeff Porcaro (dr)、Steve Lukather (g)、Nathan East (b)など、演奏陣も本格派。あ、Philip Bailey (per)なんてクレジットもあるぞ。ということで、西海岸 AOR 系としてのクオリティは意外と高いです。

 

ところで、M-7 のボサノヴァっぽいインスト短編 "Vina Del Mar" に「海辺の葡萄園」なる邦題が付けられてるけど、これっておそらくはチリのリゾート地のことでは(意味は合ってるけど)?

adidas のスニーカーにも同名のモデルがあったもんね。

 

★★★★

 

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M Did It First シリーズの過去レヴューは ↓

Odyssey

Partners / Scherrie & Susaye

The Supremes Produced And Arranged By Jimmy Webb

Mister Magic / Grover Washington, Jr.

Hollywood / The Crusaders
 

DISCO 区切り 23:10 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

For Discos Only: Indie Dance Music From Fantasy & Vanguard Records (1976-1981)

↓ に続いて、本日のお題も、タイトルを見れば、内容がだいたいわかりそうな物件。

SF ベースの Fantasy、NY ベースの Vanguard の東西 2 インディーレーベルからリリースされていた、1976 年から 1981 年のダンスミュージック、つまりはディスコ音源のコンピレ 3 CD セット。

リリース元は、Concord Music 傘下の Craft Recordings なるレーベル。

 

Concord と言えば、元々は Jazz レーベルだったのに、スタバと組んで Paul McCartney のアルバムをリリースしたり、Stax を復活させようとしたり、いろいろ動き回っていますよねえ。

さっき wiki で調べたら、買収したレーベルは Rounder、Vee-Jay、Savoy、Fania など。アーティスト単位でも、R.E.M. のカタログの権利を持っていたりするようだ。

で、今日のお題の Fantasy、Vanguard も、もちろん傘下に収めているとのこと。

 

収録されているのは、Sylvester、The Blackbyrds、Ike Turner Feat. Tina Turner など、そこそこのメジャーどころから、初めて見かけたようなマイナーどころまで、さまざまなラインアップ。

インディーとは言っても、この 2 レーベルは、そこらあたりのローカルレーベルとは違いますからねえ、泥臭かったり、田舎臭かったりすることはなく、それなりに洗練されたトラックが並んでおります。

そんなトラックが、3CD フルに収録されているわけで、これはもうディスコマニアにはたまらない逸品と言えましょう。

まあ、持ってるカタログの豊富さから言えば、これぐらいやってくれなくちゃね。

 

★★★★☆
 

DISCO 区切り 23:17 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

The 20th Century Records Albums (1973-1979) / Love Unlimited Orchestra

昨年から今年にかけて、何枚かご紹介してきた Disco Fever シリーズなのだが、オリジナル盤やコンピレ盤の他に、アーティスト別のベスト盤が数種類リリースされていて、その中の Love Unlimited Orchestra を買おうと思っていたのに、いつも巡回しているショップでは品切れになっていたので、ガマンできずに通販で注文しようとしたところ、発見してしまったのがこの 7CD Box セット。

 

タイトルのとおり、彼らの 20th Century Records からリリースされていたアルバム 7 枚をストレート・リイシューしたもので、具体的には、

Rhapsody In White (1973)

Together Brothers (1974)

White Gold (1974)

Music Maestro Please (1975)

My Sweet Summer Suite (1976)

My Musical Bouquet (1978)

Super Movie Themes - Just A Little Bit Different (1979)

の 7 枚。

元々は、Barry White あるいは Love Unlimited の演奏陣だったのだが、Love Unlimited のアルバムに収録されていたインスト曲の "Love's Theme" が大当たりして、その勢いでアルバム・デビューしたようだ。

ちなみに、20th Century から離脱した後は、Barry White 自身の Unlimited Gold なるレーベルから 3 枚アルバムを出している模様。

 

今回の 7 枚のうち、2 枚目は Barry White、Love Unlimited との連名による同名映画のサントラ、ラストの 7 枚目は映画の主題歌のカヴァー企画盤で、少々毛色は違うのだが、残りの 5 枚は絢爛たるディスコ・オーケストラの世界が展開されておりまする。

MFSB、Salsoul Orchestra から、Percy Faith、Paul Mauriat のディスコ企画盤に至るまで、インスト・ディスコ物に目がない自分としては、満腹過ぎるほど楽しませてもらいました。

 

ところで、さっき検索していて知ったのだが、メンバーとして David T. Walker、Lee Ritenour、Wah Wah Watson、Ray Parker Jr.、Nathan East、Kenny G、Ernie Watts など錚々たる顔ぶれが参加していたらしい。

あ、もちろん Gene Page もね。

 

★★★★

 

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Barry White の過去レヴューは ↓

Love Unlimited

Unlimited / Barry White

Let The Music Play (Expanded Edition) / Barry White
 

DISCO 区切り 23:13 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

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