Jaguar II / Victoria Monét ☆
ここまで来たら、ついでにもう Victoria Monet も聴いてみるしかないでしょう。
いや、このインパクト大きめのジャケ写は、おそらくショップで見かけたのだろう、記憶にはあったのだが、コロナ禍以降、ショップで誰が使ったのかわからないヘッドホンで試聴する気にはなれないし。
Grammy は観ていて、あ、ジャケ写に記憶があるヒトが Best New Artist なんだなあ、と思ったのだけど、パフォーマンスはなかったし。
で、今作は Best R&B Album も受賞しているのだが、タイトルが「II」って? えっ、New Artist なのに?
ちょこっと調べてみたら、彼女は 2014 年にデビュー EP をリリースしているというから、もう 10 年選手じゃあないですか。
wiki によると、彼女は元々 Purple Reign というガールグループのメンバーで、Motown と契約していたのだが、楽曲をリリースする前にグループが解散。それでライターを始めることになったらしい。
特に Ariana Grande にはデビューアルバム以来ずっと共作関係にあって、「Thank U, Next」関連で Grammy には 3 回ノミネートされているし、2019 年には連名でシングル "Monopoly" もリリースしている。
ちなみに「Jaguar」の第 1 弾は 2020 年にリリースされた 5 作目の EP。
今作は、アルバムとしてはデビュー作ということになるらしいのだが、それで New Artist ということなのかなあ。既にノミネート経験があるというのに? まあ、それはライターとしてだからいいのか。
今作には、↓ での客演のお返し(どっちが先か知らないのだが。)として Buju Banton が参加している。他には EW&F が参加している曲もあるぞ。EW&F なんて、客演クレジットで見かけることはあまりないのでは。
基本的には今様 R&B なのだが、ふとフィリー風のホーンが挿入されたり、どことなくクラシック感が醸し出されているところが高評価なのかなあ。
と思ったら、M-4 は結構攻めているテイストで、調べてみたら、Kaytranada が Prod. だった。わっ、めちゃめちゃ久しぶりですねー。
★★★★
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