No_One Ever Really Dies / N.E.R.D

縦読みして。N.E.R.D あるいは N*E*R*D の 7 年ぶりの 5th アルバム。

「誰も本当には死なない」というタイトルを縦読みすると N.E.R.D。

いや、実際には、グループ名の元々の意味をタイトルに戴いたセルフ・タイトルド・アルバムということらしい。

 

元々は、The Neptunes の道楽ロックバンドのような印象だったので、ショップで見かけてもスルーしがちだったんだよね。

今作も、あまり趣味がいいとは言い難いジャケ写だし、そんなこんなで、しばらく放置していたのだが、マルチバイ割引の頭数合わせ要員として入手に至った次第。

さっき当ブログを検索してみたら、2008 年の 3rd は買っていて、その前の 2nd も買っていたみたいなのだが、2010 年の 4th はスルー。

3rd の記事では、意外と気に入った的なことを書いていたのにねえ。

ちなみに、その 3rd の記事から想像するに、個人的には 2nd はあまり面白くなかったようだ。

 

かつて、The Neptunes 名義のアルバムもリリースしていたけど、1 枚きりで打ち止めとなっていて、要するに彼ら自身の作品を発表するビークルは N.E.R.D に一本化されているということでしょうか。

ということで、Rihanna を始めとして、Gucci Mane、Wale、Kendrick Lamar、M.I.A.、果ては Ed Sheeran、曲名にフィーチャーされていないところでは、Thundercat、A$ap Rocky、MJB などなど、ゲストは豪華だし、かつてのロック・テイストはどっかに行ってしまった感も。

ラス曲なんて、まさかのレゲエですからね。

 

えーと、要するに、非常によくできております。

毎回、同じこと書いてるけど。

 

★★★★

 

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The Neptunes / Pharrell / N.E.R.D. の過去レヴューは ↓

Hidden Figures: The Album

Bush / Snoop Dogg

Girl / Pharrell Williams

Seeing Sounds / N.E.R.D
The Remixes / The Neptunes
 

ROCK / POP 区切り 22:57 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Golden Days / Mamas Gun

水遊び中続いては、英 Mamas Gun の 4th アルバム。

1st のサイケ調のデザインには見覚えがあったのだが、その若干濃いめのテイストから、どうせ最近よくあるタイプのレトロなファンクバンドなのだろうと、試聴もせずに決めつけてスルーしていた。

と言うか、Mamas Gun というバンド名すら記憶していなかったのだが。

それが、今作がショップで流れているのを聴いて、なんだか感触が良かったので、入手に至った次第。

 

とは言え、ネームを記憶していないぐらい、彼らのことを全く知らないので、ちょこっと検索してみたところ、彼らは Andy Platts を中心とした 5 人組で、バンド名は Erykah Badu の "Mama's Gun" から頂いたものなのだとか。

どういうわけか、アジアで人気があって、日本では 1st アルバムが Japanese Billboard charts で #3 をゲット。更には、山 P や ELT に曲を提供していたりするらしい。

それだけなら、Queen や Cheap Trick あたりと同じ日本先行型かと思うのだが、お隣の韓国でも曲を提供して、#1 ヒットを出したりしているにとどまらず、彼らのレーベルまであって、独自のアルバムをリリースしているらしい。

 

で、中味の方は、1st のジャケットから予想していたようなファンクバンドではなく、同じく Black Music の影響が大きいながらも、湿度高めでポップ〜メロウ・グルーヴ寄りの位置取り。

あー、なるほど、こんな感じだったんですね。

 

★★★★
 

ROCK / POP 区切り 23:35 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Earthbound (40th Anniversary Series) / King Crimson

何から 40 周年?↓ の Brian Wilson に続いて、レヴューする機会を失しがちな盤第 2 弾。

King Crimson の 1972 年盤の拡大リイシューですね。

 

今となっては、当ブログから最も距離が遠いようなプログレなのだが、かつてロック少年だったころは、結構聴いておりました。

特に、この Earthbound は圧倒的な音質の悪さと、暴力的と言いたくなるほどの鬼気迫る演奏に、かなり衝撃を受けたものです。

その盤が拡大リイシューされたのをたまたま知って(いや、今の音楽的嗜好に基づいて、ネット検索やショップ巡回をしていると、ロック系のリリース情報にはどうしても疎くなってしまうもので…。)、懐かしさもあって、入手に至った次第で。

 

で、今作は CD + DVD-Audio のセットで、CD はオリジナル + 3 曲という仕様。DVD には CD 版に更に 4 曲を追加した上に、Summit Studio なるところでのスタジオライヴを 2 ヴァージョン、「21 世紀の〜」のライヴ・ヴァージョン合成版、そして Earthbound オリジナル版を収録しているという大盤振る舞い。

この DVD-Audio なる仕様の存在は知っていたのだが、買ったのは初めてなので、どうやって再生するのかもわからず、とりあえず PC のディスクトレーに乗せてみたら、ちゃんと再生はできたのだが、Pause ボタンが効かなかったり、早送りができなかったり、不自由なこと極まりない。どうすればいいのだろう?

 

まあ、拡大されたトラックは、いずれも web でダウンロード販売されていたもののようで、通の方には目新しいものではないのかも。

それにしても、こんなローファイ音源を DVD ではハイレゾ化して収録しているようなのだが、それに意味があるのかなあ。

 

ついでに言うと、オリジナルが廉価盤としてリリースされたことを受けてなのか、輸入盤は 2000 円ぐらいで手に入るのに、日本盤は 5400 円もするみたいなんだよねー。

まあ、自分は輸入盤を買ったからいいんだけど。

 

これも採点しにくいのだが、連日のスルーには気が引けるので、

★★★★

ぐらいにしておく?

 

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King Crimson 関連の過去レヴューは ↓

Heroes / King Crimson

No Pussyfooting / Fripp & Eno
 

ROCK / POP 区切り 23:57 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Playback: The Brian Wilson Anthology

やっぱり釣られた。お正月だし、普段はレヴューする機会をつい逸しがちなところを行っておきましょうか。

ということで、Brian Wilson のベスト盤を。

 

全 18 曲収録で、そのうち 2 曲は未発表曲。

冒頭、1988 年産の 1st ソロ盤曲が、「Smile」(彼のソロ・ヴァージョンの方ね。)からの "Surf's Up" と "Heroes and Villains" を挟んで 4 曲登場し、Smile era をホーフツさせる "Rio Grande" も含め、Smile テイスト強めの展開。

その後は、最新「No Pier Pressure」まで各アルバムから 1〜2 曲のセレクション。

意外なところでは、「Live At The Roxy Theater」からも選曲されているところでしょうか。

 

と、ここまでなら、スルーしてもよかったのだが、未発表曲の 1 曲のタイトルが "Run James Run"。

なんと、あの "Pet Sounds" の原題と同じじゃあないですか。

そのラス曲を聴いてみたら、まあ、フツーの Beach Boys 風のポップソングでしたね。

うーん、案の定、釣られてしまった次第ですねー。

 

ということで、今回は採点をパスさせてもらっていいですか?

(って、誰に訊いているんだ?)

 

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The Beach Boys = Brian Wilson 関連の過去レヴューは ↓

1967 - Sunshine Tomorrow / The Beach Boys

Beach Boys' Party! : Uncovered And Unplugged

Record Collectors 2016 年 7 月号
No Pier Pressure / Brian Wilson
The Many Moods Of Murry Wilson + Here Today!: the songs of Brian Wilson
Made In California / The Beach Boys
That's Why God Made The Radio / The Beach Boys
The Beach Boys Disc Guide + Pet Sounds / Jim Fusilli
In The Key Of Disney / Brian Wilson
The Smile Sessions / The Beach Boys
Reimagines Gershwin / Brian Wilson
That Lucky Old Sun / Brian Wilson
Pacific Ocean Blue (Legacy Edition) / Dennis Wilson
 

ROCK / POP 区切り 00:46 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Funk Wav Bounces Vol.1 / Calvin Harris

こんなになっちゃった。Calvin Harris 約 2 年半ぶりの 5th アルバム。

確か、前作をレヴューした際には、「世界 DJ 長者番付(そもそも、どういう番付なんだ?) 2 年連続 1 位」と書いたのだが、その記録はきっちり 2 年間更新されていたようだ。

そればかりか、いまやサマソニのヘッドライナーですからね。そんなに人気があったのか。

 

実は、前作って、1〜2 回さらっと聴いただけで放置してしまっていて、今作も最初はスルーしようと思っていたんだよね。

それが、今作のゲストのあまりのスゴさに、思わず手を出してしまった次第。

ざっと並べてみると、Frank Ocean に始まって、Schoolboy Q、Pharrell、Ariana Grande、Travis Scott、Snoop、John Legend、Nicki Minaj、Katy Perry、Big Sean。

なんだ、これ? 以前よりは、Hiphop 寄りの人選ですねえ。

 

で、聴いてみたところ、かつての EDM っぽさが影を潜めている … どころか、大英帝国特有の湿り気もなく、ライトなファンク風味付けで。

レゲエっぽいトラックまであるぞ。

そう言えば、このジャケ写も南国系だもんねー。

 

先日、確か、サマソニ当日深夜に浴室でラジオを聴いていたら、サマソニに Calvin Harris と Tuxedo 目当てで参戦してきたという女性がインタヴューされていて、あ、なるほど、今はそんなポジションなんだね。

 

★★★☆

 

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Calvin Harris の過去レヴューは ↓

Motion / Calvin Harris

18 Months / Calvin Harris
Ready For The Weekend / Calvin Harris
 

ROCK / POP 区切り 23:08 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

El Dorado / Shakira

黄金郷ラテン系でエロと言えば、Shakira 姐さん 3 年ぶりのニュー・アルバムです。

いや、彼女も既に 40 歳で 2 児の母なので、いつまでもエロ目線で見ているのもおかしいのだが。

とは言うものの、正体不明の乳白色の液体に浸かった、なんだか思わせぶりなジャケ写ではある。

 

内容的には、王道ラテン・ポップ路線に戻りつつある、といった感じでしょうか。

とは言え、ラテン系ポップと非ラテン系ポップがほぼ交互に登場する展開といった程度なのだが。

まあ、ビッグネームだし、年齢も年齢なので、ラテン一辺倒に突っ走るようなことはないのだろう。

 

それにしても、英語以上にスペイン語はわからないとか言っておきながら、なぜ彼女のアルバムを常に買っているのか?

我ながら不思議なのだが、やっぱりラテン系が好きなんだよね。

なので、彼女の新譜を発見してしまったら、マルチバイ割引要員として、どうしても発注してしまう、みたいな。

今回は、もういいかと思ってたんだけどねー。

 

★★★☆

 

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Shakira の過去レヴューは ↓

Shakira

The Sun Comes Out / Shakira
She Wolf / Shakira
 

ROCK / POP 区切り 23:09 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Concert À L'Espace Pierre Cardin avec Yasuaki Shimizu et les Moonriders / Pierre Barouh

MC も音楽的最寄りのタワレコで発見した物件。

このタワレコ、規模は大きくないのだが、こういうショップをいろいろ探索していると、こんな規模の店になんでこんなものを置いているのか、と思うような盤を発見することがある。

この盤以外では、De-Lite のマニアックなコンピレ盤「De-Liteful And Soulful: Mellow Mover」もこの店で発見したんだっけ。

 

で、今作は、昨年の終わりに亡くなった Pierre Barouh が 1983 年にパリのピエール・カルダン劇場で、「Le Pollen」でもバックを務めた清水靖晃とムーンライダーズを従えたライヴ盤。

ブックレットの裏面(ということは、おそらくアナログ盤の裏ジャケ)に 2001 年とクレジットされているので、実際に世に出たのは同年なのだろう。

ついでに書くと、ご覧のとおり、ジャケには「dites 33 volume 2」と記されていて、これが本当のタイトルなのかも。

検索してみたところ、「〜 volume 1」なる盤も存在しているようだ。でも仏語のサイトでしか発見できなかったので、英語以上に何を書いているのか、さっぱり理解できなかった。

 

内容の方は、予想どおりに「Le Pollen」収録曲を中心にした構成。

それはいいのだが、なんだか曲間あるいはイントロ部分におけるトークが長いんだよね。ところが、これまた仏語なので、何を言ってるのか、さっぱりわからないし、それどころか、MC なのかストーリーを持った語りなのかも不明。

でも、仏語ゆえに音楽的に聴こえちゃう面もあったりして。

 

★★★☆

 

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Pierre Barouh の過去レヴューは ↓

Pierre Barouh RIP
 

ROCK / POP 区切り 23:37 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Heroes / King Crimson

Standing by the Wallそして、ボウイーさんの誰もが知ってる超名曲、NME あたりで「●●●の All Time Best 100」みたいな企画をやると、常に上位に入ってくる "Heroes" を、オリジナルでギターを弾いた Robert Fripp 翁率いる King Crimson がカヴァー、それもベルリンでのライヴを収録した EP 盤。

 

えーと、ひょっとすると、King Crimson は当ブログ初登場?

あ、Fripp & Eno をレヴューしたことがあったか。

その際にも書いたようだが、若いころは King Crimson を結構聴いてましたねー。

でも、今は誰がメンバーなのかも全く知らなくって。

あ、今は Mel Collins がいるのか。と言うか、ドラムスがいったい何人いるんだよ?

 

で、"Heroes" は全くオリジナルに忠実なカヴァーでしたね。

その他の収録曲もライヴテイクで、第 3 期でしたっけ? "Starless" とか "Easy Money" とかが中心。

"Starless" は前半部と言うか、ヴォーカル部分だけの編集ヴァージョンなので、特に書くこともなし。"Easy Money" はフル収録なので、まあ、それなりに聴きごたえありかな。

あと、日本盤ボートラとして、東京録音の "Peace" が収録されていて、あれ? こんな歌詞だっけ? と思ってたら、日本語だった。

最近はこんなこともやっているのか。ずいぶんサービスがいいですねえ。

 

個人的に、超久しぶりのクリムゾンなので、おまけしたいところだけど、やっぱり

★★★☆

ぐらいかなあ。

 

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King Crimson 関連の過去レヴューは ↓

No Pussyfooting / Fripp & Eno
 

ROCK / POP 区切り 23:38 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Cracked Actor (Live Los Angeles '74) / Bowie

苗字だけ。ボウイーさんの 1974 年ライヴ盤。

最近は、FM 音源だったり、なんだか正規なのかブートなのか、よくわからないライヴ盤がショップに溢れかえっているのだが、今作はいちおう由緒正しく、元々は今年 4 月の RSD にアナログ 2.5 枚セットとしてリリースされたもの。

で、それが RSD の中ではダントツのセールスだったらしく、めでたく CD 化されたということらしい。

 

えーと、少々細かい説明をいたしますと、彼の '74 年ツアーは 6 月に Diamond Dogs Tour として始まったのだが、8 月にいったん休止して「Young Americans」の録音を開始、9 月に 2nd Leg として再開、そして 10 月からの 3rd Leg では装いも新たに Philly Dogs Tour または The Soul Tour として行われたとのこと。

で、先発している「David Live」は 7 月 Philly での 1st Leg の録音。今作は 9/5 LA での 2nd Log の録音なのだ。

ちなみに、パッケージのアーティスト名表記が苗字だけなのは、「Diamond Dogs」に倣ってのことでしょう。

 

メンバーは、1st Leg 以来の Earl Slick (g)、Mike Garson (p)、David Sanborn (sax)らに加え、「Young Americans」セッションのメンバーの Carlos Alomar (g)、Luther Vandross (B.vo)など。

あれ? Dr は、ライナーでは Greg Enrico となっているけど、これは Greg Errico のこと?

 

で、収録曲自体は「David Live」に類似しているのだが、評判どおり、ソウル度が数割アップという感じ。

ラストに "John, I'm Only Dancing" の(Again)版を持ってくるところなんか、特にね。

でも、こんなのを発掘されちゃうと、どうしても 3rd Leg も聴きたくなるよねー。

 

★★★★

 

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David Bowie の過去レヴューは ↓

No Plan EP / David Bowie

David Bowie Is

★ / David Bowie

Sound+Vision / David Bowie

David Bowie RIP

The Next Day / David Bowie
 

ROCK / POP 区切り 23:07 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (2 CD Anniversary Edition) / The Beatles

大物過ぎたか。↓ と同じく 1967 年産のロック界でおそらく最も有名なアルバムの 50 周年記念エディション。

なんだか、4CD + 映像盤で 18,000 円という、落ち着いて考えてみるとエラくぼったくりなセットも売られていて、まあ、この作品のためならカネに糸目はつけないというオジサマ方もいっぱいいらっしゃるのだろう。

 

個人的に、この世界の入口はビートルズだったわけで、このアルバムもかなり聴いているはずなのだが、それも今となっては遠い昔の話で、今回リミックスされたという Disc 1 を聴いても、細部がどう変わったなどと某コレクター誌のような評論はできませぬ。

でも、まあ、リミックスされたことにより、ずいぶんサウンドの迫力が増したと申しましょうか、やっぱり彼らもロックバンドだったんだなあ、と思ったりしているわけです。

で、問題の Disc 2 のセッション音源なのだが、なんだかインストが多いなあ、みたいな。

一番インパクトが大きかったのは、ストロベリー・フィールズだったかなあ。それって、どうなの?

 

ところで、ちょっと前に朝ドラで彼らの来日ネタを 1 週間以上ひっぱっていたけど、来日からは 51 年目になるわけですよね。

昨年やってればよかったのにね。

 

えーと、採点ですか?

なんか、毎回同じこと書いてるけど、畏れ多くってとてもとても…。

 

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The Beatles の過去レヴューは ↓

George Martin RIP

On Air - Live at the BBC Volume 2 / The Beatles

Love / The Beatles
 

ROCK / POP 区切り 00:24 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

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