Take Me Apart / Kelela

髪の毛、多過ぎ?R&B 系のニューカマーをもう 1 人。Kelela の 1st アルバムですね。

これまた不勉強にして、ネームに心当たりがなかったので検索してみたら、彼女はワシントン DC 出身で 1983 年生まれの 34 歳。えっ、意外とお年を召しているんですねえ。

2013 年の mixtape 「Cut 4 Me」が高評価を受け、その後、Solange の「A Seat at the Table」や Danny Brown の「Atrocity Exhibition」に客演していたとのこと。

あれ? それじゃあ、これまでに何回か遭遇していたのに覚えてなかっただけか。まあ、客演のクレジットなんて、よほどのビッグネームじゃあないとスルーしてしまいがちだもんね。

 

で、今作はその Danny Brown の「Atrocity Exhibition」と同じ Warp からのリリース。

というだけで、もう一筋縄では行かないことはおわかりでしょう。

期待どおりのレフトフィールド R&B と申しましょうか、制作面では UK ベースのエレクトロ系クリエイター Jam City と、Sky Ferreira の「Night Time, My Time」や Snoop のレゲエ盤などに絡んでいた Ariel Rechtshaid が中心となっているようだ。

中には、あの Arca が絡んでいるトラックもいくつかある。

 

ということで、サウンド的にはかなりの異端ぶりなのだが、メロディーなどは王道 R&B そのものという、ある意味、不思議な感触の 1 枚ではありました。

 


★★★★
 

R&B 区切り 22:54 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

HEAVN / Jamila Woods

水のない星続いては、Jamila Woods のデビューアルバム。ショップで激推しされていたので、つい入手に至った次第なのだが。

先ほど検索してみて知ったのだが、彼女は Chance the Rapper などシカゴ周辺の集団から登場してきたシンガーで、Chance the Rapper の配信オンリーながらグラミーにノミネートされた「Coloring Book」などに客演しているとのこと。

今作自体も、昨年の夏ごろに SoundCloud で公開されていて、非常に高評価だったことから、今般フィジカルリリースに至ったものなのだとか。

いやあ、日ごろリイシュー作品ばっかり聴いているせいで、世間の動向に疎くって申し訳ない。

 

で、↑ から想像されるとおり、今作はシカゴ勢の全面バックアップと申しましょうか、Chance the Rapper や Noname などが参加している。

サウンド的には、やや Jazzy テイストな浮遊感あるトラックが中心で、なかなか気持ちいいです。

これもさっき知ったのだが、日本盤にはジューク調 Remix がボートラ収録されているらしい。

なんか、全然想像つかないんだけど。

 

ところで、個人的には、ジャミラというと、水のない星から帰還した宇宙飛行士を連想するのだが、このジャケ写では水が豊富にあるようですねー。

いや、つまらないこと書いて申し訳ない。

 

★★★★
 

R&B 区切り 23:49 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

TLC

律儀ですね。90s に一世を風靡した TLC の 15 年ぶりの新作にしてラストアルバム。

15 年前と言うと、要するに Left Eye の没後にリリースされた「3D」以来ということですね。

その後、T-Boz と Chilli だけになっても活動していることは認識していたのだが、まさかここにきて TLC 名義でのアルバムがリリースされるなんて。

それにしても、2 人になっても依然として TLC を名乗るとは、律儀なんですねー。

まあ、他に名乗るべきネームもないのかも知れないが。

 

確か、数年前にデビュー 20 周年記念ベスト盤がリリースされていて、アムロが "Waterfalls" に参加しているとかいう話だったのだが、どうせオーヴァーダビングしただけなのだろうと思って、スルーしたのだけど。

 

なんでも、レコーディング費用を Kickstarter で調達したとかで、Kickstarter 史上最速での目標額達成記録を樹立したらしいのだが、だって、あの TLC だもん、そりゃあそうなるでしょう。

内容的には、トータル 40 分足らずで、あっという間に終わってしまう感じ。

中では、"Sunny" + EW&F "September" 使いの M-3 と Snoop をフィーチャーした M-2 が気になったでしょうか。

 

★★★☆
 

R&B 区切り 23:32 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Link Up & Suede / NxWorries

右の人の足の向きが…。続いては、Anderson .Paak と Knxwledge のユニット NxWorries。

確か、昨年の末ごろにデビュー・アルバムをご紹介していて、その際に先行 EP も聴いてみなきゃ、的なことを書いたのだが、その後、なかなか購入する機会がなく、今般ようやく入手に至った次第。

いや、ショップで直接買うとプライス高めの設定だったので、通販のクーポン割引設定価格の達成要員にしようとリザーブ(?)していたところ、なかなか注文する機会がなかったというのが、本当のところ。

 

収録されているのは、全 8 トラックで、トータル 21 分程度の収録時間。

いやに短いのは、そのうち 3 トラックが Intro あるいは Interlude なので。

更には、残る 5 トラックのうち、2 トラックは収録曲のインスト版なので、実態としては 3 トラックしかないんだよねー。

そのインスト版を収録しているのが "Link Up" と "Suede" という 2 曲で、あ、なるほど、それでこんなタイトルだったわけだ。

 

そんなわけで、まあ、採点するほどのヴォリュームでもないのだが、印象としては、続くフルアルバムよりはネタ感薄めと申しましょうか。

いや、これはこれで嫌いではないのだが、聴く順番を間違えたという気がしなくもないかなあ。

 

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Anderson .Paak の過去レヴューは ↓

Yes Lawd! / NxWorries

Malibu / Anderson .Paak
 

R&B 区切り 23:22 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Tuxedo II

ピンヒール・フェチMayer Hawthorne と Jake One のユニット Tuxedo の 2 枚目。

いやあ、こちらも単発企画かと思いきや、続編登場というわけですね。

まあ、ライナーによると、前作リリース後に来日公演だけでも 3 回やってるらしいし、いずれも未聴だけど、「The M+M Mixes」だとか、Kaytranada などが参加した Remix 12" だとか、派生作品もいろいろとリリースしていたみたいだし、何よりも前作はここ数年の Stones Throw 作品の中でダントツのセールスだったらしく、そんなこんなで止めるわけにはいかないでしょう。

 

確か、前作をご紹介した際に、ディスコ=ブギーの今風 update で G-Funk 感も強め、などと書いたように記憶しているのだが、なんと今作には、御本人登場とばかりに Snoop が客演しているではないか。

他の御本人としては、Lester Troutman @ Zapp もクレジットされてますねえ。

 

基本的には、前作と同じツクリなのだが、何と申しましょうか、前作の Hiphop 通過後のザラついた感触みたいな部分が薄めになっているような気がしますねえ。

個人的には、その前作の感触が好きだったんだけどなー。

 

あ、今作も Mix は John Morales でした。

 

★★★☆

 

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Mayer Hawthorne の過去レヴューは ↓

Man About Town / Mayer Hawthorne

Tuxedo

Where Does This Door Go / Mayer Hawthorne
how do you do / Mayer Hawthorne
 

R&B 区切り 00:42 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Strength Of A Woman / Mary J Blige

見るからに強そう。MJB の「The London Sessions」以来、約 2 年半ぶりの 13th スタジオ・アルバム。

いや、あちらこちらで 13th と記されているのだが、「The London 〜」の前のサントラ盤はオミットされているようですね。個人的には、それを除くなら、その前のクリスマス物も除きたくなるのだが、まあ、大きなお世話ですね。

 

という風に、このところ企画モノ(?)が続いていただけに、久しぶり王道 R&B アルバムということになりましょうか。

冒頭、重々しいネタ使いの中、Kanye が登場。M-2 は Adult R&B チャートで 16 週連続 1 位だったのらしいのだが、そんなチャートあったのか。細分化され過ぎでは。

その後、中盤は少々重過ぎ感がなくもないが、M-10 のポップなダンスチューンで救われたような気分に。

あ、終盤に Kaytranada と Badbadnotgood の共同制作というとんでもない組み合わせがあったりして。

まあ、そんな感じにいろいろやってます。

 

★★★☆

 

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Mary J Blige の過去レヴューは ↓

The London Sessions + Think Like A Man Too / Mary J Blige

A Mary Christmas / Mary J Blige
My Life II... The Journey Continues (Act 1) / Mary J Blige
Stronger with Each Tear / Mary J Blige
Growing Pains / Mary J Blige
Reflections (A Retrospective) / Mary J Blige
 

R&B 区切り 00:54 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Origins: The Roots Of Soul II Soul

とっくに解散してたのでは。昔懐かし Soul II Soul のライヴ盤。

なんでも、昨年の終わりごろにリリースされていたアナログ 2LP Box Set をタワレコ限定で CD 化したものらしい。

で、てっきり発掘モノかと思いきや、新録だと言うではないですか。

えっ? まだやっていたのか?

 

検索してみたところ、彼ら(と言うか、実体あるグループだったのかどうか、今だによくわからないのだが。)は 1997 年に 5th アルバム「Time For Chenge」をリリースした後、解散したのだが、2007 年に、あの初期ヴォーカリスト Caron Wheeler を迎えて再結成。ツアーをこなしたりしているらしい。

そもそも、傑作 1st の後、3rd あたりまでは薄っすらと記憶にあるのだが、そんなにアルバムをリリースしていたことにもビックリした。

 

で、今作、Caron Wheeler をフィーチャーして、往年の名曲を生バンドで再現、という触れ込みなのだが、1st、2nd あたりの曲だけではなく、その後のアルバムからも満遍なく選曲されている。

個人的には、2nd からの "Get A Life" ぐらいがギリギリのところでしたかねえ。

まあ、しょうがないか。

ラストは Jazzie B らしくレゲエっぽく。あ、これも 4th (タイトルは Volume V)の曲だったのか。

 

★★★★

 

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Jazzie B / Soul II Soul の過去レヴューは ↓

Masterpiece Created by Jazzie B Soul II Soul

Jazzie B presents School Days
 

R&B 区切り 02:03 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Fin / Syd

モヒカン姐さん「エレクトロ」を安易に使わないと言った舌の根も乾かぬうちに、「エレクトロ」と書きたくなるようなアルバムを。

OFWGKTA 一派出身の Syd @ The Internet のソロ・アルバムですねえ。

The Internet 自体は前作でバンド化したはずなのに、彼女も舌の根も乾かぬうちにソロ活動ですか。

それにしても、アルバムタイトルとアーティスト名合計でアルファベット 6 文字しかない。

今まで見かけたアルバムの中で最短じゃあないかなあ。

 

元々 OFWGKTA から出てきながら、本体(?)の The Internet は R&B 路線まっしぐらといった感じで、洗練度を増しているような印象なのだが、今作はソロ作品ということで、ビートの Hiphop 感が強めですねー。揺り戻しといったところでしょうか。

その分、逆に地味になっちゃった感もないではないが。

 

中では M-2 や M-6 に登場する低音ラップが気になりましたかねえ。

テープの遅回し、みたいな。

 

★★★☆

 

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Odd Future = OFWGKTA の過去レヴューは ↓

Fireplace: Thenottheotherside / Hodgy

Genesis / Domo Genesis

Ego Death / The Internet

Cherry Bomb / Tyler, The Creator + I Don't Like Shit, I Don't Go Outside / Earl Sweatshirt
Feel Good / The Internet
Doris / Earl Sweatshirt
Wolf / Tyler, The Creator
Numbers / Mellowhype
channel ORANGE / Frank Ocean
The OF Tape Vol.2
Nostalgia, Ultra / Frank Ocean
Purple Naked Ladies + 4 Bonus Songs EP / The Internet
Goblin / Tyler, The Creator + Blackenedwhite / Mellowhype
 

R&B 区切り 00:38 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Hidden Figures: The Album

実話だそうな。さて、今日は映画の OST。

なんと Pharrell が手掛けております。

 

えーと、映画本編の方はですねえ、アポロ計画の前のマーキュリー計画に、差別などと闘いながら貢献した NASA の 3 人の黒人数学者の話ということらしいです。

アカデミー賞にも何部門かノミネートされていたようですねー。

 

で、OST の方は、最近あちらこちらで見かける Alicia Keys の他、MJB、Lalah Hathaway、そして映画本編にも出演している(ジャケ写の左端ですね。) Janelle Monáe などが参加していて、なかなか豪華ですね。

内容的には、Pharrell 風レトロ・ソウルでゴスペル・フレーヴァー少々、といったところでしょうか。

ラス曲では Kim Burrell が歌ってたりするもんね。

 

Pharrell × レトロ・テイストが結構新鮮で、意外と面白かったですかね。

 

★★★★
 

R&B 区切り 19:22 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Starboy / The Weeknd

明けましておめでとうございます。

昨日の紅白、ガッキーは空振りだったような、ちょっとカスったような。

思いがけなく、紅組が勝ったけど、宇多田効果なのか、白組の司会があまりにもヒドかったからか。

まあ、いずれにしても、余計なネタを少々詰め込み過ぎた感はあるかな。

 

明るくなりました(?)さて、2017 年の一発目は、すっかり超売れっ子になった The Weeknd の新譜。

ゲストには、またまた登場する Kendrick Lamar、Lana Del Rey、それに、あの Daft Punk を迎えておりまする。

 

基本的には、従来同様のダウナーなエレクトロ … と書こうと思ったのだが、なんだかずいぶん明るくなっていませんか。

前作の MJ オマージュ曲(?)が大当たりしたので、少々方向転換しましたか。

M-6 の The Romantics 歌詞流用+ Tears For Fears 使いトラックなど、意外とキャッチーですからね。

 

あ、Daft Punk が参加した曲は、なるほど言われてみればそうか…、という感じ。

そう思うほど、今作は Pop になっているということでしょうかねえ。

とは言うものの、ラス曲は「Trilogy」の頃と比べると別人のようだが。

 

★★★★

 

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The Weeknd の過去レヴューは ↓

Beauty Behind The Madness / The Weeknd

Kiss Land / The Weeknd
Trilogy / The Weeknd
 

R&B 区切り 23:31 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

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