Trip / Jhené Aiko

サイケですねー。Jhené Aiko さんの約 3 年ぶりの 2nd スタジオアルバム 2CD セット。

1st との間に、Big Sean とのユニット Twenty88 があったし、あちらこちらで客演しているのを耳にしていたので、3 年ぶりと言われても、そんなにインターヴァルが空いている印象はなかったのだが。

 

制作陣は、前作にも参加していたレーベル主の No I.D.、Dot da Genius、Fisticuffs、Key Wane に加えて、Amaire Johnson なる人物の他、多数が参戦。まあ、2 枚組だもんね。

ゲスト勢は、Big Sean の他、 Kurupt、Brandy など。その中で、Dr. Chill というのは彼女のお父さん、Namiko Love は娘さんらしい。

そう言えば、Disc 1 の M-4 は feat. Big Sean、M-5 は feat. Twenty88 とクレジットされているのだけど、どういう基準で区別されているのかなあ。

 

内容的には、前作同様に、エレクトロで静謐な世界が展開されているわけなのだが、気になるのは、このジャケ写だけではなく、ブックレットや CD の盤面に至るまで、全てがサイケな色使いになっていること。

タイトルは「Trip」だし、おまけに冒頭の曲名が "LSD" だったりするし。あ、"Bad Trip" という曲もあるぞ。

結構、ヤバい内容だったりするのかなあ。

 

★★★☆

 

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Jhené Aiko の過去レヴューは ↓

Twenty88

Souled Out / Jhené Aiko

R&B 区切り 23:42 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Ash / Ibeyi

折角の 3 連休だったのに、風邪をひいてしまって、3 日間寝たきりだった。

市販の薬のおかげで、ちょっとはましになったので、本日のお題を。

 

どっちがどっち全く予備知識なしに、ショップを巡回中に発見した Ibeyi なるデュオのアルバム from XL。レーベル主の Richard Russell の Prod. です。

discogs によると、

Ibeyi is a French/Cuban musical duo consisting of twin sisters, Lisa-Kaindé and Naomi Diaz.
The twins' father was the famed Cuban percussionist, Miguel "Angá" Díaz.

ということらしい。

今作は、2015 年の 1st に続く 2 枚目で、ビヨンセの「Lemonade」のショートフィルムにもフィーチャーされていたらしい。申し訳ない。全く覚えていなかった。

 

キャプションによると、「彼女たちのルーツであるヨルバの伝統音楽をブレンドした、ポップかつソウルフルな楽曲が展開」されていて、「女性であること、精神性、行動主義、レイシズムといったテーマを掘り下げ」ているらしく、なるほど Kamasi Washington、Meshell Ndegeocello、Chilly Gonzales というゲスト陣を見ただけで、意識高そう。

 

ということで、身構えながら拝聴したのだが、確かにスピリチュアルではあるものの、そんなに小難しい感じではなかったですかね。

と思いつつ、PV 観てみたら、やっぱり重かった。

 

 

★★★★
 

R&B 区切り 19:49 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

War & Leisure / Miguel

空中浮遊続いては、Miguel の 4th アルバム。

3rd に続いて、約 2 年ぶり、当ブログ 2 度目の登場ですね。

 

前作がエロ度高めのジャケ写だったのに対して、今回はただ空中浮遊(?)しているだけのジャケ写で、タイトルも「戦争と休暇」みたいな感じだし、なんだか薄めの展開ですねー。

 

と思ったのも束の間、Too Much 感強めの変態(?)トラックは今作でも健在。

特に、M-1 とか、クセになりそうだもんね。

 

と書いたら、他に書くことがなくなってしまった。

まあ、たまにはいいじゃあないですか。サウンドが濃いだけに、記事はあっさり目でも。

 

★★★★

 

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Miguel の過去レヴューは ↓

Wildheart / Miguel
 

R&B 区切り 23:35 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Beach House III / Ty Dolla Sign

ドバイ?タワレコの 2 枚買ったら 1 枚当たり 1600 円キャンペーンで、頭数合わせに買った 1 枚。

いや、なんとなく、Hiphop コーナーにディスプレイされている中で、このジャケ写が妙に目立っていたので。

 

で、今作の主は Ty Dolla Sign。

あちらこちらで客演しているので、ネーム自体は知っていたのだが、ソングライターとしても、あの Kanye × Rihanna × Paul McCartney の "FourFiveSeconds" の作者として名を連ねたりしていて。

でも、詳しくは知らないので、discogs で検索してみたら、なんと見当たらないんですよね。

あ、そうか、Dolla Sign = $ なので、Ty$ と表記されているのか。

そう言えば、ジャケ写の島の形も Ty$ となっているではないか。

 

今作は、彼の 2nd メジャー・アルバム。

「Beach House」というのは、かつて彼がリリースしていた mixtape のタイトルとのことで、その 3 作目がアルバム化したのだとか。

いや、実は、アルバムと mixtape の違いが、いまだによくわかっていないのだが。

 

タイトルとジャケ写からして、最近の R&B とは少々違うテイストなのかと予測していたところ、確かに冒頭 M-1 がアコギをバックにレイドバックした風情。

他にも、Damian Marley と Skrillex (なんという組み合わせ!)をフィーチャーしたレゲエ系があったり、Interlude に波音の SE が使われていたりするけど、その他大半はフツーにいまどきの R&B でしたね。

 

★★★☆
 

R&B 区切り 23:39 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

If All I Was Was Black / Mavis Staples

益々盛ん半年ぐらい前に、Stax の周年記念盤で 1st と 2nd ソロの 2 in 1 盤をご紹介した、現在 78 歳の Mavis Staples の最新 16th アルバム。

いやあ、まだまだお元気ですねえ。

 

今作は、Wilco の Jeff Tweedy の制作。

なかなか面白い組み合わせだなあと思って、入手した次第なのだが、この 2 人のコラボは 2010 年の「You Are Not Alone」、2013 年の「One True Vine」に続いての 3 枚目ということらしいです。

いや、全くフォローしていなかったので、全然知らなかった。勉強不足です。

 

とは言うものの、だいたいのイメージはあるけれど、Wilco 自体もほとんど聴いたことがないんだよねー。

でも、大丈夫。だいたいのイメージどおりの、アーシーなアメリカン・ロック系ギター・サウンドをベースに Mavis が力強く歌っております。

本当に 78 歳なの?

それはさておき、まさに大人の R&B と言えましょう。トータル 35 分弱というヴォリュームが少々物足りないけれど。

 

あちらこちらのレコード評によると、結構メッセージ色が強めになっている模様で、そう言えば、某インテリ音楽雑誌でも高評価だったような…。

やっぱり、音楽雑誌界の朝日新聞ですねえ。

 

★★★★

 

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The Staple Singers 関連の過去レヴューは ↓

Mavis Staples - Only For The Lonely / Mavis Staples

Pass It On / The Staples
 

R&B 区切り 23:56 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Take Me Apart / Kelela

髪の毛、多過ぎ?R&B 系のニューカマーをもう 1 人。Kelela の 1st アルバムですね。

これまた不勉強にして、ネームに心当たりがなかったので検索してみたら、彼女はワシントン DC 出身で 1983 年生まれの 34 歳。えっ、意外とお年を召しているんですねえ。

2013 年の mixtape 「Cut 4 Me」が高評価を受け、その後、Solange の「A Seat at the Table」や Danny Brown の「Atrocity Exhibition」に客演していたとのこと。

あれ? それじゃあ、これまでに何回か遭遇していたのに覚えてなかっただけか。まあ、客演のクレジットなんて、よほどのビッグネームじゃあないとスルーしてしまいがちだもんね。

 

で、今作はその Danny Brown の「Atrocity Exhibition」と同じ Warp からのリリース。

というだけで、もう一筋縄では行かないことはおわかりでしょう。

期待どおりのレフトフィールド R&B と申しましょうか、制作面では UK ベースのエレクトロ系クリエイター Jam City と、Sky Ferreira の「Night Time, My Time」や Snoop のレゲエ盤などに絡んでいた Ariel Rechtshaid が中心となっているようだ。

中には、あの Arca が絡んでいるトラックもいくつかある。

 

ということで、サウンド的にはかなりの異端ぶりなのだが、メロディーなどは王道 R&B そのものという、ある意味、不思議な感触の 1 枚ではありました。

 


★★★★
 

R&B 区切り 22:54 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

HEAVN / Jamila Woods

水のない星続いては、Jamila Woods のデビューアルバム。ショップで激推しされていたので、つい入手に至った次第なのだが。

先ほど検索してみて知ったのだが、彼女は Chance the Rapper などシカゴ周辺の集団から登場してきたシンガーで、Chance the Rapper の配信オンリーながらグラミーにノミネートされた「Coloring Book」などに客演しているとのこと。

今作自体も、昨年の夏ごろに SoundCloud で公開されていて、非常に高評価だったことから、今般フィジカルリリースに至ったものなのだとか。

いやあ、日ごろリイシュー作品ばっかり聴いているせいで、世間の動向に疎くって申し訳ない。

 

で、↑ から想像されるとおり、今作はシカゴ勢の全面バックアップと申しましょうか、Chance the Rapper や Noname などが参加している。

サウンド的には、やや Jazzy テイストな浮遊感あるトラックが中心で、なかなか気持ちいいです。

これもさっき知ったのだが、日本盤にはジューク調 Remix がボートラ収録されているらしい。

なんか、全然想像つかないんだけど。

 

ところで、個人的には、ジャミラというと、水のない星から帰還した宇宙飛行士を連想するのだが、このジャケ写では水が豊富にあるようですねー。

いや、つまらないこと書いて申し訳ない。

 

★★★★
 

R&B 区切り 23:49 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

TLC

律儀ですね。90s に一世を風靡した TLC の 15 年ぶりの新作にしてラストアルバム。

15 年前と言うと、要するに Left Eye の没後にリリースされた「3D」以来ということですね。

その後、T-Boz と Chilli だけになっても活動していることは認識していたのだが、まさかここにきて TLC 名義でのアルバムがリリースされるなんて。

それにしても、2 人になっても依然として TLC を名乗るとは、律儀なんですねー。

まあ、他に名乗るべきネームもないのかも知れないが。

 

確か、数年前にデビュー 20 周年記念ベスト盤がリリースされていて、アムロが "Waterfalls" に参加しているとかいう話だったのだが、どうせオーヴァーダビングしただけなのだろうと思って、スルーしたのだけど。

 

なんでも、レコーディング費用を Kickstarter で調達したとかで、Kickstarter 史上最速での目標額達成記録を樹立したらしいのだが、だって、あの TLC だもん、そりゃあそうなるでしょう。

内容的には、トータル 40 分足らずで、あっという間に終わってしまう感じ。

中では、"Sunny" + EW&F "September" 使いの M-3 と Snoop をフィーチャーした M-2 が気になったでしょうか。

 

★★★☆
 

R&B 区切り 23:32 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Link Up & Suede / NxWorries

右の人の足の向きが…。続いては、Anderson .Paak と Knxwledge のユニット NxWorries。

確か、昨年の末ごろにデビュー・アルバムをご紹介していて、その際に先行 EP も聴いてみなきゃ、的なことを書いたのだが、その後、なかなか購入する機会がなく、今般ようやく入手に至った次第。

いや、ショップで直接買うとプライス高めの設定だったので、通販のクーポン割引設定価格の達成要員にしようとリザーブ(?)していたところ、なかなか注文する機会がなかったというのが、本当のところ。

 

収録されているのは、全 8 トラックで、トータル 21 分程度の収録時間。

いやに短いのは、そのうち 3 トラックが Intro あるいは Interlude なので。

更には、残る 5 トラックのうち、2 トラックは収録曲のインスト版なので、実態としては 3 トラックしかないんだよねー。

そのインスト版を収録しているのが "Link Up" と "Suede" という 2 曲で、あ、なるほど、それでこんなタイトルだったわけだ。

 

そんなわけで、まあ、採点するほどのヴォリュームでもないのだが、印象としては、続くフルアルバムよりはネタ感薄めと申しましょうか。

いや、これはこれで嫌いではないのだが、聴く順番を間違えたという気がしなくもないかなあ。

 

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Anderson .Paak の過去レヴューは ↓

Yes Lawd! / NxWorries

Malibu / Anderson .Paak
 

R&B 区切り 23:22 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Tuxedo II

ピンヒール・フェチMayer Hawthorne と Jake One のユニット Tuxedo の 2 枚目。

いやあ、こちらも単発企画かと思いきや、続編登場というわけですね。

まあ、ライナーによると、前作リリース後に来日公演だけでも 3 回やってるらしいし、いずれも未聴だけど、「The M+M Mixes」だとか、Kaytranada などが参加した Remix 12" だとか、派生作品もいろいろとリリースしていたみたいだし、何よりも前作はここ数年の Stones Throw 作品の中でダントツのセールスだったらしく、そんなこんなで止めるわけにはいかないでしょう。

 

確か、前作をご紹介した際に、ディスコ=ブギーの今風 update で G-Funk 感も強め、などと書いたように記憶しているのだが、なんと今作には、御本人登場とばかりに Snoop が客演しているではないか。

他の御本人としては、Lester Troutman @ Zapp もクレジットされてますねえ。

 

基本的には、前作と同じツクリなのだが、何と申しましょうか、前作の Hiphop 通過後のザラついた感触みたいな部分が薄めになっているような気がしますねえ。

個人的には、その前作の感触が好きだったんだけどなー。

 

あ、今作も Mix は John Morales でした。

 

★★★☆

 

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Mayer Hawthorne の過去レヴューは ↓

Man About Town / Mayer Hawthorne

Tuxedo

Where Does This Door Go / Mayer Hawthorne
how do you do / Mayer Hawthorne
 

R&B 区切り 00:42 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

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