Prince Far I The Trojan Albums Collection

Doctor Bird って、基本的には Trojan のアーリーレゲエをリイシューするレーベルだと認識していたのだが、ときどき予想もしないような物件をラインアップしてくる、と当ブログに以前書いたことがあったのだけど、本日のお題がそれです。

 

Virgin Frontline からのリリースの後、Trojan から発表された Prince Far I の 4 in 2 復刻盤。

具体的には、「Free From Sin」(1979)、「Jamaican Heroes」(1980)、「Voice Of Thunder」(1981)、「Musical History」(1983)にボートラ 1 曲が追加収録されている。

4 枚目リリースのあと、1983/9 に彼は殺害されてしまうので、4 枚目が結果的に遺作になってしまったわけですが。

 

Prince Far I と言えば、Adrian Sherwood との作品が印象的なのだが、今作ではそこまでぶっ飛んだトラックではなく、適度に(いや、「結構」かも。)ダブが効いたクラシックリディムのアップデート版などをバックに、彼のダミ声 DJ が全編暴れまくる展開となっております。

 

そんなわけで、Trojan のパブリックイメージとは少々かけ離れているのだけど、アーリーレゲエをかなりマイナーなところまで発掘する一方で、カタログからこんなのをセレクトしてくるって、なかなかやるじゃあないですか。

 

★★★★

 

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Prince Far I の過去レヴューは ↓

Silver & Gold 1973-1979 / Prince Far I

 

Doctor Bird の過去レヴューは ↓

The Linval Thompson Trojan Dancehall Albums Collection

In The Dark - Sings Love / Sonya Spence

The Linval Thompson Trojan Roots Albums Collection

You Can't Wine - Music Alone Shall Live

The Treasure Dub Albums Collection

Culture Dub & Medley Dub / Errol Brown & The Revolutionaries

Gay Jamaica Independence Time

Moon Hop / Derrick Morgan

Just Dennis + Deep Down / Dennis Brown

The Treasure Isle Ska Albums Collection

Clint Eastwood + Many Moods Of The Upsetters / The Upsetters

The Down Town Albums Collection

One Life To Live / Phyllis Dillon

The Upsetter + Scratch The Upsetter Again / The Upsetters

Return Of Django + Eastwood Rides Again / The Upsetters

Double Barrel / Dave & Ansel Collins + Liquidator / Harry J Allstars

Young Gifted and Black - Pied Piper / Bob Andy and Marcia Griffiths + Naturally - Steppin' / Marcia Griffiths

Dubb Everlasting + Dub Expression / Errol Brown

Psychedelic Train / Derrick Harriott and the Crystalites
 

REGGAE 区切り 23:40 区切り comments(0) 区切り - 区切り

Burning Rockers 1: The 12" Mixes

久しぶりの Burning Sounds。

ひょっとすると、かれこれ 1 年ぶりぐらい? あ、でも、ちょっと前にご紹介した Scratch の DVD 付きライヴ盤も Burning Sounds だったかも。

 

で、今作は同レーベルからリリースされていた 12" 音源のコンピレ盤。10 曲 × 2 = 全 20 曲を収録した 2CD 仕様という太っ腹企画ですねえ。

ショップのキャプションによると、UK のルーツ・レーベル BURNING SOUNDS のサブレーベル BURNING ROCKERS に残された 12 インチシングル集 ということで、まあ、タイトルからして、そう書きたくなる気持ちはわかるが、ブックレットにあるレーベル写真を見たところでは Burning Sounds 本体や Burning Vibrations の音源も含まれているようだ。

ラインアップは、Barrington Levi を皮切りに、Delroy Wilson や Errol Dunkley、そして Heptones、Dennis brown で締める。

もちろん、初めて見かけるネームも多いのだが、意外とメジャーどころを揃えてきましたね。

でも、1 番インパクト大なのは、Heptones の前に登場する Fungai Malianga なる御仁で、名前から想像するにアフロ系の人なのだろうが、なんと全くレゲエではなく、ディスコ・ファンクじゃあないですか。更には、B 面曲は Beatles の "Things We Said Today" ですよ。なんだ、これは?

 

Dub あるいは DJ 接続型の、その名も Discomix にとって、12" はうってつけのメディアだったのだから、超マニア向けとは言え、同趣向の企画が忘れたころに浮上してきますねえ。

かつては Joe Gibbs の 12" コンピレ全 5 セットだったり、Greensleeves の Prod. 別 12" コンピレ全 5 セットというのもあった。いずれにしても、あまり売れなかっただろうなあ。

今作も「Burning Rockers 1」と名乗るからには、5 作目ぐらいまで行くつもりなのだろうか。

 

★★★☆

 

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Burning Sounds の過去レヴューは ↓

African Roots / Prince Mohamed

Sings For The People - Soul Man Dub / Junior Soul

The Best Of The Maytones

Repatriation / U. Brown

Gee Baby - No More Running / Al Campbell

Unite / Little John - Reggae Feelings / Anthony Johnson

Mysterious / Mystic Eyes

Jah Loves Everyone - Impressions of Leroy Smart / Leroy Smart

Rainy Days - Diamonds / Al Campbell

Divorced! (For Your Eyes Only) / Yellowman & Fathead + Confessions / Purpleman as Yellowman

Got To Get Away Showcase / Ken Boothe

Follow My Heart - I Love Jah / Linval Thompson

The Magnificent 7 - Rough Road

Sweet Baby / Cornell Campbell

Murder / Toyan with Tipper Lee + Johnny Slaughter

Red Hot Dub / Elroy Bailey

Book Of Revelation - Variation On A Theme / Revelation

Rocking Vibration - Love Is The Question / Linval Thompson

Burning Up!

Give Thanks & Praise - Love Train / Well Pleased And Satisfied

Dread Hot In Africa - Propaganda / Leroy Smart

Guerilla Dub / The Aggravators & The Revolutionaries

Burning Dub / The Revolutionaries

Star Wars Dub / Phill Pratt

Crab Race / The Morwells

Showcase - Majority Rule / Jimmy Riley
 

REGGAE 区切り 19:45 区切り comments(0) 区切り - 区切り

I Love The Way You Love / The Chosen Few

The Chosen Few の 1975 年産 2nd アルバムの Rock A Shacka からの復刻盤。

なんでも、リードヴォーカルだった Bunny Brown が昨年亡くなったらしく、彼へのトリビュート企画なのだとか。

オリジナルは「Everybody Plays The Fool」のタイトルで Trojan からリリースされていたとのこと。

 

元々、彼らはオリジナルアルバムを 3 枚しか残しておらず(discogs によると、2006 年リリースの 4 枚目があるようなのだが、それは別として。)、単独作品は当ブログ初登場なのだが、数多のコンピレや Mix 盤に収録されていますからねー。

ウチにあるそれらをかき集めたら、今作を再現できそうだけど、それは野暮というものでしょう。

 

ということで、彼らのソウル・オリエンテッドなレゲエの解説など、今さら不要でしょう。

現タイトルの Betty Wright、旧タイトルの The Main Ingredient の他にも、"Second That Emotion"、"Queen Majesty" などがスウィートに、また、おそらく今作の中では最もコンピレ御用達の "Reggae Stuff" (= Funky Stuff)がファンキーにカヴァーされておりまする。

ボートラとして、シングルのみリリースだった、彼らお得意の Stylistics カヴァー "Children Of The Night" も収録されていますよー。

 

★★★★

 

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Rock A Shacka の過去レヴューは ↓

Roll On Charles Street / Prince Buster

Let's Go To The Dance / Prince Buster

Big Dub : Glen Brown Meets King Tubby 15 Dubs From Lost Tapes
 

REGGAE 区切り 20:21 区切り comments(0) 区切り - 区切り

For The Love Of You

好事家向け発掘レーベル AOTN こと Athens Of The North がラヴァーズに触手を伸ばしたらしく、昨年末に "Easier To Love" (Sister Sledge)、"Back Together Again" (Roberta Flack & Donny Hathaway)、"Outstanding" (The Gap Band)の 12" を 3 枚リリースした後、遂にコンピレ盤が登場したわけで。

 

全 12 曲、R&B 〜 Pop フィールドのラヴァーズカヴァーで、タイトルでお分かりどおりの Isleys の他、Mtume "Juicy Fruit"、Deniece Williams "(I Want To Be) Free"、Prince "Do Me Baby"、Bobby Caldwell "What You Won't Do For Love" 等々、有名曲が目白押し。

先発 12" のうち "Outstanding" は収録されているけど、残りの 2 曲は未収録。

まあ、アナログユーザーに配慮していて、良心的と言えるのだろうが、当方にしてみれば不親切と申しましょうか。

 

濃いめの発掘音源を連発する AOTN にしてはライトで小綺麗な感触で、言われてみないと、まさか AOTN とは思わないよね。… って、まあ、ラヴァーズなのでライトなのは当たり前なのだが。

などと、つべこべ言ってないで、楽しく聴いてりゃあいいんですよねー。

 

★★★★
 

REGGAE 区切り 19:58 区切り comments(0) 区切り - 区切り

SINGS! / 井の頭レンジャーズ

年始に最新盤、3 ヵ月ぐらい前に初期盤をご紹介した井の頭レンジャーズの歌モノコラボ盤。

通販サイトをいろいろと物色していて、旧譜再入荷コーナーに鎮座していたので拾ってきた。

まあ、ちょうど「孤独のグルメ」の再放送を観たところだったし。いや、劇伴を演奏しているのは彼らじゃあないのだが。

 

内容としては、2015 〜 17 年にリリースした歌モノ 7"、全 6 枚の両面計 12 曲をコンピレしたもので、コラボ相手は、小島麻由美、asuka ando、G. RINA、曽我部恵一、かもめ児童合唱団(!)、それにソフィア真奈里という初めて見かけるネーム。

それで、例によって、まあ、いろいろな曲をカヴァーしているのだが、一番気になったのがラストの "Born Slippy"。いや、"Born Slippy" と "Hyper Ballad" がカヴァーされてると、絶対に買っちゃうんだよねー。

その他、今を時めく「プラスティック・ラブ」もきっちり押さえられてるし、ソフィア真奈里さんの M-1 はルパン三世のエンディング曲で、こういうのを聴きそうな人たちが喜ぶツボを知っていますねえ。

個人的には、なぜか「赤い風船」が琴線に…。

 

それはいいのだが、さっき通販サイトを見てみたら、35% off のアウトレットセール価格になっていた。ちぇっ。

 

★★★★

 

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井の頭レンジャーズの過去レヴューは ↓

Complete Collection 2013-2015 / 井の頭レンジャーズ

NOW! / 井の頭レンジャーズ
 

REGGAE 区切り 23:01 区切り comments(0) 区切り - 区切り

The Linval Thompson Trojan Dancehall Albums Collection

Doctor Bird からもう 1 枚。

以前ご紹介した Linval Thompson Prod. の Roots アルバム・コレクションに続いての Dancehall 編ですねえ。

ライナーの冒頭に "Welcome to the third of three Doctor Bird collections that shine the spotlight on the productions of highly rated and much-loved singer-producer, Linval Thompson." とあったので、はて、3 つもあったかなあと思っていたら、「Negrea Love Dub」と「Outlaw Dub」の 2 in 1 を忘れていた。いや、そりゃあ忘れるでしょう、スルーしたのだから。

 

それはさておき、Roots 編ではアルバム 3 枚+ボートラ多めの構成だったのだが、今回はアルバムをガッツリ 4 枚+ボートラ少々となっている。

登場するのは、Barrington Levy 「Poor Man Style」(1982)、「Scientist And Jammy Strike Back!」(1982)、The Viceroys 「We Must Unite」(1982)、Tristan Palma 「Settle Down Girl」(1983)の 4 枚。

おお、きっちりダブまで収録されているとは。Tristan Palma 盤は初 CD 化ということらしい。

 

そもそも、Trojan に Dancehall 盤なんてあったのか、と思わなくもなかったのだが、全編、演奏は Roots Radics、録音は Channel One、そして Mix は Scientist (Dub 盤は Prince Jammy との共演。Tristan Palma 盤は Peter Chemist。)という、まるで Greensleeves のようなフォーメーション。

ということで、個人的には超オススメするしかないでしょう。

 

それにしても Doctor Bird。たまにサイトを覗きに行ってみると、予想もしないような物件がリイシュー予定にラインアップされていたりして、本当に侮れませぬ。

 

★★★★☆

 

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Linval Thompson の過去レヴューは ↓

The Linval Thompson Trojan Roots Albums Collection

Linval Presents: Dub Landing Vol.1 + Vol.2

Mysterious / Mystic Eyes

Follow My Heart - I Love Jah / Linval Thompson

Don't Cut Off Your Dreadlocks / Linval Thompson

Rocking Vibration - Love Is The Question / Linval Thompson

Linval Thompson presents Strong Like Sampson

Scientist Encounters Pac-Man At Channel One

Scientist Meets The Space Invaders

Tribal Inna Yard / Freddy McKay
Girls Fiesta / Ranking Dread
The Thompson Sound 1979-82 / Barry Brown
Boss Man's Dub / Linval Thompson & The Revolutionaries
Linval Thompson Meets King Tubbys "Ina Reggae Style Dub" "Dis A Yard Dub"
Evolution Of Dub Volume 3 : The Descent Of Version (Negrea Love Dub / The Revolutionaries, Green Bay Dub / The Revolutionaries, Outlaw Dub / The Revolutionaries)
Greensleeves 12" Rulers - Linval Thompson "Thompson Sound" 1981-82

 

Doctor Bird の過去レヴューは ↓

In The Dark - Sings Love / Sonya Spence

The Linval Thompson Trojan Roots Albums Collection

You Can't Wine - Music Alone Shall Live

The Treasure Dub Albums Collection

Culture Dub & Medley Dub / Errol Brown & The Revolutionaries

Gay Jamaica Independence Time

Moon Hop / Derrick Morgan

Just Dennis + Deep Down / Dennis Brown

The Treasure Isle Ska Albums Collection

Clint Eastwood + Many Moods Of The Upsetters / The Upsetters

The Down Town Albums Collection

One Life To Live / Phyllis Dillon

The Upsetter + Scratch The Upsetter Again / The Upsetters

Return Of Django + Eastwood Rides Again / The Upsetters

Double Barrel / Dave & Ansel Collins + Liquidator / Harry J Allstars

Young Gifted and Black - Pied Piper / Bob Andy and Marcia Griffiths + Naturally - Steppin' / Marcia Griffiths

Dubb Everlasting + Dub Expression / Errol Brown

Psychedelic Train / Derrick Harriott and the Crystalites
 

REGGAE 区切り 23:46 区切り comments(0) 区切り - 区切り

In The Dark - Sings Love / Sonya Spence

ユルめの Reggae が続きます。

今日のお題は、Sonya Spence なる、あまり聞き覚えのない女性シンガーの Doctor Bird からの発掘盤 2CD セット。

1 枚目が "Sonya Spence, 1975 to 1980" と題して、タイトルにある「In The Dark」(1978)と「Sings Love」(1980)の 2 in 1。オリジナルは、いずれも Sonia Pottinger の High Note 傘下の Sky Note からのリリースだったのだが、その勢いで(?) 2 枚目が "High Note Sisters, 1973 to 1980" と題された女性シンガー曲のコンピレとなっておりまする。

 

Sonya Spence 自身は 1953 年の生まれだったらしく、ここに収録されているのは、だいたい 20 代半ばの作品ということですね。風貌は右のジャケ写のとおりなのだが、歌声はウィスパー系のちょっと手前といった感じのソフトな感触。

基本的には、いわゆるラヴァーズと申しましょうか、'78 年産の「In The 〜」には時節柄ルーツっぽい曲もあるのだが、やっぱりソフトに歌っております。

後半の '80 年産「Sings Love」になると、タイトル通りにまろやかさがアップしておりまして、まあ、かつてプロダクション・デシネから復刻されていたぐらいで。

ラス前の "Let Love Flow On" は以前ご紹介した Jeremy Underground によるコンピレ盤にも収録されていた … というほどの Free Soul 系。

 

2 枚目には、メジャーどころでは Judy Mowatt、Marcia Griffiths あたりが収録されて、後は聞いたことあるような・ないような、そんなネームが並んでいる。

まあ、いずれにしても 1 枚目より多少は濃いめの展開となっております。いや、ほとんど変わらないか。

 

★★★☆

 

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Doctor Bird の過去レヴューは ↓

The Linval Thompson Trojan Roots Albums Collection

You Can't Wine - Music Alone Shall Live

The Treasure Dub Albums Collection

Culture Dub & Medley Dub / Errol Brown & The Revolutionaries

Gay Jamaica Independence Time

Moon Hop / Derrick Morgan

Just Dennis + Deep Down / Dennis Brown

The Treasure Isle Ska Albums Collection

Clint Eastwood + Many Moods Of The Upsetters / The Upsetters

The Down Town Albums Collection

One Life To Live / Phyllis Dillon

The Upsetter + Scratch The Upsetter Again / The Upsetters

Return Of Django + Eastwood Rides Again / The Upsetters

Double Barrel / Dave & Ansel Collins + Liquidator / Harry J Allstars

Young Gifted and Black - Pied Piper / Bob Andy and Marcia Griffiths + Naturally - Steppin' / Marcia Griffiths

Dubb Everlasting + Dub Expression / Errol Brown

Psychedelic Train / Derrick Harriott and the Crystalites
 

REGGAE 区切り 23:24 区切り comments(0) 区切り - 区切り

Complete Collection 2013-2015 / 井の頭レンジャーズ

昨日、一昨日と耳の下あたりに激痛が走っていて、更新できない状態だったのだが、医者に行って鎮痛剤をもらってきて、なんとか生活しております。

原因がよくわからなくって、時節柄、何となく気持ち悪いのだけど。

 

そんな気分なので、ここはひとつ、和み盤を続けておきましょう。

年始に最新盤をご紹介した井の頭レンジャーズです。彼らの結成が 2013 年ということなので、初期全曲集、と言うか、要するにデビューアルバムですよね。

前回、書き忘れたのだが、彼らは、いせや闇太郎(org)、万助橋わたる(g)、藤村明星(b)、佐藤メンチ(dr)の 4 人組。どうやら、みんな井の頭〜吉祥寺由来のネーミングになっている模様で、明星だけわからなかったのだが、これは明星学園ってことでしょうか。

そして、ジャケ写はもちろん井の頭池ですね。

 

最新作同様に、数曲知らない曲はあるけど、ほとんどが超有名曲のカヴァー。あ、1 曲「Iseya」というクレジットがあるので、これはオリジナルなのかなあ。

まあ、とにかく、「徹子の部屋のテーマ」から、Pharrell "Happy"、Lou Reed、Sly "Running Away"、Daft Punk "One More Time" を経て、山達「クリスマスイブ」、ユーミン「ひこうき雲」に至る振れ幅大きい選曲を、のどかなオルガンレゲエにアレンジしているのは、びっくりするぐらい最新作と変わっていませんねえ。

いや、こっちの方がデビューアルバムなのだから、変わっていないのは最新作の方か。

 

★★★☆

 

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井の頭レンジャーズの過去レヴューは ↓

NOW! / 井の頭レンジャーズ
 

REGGAE 区切り 23:11 区切り comments(0) 区切り - 区切り

Sand & Steel: The Classic Sound Of Jamaican Steel Drums

こちらも ↓ と同じく最寄りの diskunion で拾ってきた中古盤。

元々は 2005 年に Trojan からリリースされた 2CD セットなのだが、厳密に言えばレゲエではございません。… って、タイトル見ればわかるか。

 

個人的に、スティール・ドラム、通っぽく言えばスティール・パンの音色が大好きで、以前どこかの店で小ぶりなものを発見した際には、買おうかどうか真剣に悩んだりしたものだ。全く演奏できないくせに。

なので、この楽器がフィーチャーされている盤があれば、とにかく買ってしまうのだ。

 

今作に登場するのは、クレジットに記されている録音年順に、The Steel Band Of The University Of The West Indies (1957)、The West India Regiment Steel Band (1961)、The Hell's Gate Steel Band (1965)、The WIRL All Star Steel Band (1966)、The Rising Sun Steel Band (1968)、The B.W.I.A Sunset Steel Band (1971)の計 6 バンド。

内容としては、予想どおりに、誰もが知ってる曲とか、そうでもない曲とかを演奏しているのだが、録音が新しくなるにつれてモダナイズされているのかと思いきや、最初の 〜 University Of The West Indies がエキゾチカ感が強めだったり、ラストの The B.W.I.A 〜のボトムにドラムが強めに効いていたりする以外はほとんど変わっておりませぬ。カヴァー曲から録音時期を推測できる程度。

まあ、当世の Bacao Rhythm & Steel Band や、かつての John Gibbs や 20th Century Steel Band あたりに今風の展開は任せておくとして、ここは和み盤として楽しんでおくのが吉でしょう。

 

★★★☆
 

REGGAE 区切り 23:07 区切り comments(0) 区切り - 区切り

None Stop Disco Style / Ranking Dillinger

これまた、最寄りの diskunion で拾ってきた中古盤。

数日間サボっていて、復活したかと思いきや、こんな今さら盤で申し訳ない。

オリジナル・リリース元は Clocktower。なので、Prod. は Brad Osborne となっているのだが、その実態は Bunny Lee 制作の 12" ヴァージョンを収録した、タイトルどおりの Disco Style = Showcase 盤ですねえ。

実は、昨春の RSD に Radiation Roots からアナログ盤がリイシューされていたようで、そうこうしているうちに CD 化されるかも知れないね。

まあ、この盤自体が盤起こしなのだろう、スクラッチノイズだらけなのだが。

 

ところで、discogs によると、今作は、本国で 1977 年にリリースされた「Superstar」と同一内容(アナログ A 面に DJ ヴァージョン、B 面にダブがまとめて収録されていたみたいだが。)で、UK で同年にリリースされた「Talkin' Blues」には別ミックスが収録されているという、なかなかのややこしさだ。

 

それはさておき、歌モノ+ダブという Showcase スタイルはよく見かけるのだが、DJ +ダブというパターンは珍しいかも。

とは言いつつも、Johnny Clarke "Roots Natty Congo" 使いの M-1 がいきなり超カッコいいです。こんなのに文句つけられないでしょう。

 

そう言えば、この中古盤、なんだか変な感触だなあと思っていたら、なんとケースのツメが全部取れてなくなっているではないか。

こういうの、ちゃんと表示しておいてくれないと。あ、だから「検盤しますか?」って訊かれるのか。

 

★★★★

 

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Dillinger の過去レヴューは ↓

Answer Me Question / Dillinger

CB 200 + Bionic Dread / Dillinger
 

REGGAE 区切り 23:21 区切り comments(0) 区切り - 区切り

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