Drumming Is A Language 1990-2011 / African Head Charge

On-U のアーカイヴ Box Set の第 3 弾は、個人的な予想に反して、African Head Charge の後期作品集。

具体的には、

Songs of Praise (1990)

In Pursuit Of Shashamane Land (1993)

Vision Of A Psychedelic Africa (2005)

Voodoo Of The Godsent (2011)

Churchical Chant Of The Iyabinghi

1 枚目の M-1 のサブタイトルを冠した 5 枚目は例によって未発表曲集で、前半が Shashamane Versions、後半が Dubs Of Praise と題されているので、1 枚目と 2 枚目のヴァージョンということでしょう。

2 枚目と 3 枚目のインターヴァルがかなり開いているけど、この間は Acid Jazz や自主レーベルからアルバムをリリースしていた模様。

 

元々、Bonjo I のパーカッションをメインにした、かなりエクスペリメンタルなユニットなのだが、最高傑作とされる 1 枚目は世界各地の伝統歌唱をふんだんにサンプリングしていて、祝祭的と申しましょうか、大変なことになっている。1st アルバムが Eno & Byrne の「My Life In The 〜」からタイトルを戴いてきているのだが、そのダブ的展開といった感触。

2 枚目も同じようなツクリだけど、祝祭感やや低めで、若干アフロ寄りかなあ。

インターヴァルが開いた 3 枚目は、元々の Eno のコンセプトをタイトルにして、やや初期のテイストに戻った感じか。初期 Box Set のタイトルは、アルバム 4 枚のタイトルの合成だったけど、今回は 3 枚目 M-6 から戴いている。ボートラでは Mutabaruka がフィーチャーされている。

4 枚目には、ex-Aswad の George Oban とか Adamski とか、ちょっと珍しいメンバーが参加していますねー。

 

★★★★

 

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Adrian Sherwood の過去レヴューは ↓

Heavy Rain / Lee Scratch Perry

Rainford / Lee Scratch Perry

Pay It All Back Vol.7

Ambience In Dub 1982-1985 / Dub Syndicate

Outside The Echo Chamber / Coldcut × On-U Sound

Man vs. Sofa / Sherwood & Pinch

Environmental Holes & Drastic Tracks 1981-1986 / African Head Charge

Dread Operator: From the On-U Sound archives produced by Adrian Sherwood

Sherwood At The Controls Volume 2: 1985-1990

Bleeds / Roots Manuva

Trevor Jackson Presents Science Fiction Dancehall Classics
Late Night Endless / Sherwood & Pinch
Sherwood At The Controls Volume 1 : 1979-1984
The Music Killer EP / Sherwood & Pinch
Jungle Revolution / Congo Natty
Recovery Time / Adrian Sherwood
Survival & Resistance / Adrian Sherwood
Love Forever / New Age Steppers
On-U Sound Presents Lee "Scratch" Perry Nu Sound & Version
Dubsetter / Lee "Scratch" Perry & Adrian Sherwood
The Modern Sound of Harry Beckett
The Mighty Upsetter / Lee "Scratch" Perry
Becoming A Cliche / Adrian Sherwood
 

DUB 区切り 01:05 区切り comments(0) 区切り - 区切り

1970's Jamaican Dub Mix: Vinyl Selected & Mixed By DJ Yogurt

先日ご紹介した井の頭レンジャーズ「SINGS!」と同じく、通販サイトの旧譜再入荷コーナーから拾ってきた物件。

DJ Yogurt、久しぶりじゃあないですか。

かつては、結構な頻度で登場してもらっていたけど。

 

かれこれ 5 年くらい前に、同じく彼の「70's & 80's Jamaica-U.K. Dub Mix」をご紹介していて、その際に「一昨年にリリースした Mix 盤が好評だったので、その続編」みたいなことを書いていたのだが、実は今作がその好評だった Mix 盤というわけです。

何だか、今さらな感じもするけれど。

 

これまた、今さらながら、このシリーズは、アナログのみを使って、ピッチコントロールを使わないで Mix するというコンセプトだったようだ。

5 年前の続編の方の記憶も薄れがちで、自分の書いた記事によると、彼の Mix にしては真っ当(?)でユルめという印象だったようなのだが、こっちの方は 70's で Jamaica オンリーですからねえ。更に Raw でコアなレゲエ=ダブな展開となっているかな。

 

★★★★

 

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DJ Yogurt の過去レヴューは ↓

Dub Techno and Smoky House: Mixed by DJ Yogurt

70's & 80's Jamaica-U.K. Dub Mix : Vinyl Selected and Mixed By DJ Yogurt

Sounds From Dancefloor / Yogurt & Koyas
Strictly Rockers Re: Chapter 30 -HARVEST DUB BEATS 70's to 00's MIX- Selected & Mixed by DJ YOGURT & KOYAS
Yogurt In Soultime Mix / DJ Yogurt
Makin' Love Mix + Makin' Love Again Mix / DJ Yogurt
 

DUB 区切り 23:26 区切り comments(0) 区切り - 区切り

King Tubby's Prophecies Of Dub / The Prophets

Scientist が登場したからには、こっち方面に流れて行かなきゃなりません。Pressure Sounds の No.105 です。

帯には「待望のリイシュー&初 CD 化!」と記されているのだが、このタイトルには見覚えがあるぞ。「初 CD 化」ってことはないんじゃあない?

と思ったのだが、それは違っていたようで、ライナーによると、今作が紛らわしいのは、

1. 今作の直前、同じ 1976 年に、King Tubby と Yabby You が組んだ「King Tubby's Prophecy Of Dub」がリリースされていた。

2. 今作は King Tubby ではなく、Pat Kelly がダブミックスした。

3. Prod. として Vivian Jackson = Yabby You がクレジットされているが、実は、元ネタは Bunny Lee 制作音源。

とのこと。なるほど、単数形と複数形の違いか。ジャマイカらしい話ではある。ちなみに、単数形の方は、今は亡き B&F からリイシューされていて、当ブログでもご紹介済みです。そっちと混同しがちなわけですね。

 

再びライナーによると、Tubby 自身は '75 年以降はアンプ製作などに熱中していて、ミックス業から距離を置いていたのだが、商売上の事情から Tubby's でミックスされた音源は Tubby 名義でクレジットされていたのだとか。

おいおい、本当かよ。ひょっとすると、当ブログで、さすが Tubby は違うねえとか書いていたものが、実際は Tubby ではなかったりするわけ?

 

そう言われてみると、Tubby の切れ味鋭い Dub とは少々違って、手の込んだ精細な Dub が展開されているような。

… って、先入観で書いてるだけじゃあないのか?

 

★★★★

 

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Yabby You の過去レヴューは ↓

Walls Of Jerusalem / Yabby You Meets King Tubby

Beware Dub / Yabby You & The Prophets

Dread Prophecy : The Strange And Wonderful Story of Yabby You

Deeper Roots Part 2 (More Dubs & Rarities) / Yabby You & the Prophets
Deeper Roots : Dub Plates and Rarities 1976-1978 / Yabby You & Brethren
King Tubby's Prophesy of Dub / Yabby U
Dub it to the Top 1976-1979 / Yabby You
Deliver Me From My Enemies / Yabby You

 

Pressure Sounds の過去レヴューは ↓

The Same Song / Israel Vibration

Rubadub Revolution: Early Dancehall Productions from Bunny Lee

Walls Of Jerusalem / Yabby You Meets King Tubby

The Genius Of Enos / Enos McLeod

Kool Roots / Earth & Stone

Bunny Lee Presents Dubbing in the Front Yard & Conflict Dub

Rockers From The Land Of Reggae / I Mo Jah & Words In Dub / Phillip Fullwood

The War Is On Dub Style / Phil Pratt

Super Dub Disco Style / Bunny Lee & The Aggrovators & Super Star Disco Rockers / Tommy McCook & The Agrovators

Meet The People / Lloyd Parks & We The People

Dubbing In The Backyard / King Tubby's and The Agrovators & Go Away Dream / Delroy Wilson

Time A Go Dread / Lloyd Parks

Beware Dub / Yabby You & The Prophets

Tape Rolling! / Bunny Lee & Friends

Dub In Blood / Skin Flesh & Bones
Mr. Perry I Presume / Lee 'Scratch' Perry
Next Cut! / Bunny 'Striker' Lee & Friends
Live It To Know It / Jimmy Riley
Consider Yourself / Inturns
Full Up : Bunny 'Striker' Lee's Early Reggae Productions 1968-72
Nuh Skin Up / Keith Hudson & The Soul Syndicate
Deeper Roots Part 2 (More Dubs & Rarities) / Yabby You & the Prophets
Get Wise / Horace Andy
Lee Perry & his Upsetters present Roaring Lion : 16 untamed Black Art masters & dub plates
Reggae In Jazz Featuring The Great Tommy McCook
Unity Is Power / Joe Higgs
Zion Hill / Bobby Kalphat And The Sunshot All Stars
Rebel Rock / The Third World All Stars
Talking Revolution / Peter Tosh
Deeper Roots : Dub Plates and Rarities 1976-1978 / Yabby You & Brethren
The Sound Doctor : Black Ark Singles and Dub Plates 1972-1978 / Lee Perry and the Sufferers'
Take Me To Jamaica
Mek It Run / Dennis Bovell
Listen To The Music : Caltone's Jamaican 45's 1966-69
High Plains Drifter : Jamaican 45's 1968-73 / Lee Perry And The Upsetters
Dial-M-For Murder In Dub Style
Message Music : Augustus Pablo's Digital Productions 1986-1994
The Return Of Sound System Scratch : MORE Lee Perry Dub Plate Mixes & Rarities 1973 to 1979
Sound System Scratch : Lee Perry's Dub Plate Mixes 1973 to 1979
Prince Jammy Presents Strictly Dub
Harder Shade Of Black
Sound System International Dub LP / King Tubby & The Clancy Eccles All Stars
Dub Plate Style : Remixed by Prince Jammy 1978 / Delroy Wilson
Pleasure Dub / Tommy McCook & The Supersonics
Once Upon A Time At King Tubby's
Dub I / Jimmy Radway & The Fe Me Time All Stars
Pressure Sounds presents "Tuff Cuts" dj KENTARO Crucial Mix
Every Mouth Must Be Fed 1973-1976
Tribulation (Down in Jamdown 1974 to 1979) / Bim Sherman
Rockstone - Native's adventures with Lee Perry at the Black Ark
Drum Sound / The Revolutionaries
Life Goes In Circles - sounds from the talent corporation
 

DUB 区切り 23:09 区切り comments(0) 区切り - 区切り

D'ya Hear Me! / NTsKi + 7FO

これをダブと呼んでいいのか、少々自信はないのだが、昨年末にご紹介した ele-king のダブ特集にも登場していた大阪北摂在住の音響作家 7FO が NTsKi (ナツキと読むのかな?)をヴォーカルに迎えた 4 曲入り EP。

何となく、気になる佇まいだったので、diskunion から仕入れてきた。

 

NTsKi さんは京都在住らしいのだが、マンチェスターに 2 年ぐらい住んでいて、2013 年ぐらいから youtube や SoundCloud に音源を発表していたのだとのこと。

ちょこっと試聴してみたところ、早い話がウィスパリング系なのだが、MV が結構凝ってたりして、いかにも今風の SSW といった感じですねえ。

 

そんな組み合わせで演っているのが Brenda Ray のカヴァーというのは、ちょっと予定調和過ぎる気がしなくもないけれど、蓋を開けてみれば、予想以上に隙間かなり多めのミニマルな仕上がりとなっている。

同曲とその Karaoke 版に加え、「エレクトロニック・レゲエ・リズム・プロダクション」(wiki の丸パクリです。)の Bim One Production の若干レゲエテイストを濃くした Remix と、「エレクトリック・ミュージック・プロデューサー」(これはキャプションの丸パクリ。) CVS のインダストリアル風味の Remix も収録されていて、それぞれ楽しめます。

と言うか、個人的には Remix 2 トラックの方が面白かったかなあ。

 

★★★☆
 

DUB 区切り 00:57 区切り comments(0) 区切り - 区切り

Dread A Dub / Johnny Clarke

某通販サイトで、送料を無料にするために注文した Johnny Clarke のダブヴァージョン集。

いや、送料を払いたくなかったり、マルチバイセールの規定枚数に達したかったり、そんなこんなで 1 枚余計に買ってしまったりするのだけど、だいたいそっちの方が高くつくもんなんだよねー。

 

で、こちらのリリース元は、悪名高き Jamaican Recordings。

いや、最近は由緒正しきオリジナルアルバムを復刻したりしているので、ひょっとすると大丈夫なのかも知れない。

キャプションによると、

レゲエ初期から活躍したシンガー JOHNNY CLARKE。彼が生み出した名曲はリディムとなって RANDYS、STUDIO 17、CHANNEL 1・・・と様々なレーベルに使われヒットを生み出した。今回 BUNNY LEE 音源を KING TUBBY がミキシングしたキラーなダブだけを集めてコンパイル。煙たいベースとドラムの間に浮き沈みする JOHNNY CLARKE の声のエフェクトは危険すぎる。ルーツ、ダブ好きに聞いてもらいたい素晴らしい作品です。

とのことなのだが…。

一方、web 情報によると、Jamaican Recordings は 100% Bogus! 、Kingston Sounds はちょっとは本物が混じっている、なんだって。いや、100% って…。

 

まあ、例えば、B&F 音源をコンテンポラリーなアーティストが Remix した Select Cuts シリーズもそれなりに聴き応えがあったりするわけなので、ダブ自体がカッコよければいいわけでしょ。

と思いつつ聴いてみたわけなのだが、うーん、Tubby の切れ味、的なものは感じられないし、なんかフツーのダブと申しましょうか、エコーかけて、抜き差ししているだけでは? みたいな…。

 

ということで、今回は採点対象外としておこうかな。

 

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Johnny Clarke の過去レヴューは ↓

Creation Rebel / Johnny Clarke

Enter In To His Gates With Praise / Johnny Clarke

A Ruffer Version - Johnny Clarke At King Tubby's 1974-78

Satisfaction / Johnny Clarke
 

DUB 区切り 00:09 区切り comments(0) 区切り - 区切り

Junjo Presents: Roots Radics - 12 Inches Of Dub

えーと、本日のお題は、少々ややこしいのだが、General Echo の 1980 年産 Greensleeves 盤「12" Of Pleasure」の Scientist による Dub 盤は未発表だったのだけれど、昨年の RSD にアナログ盤が初めてリリースされることとなって、今作はその CD ヴァージョン。

CD 化に際して、Greensleeves の得意技のオリジナルのカップリングを敢行。ということで、2 枚目に「12" Of Pleasure」を持ってきた 2CD 仕様となっている。

いや、世の中の Dub 事情については、それなりに詳しいものと自信はあったのに、こんな盤見たことなかったのには、こういう理由があったのか。

 

General Echo と言えば、Ranking Slackness と呼ばれた元祖下ネタ DJ で、当ブログでも Steve Barrow が立ち上げた Equalizer レーベルからのコンピレ盤をご紹介したことがありました。

えーと、結局 Equalizer は、その 1 枚っきりしかリリースしていないんだけど。

で、彼は「12" 〜」と同年の '80/11 に警官に射殺されてしまうのだが。

 

で、今作なのだが、まずはジャケ画を。

左側がオリジナル General Echo 盤で、右側が RSD にリリースされた Dub 盤なのだが、これらを合体させた Tony McDermott のイラストとなっていて、結果的に怪しさが大幅アップしている。

と言うか、何が 12 inch なのだか。

 

相変わらず英語には弱いのだが、いちいち長い曲名(詳しくは検索してくだされ。)を見ただけでも、大丈夫かいなと思うような Slackness 盤と、ソリッドな Dub 盤が、何とも不思議でナイスなコンビネーションとなっております。

個人的には、こっちをベストアルバムに推したいぐらい。

 

それにしても、Scientist の名前を出せない(出したくない?)から、「〜 Presents 〜」と題しているはずなのに、未発表盤をリリースするとは…。

 

★★★★☆

 

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Scientist の過去レヴューは ↓

Linval Presents: Dub Landing Vol.1 + Vol.2

Scientist 漫画ジャケシリーズ

The Dub Album They Didn't Want You To Hear! + Jah Life In Dub / Scientist

Scientist Encounters Pac-Man At Channel One
Scientist Wins The World Cup
Scientist Rids The World Of The Evil Curse Of The Vampires
Scientist Meets The Space Invaders
Heavyweight Dub Champion / Scientist
Big Showdown / Scientist
Tribal Inna Yard / Freddy McKay
The Thompson Sound 1979-82 / Barry Brown
Extermination Dub / The Heavymanners meets Scientist
International Heroes Dub / Scientist
Greenwich Farm Rub A Dub / King Tubby & Scientist
Scientist Launches Dubstep Into Outer Space
Scientist Meets The Roots Radics
The People's Choice Dub / Scientist
Heavy Metal Dub / Scientist
Gunman / Michael Prophet
Rare Dubs 1979-1980 / Scientist at the Controls of Dub
Greensleeves 12" Rulers - Linval Thompson "Thompson Sound" 1981-82
Scientific Dub / Scientist
World At War / Scientist
Dub Connection
Greensleeves 12" Rulers - Henry "Junjo" Lawes Volcano 1979-83

 

General Echo の過去レヴューは ↓

Teacher Fe Di Class / General Echo
 

DUB 区切り 01:05 区切り comments(0) 区切り - 区切り

Jonkanoo Dub / The Revolutionaires

さて、エリカさんのことは置いといて、元の路線に戻りましょうか。

こちらも最寄りの diskunion で拾ってきた中古盤。

久しぶりに表記もブレている The Revolutionaires のダブ盤で、discogs によると 1978 年に Cha Cha なるレーベルからリリースされたようだ。

 

そもそも、Jonkanoo って何さ? wikipedia によると、

Junkanoo (or Jonkonnu) is a street parade with music, dance, and costumes of Akan origin in many islands across the English speaking Caribbean every Boxing Day (26 December) and New Year's Day (1 January), the same as "Kakamotobi" or the Fancy Dress Festival of Ghana.

とのことで、若干綴りが違うけど、おそらくこれのことでしょう。なので、こんなジャケ画なのですね。

 

Engineer は、Ernest Hoo Kim、Les McKenzie (=Maxie)、Barnabas とクレジットされている。M-1 から M-4 まで、それと M-6 の冒頭に掛け声(?)が入る以外は、飛び道具もほとんど使われていない地味め、と申しましょうか、実用的(?)なダブが展開されておりまする。これぐらいなら、DJ も載せやすいでしょ?

 

★★★★
 

DUB 区切り 23:16 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Mad Professor meets Gaudi

マッド教授関連盤をもう 1 枚。

最寄りの diskunion で発見したのだが、共演者の Gaudi なるネームの怪しさに、つい試聴もせずに(と言うか、最寄りの diskunion には試聴機がないのだが。)入手に至った次第。

 

ところで、Gaudi 氏。検索してみたところ、

Daniele Gaudi (born 12 July 1963 in Bologna, Italy) is a musician, composer, record producer and solo artist, with base in London since 1995. Dub, electronica, Reggae and worldbeat are the music genres that primarily surface in his 16 solo albums and his music productions since the beginning of his career in 1981.

ということらしく、当年 56 歳、40 年近いキャリアの大ベテランじゃあないですか。いや、全然知らなくって申し訳ないです。

ついでに書くと、Gaudi って本名なのですね。てっきり、サグラダファミリアあたりから引っ張ってきたものだと思っていた。

キャリアが長いだけあって、これまでに絡んだアーティストの数もハンパではなく、近いところでは Scratch の「Rainford」に key. で参加していたらしい。これまた、気が付かずに申し訳ない。

 

ライナー等がなくって、よくわからないのだが、裏ジャケのクレジットを見るに、全 12 トラックの前半がマッド教授、後半が Gaudi による Dub Mix のようだ。マッド教授のパートは、例の Ariwa のセッションバンドに加え、Gaudi が Theremin で参加している。Gaudi パートは、彼の本拠地 Metatron Studio (London)でのレコーディング。

 

で、肝心の Dub の方なのだが、Scratch のヴォイスに始まり、Scratch のヴォイスで締めるマッド教授パートは、例によってやり過ぎ感強めの Dub だけど、やっぱりレゲエフォーマットだと本領発揮といったところでしょう。一方、Gaudi 氏はガッツリとハードコアなダブをキメてくれますねえ。

これって、個人的にストライクゾーンど真ん中じゃあないですか。これは、過去作品も探してみた方がいいのかも。

 

★★★★☆

 

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Mad Professor (= Ariwa Sounds) の過去レヴューは ↓

Mezzanine XX (2018 remaster) / Massive Attack

Songs of Aretha Dubwise Showcase

Spend Some Lovers Rock Time - Ariwa Special Choice + Ariwa Covers

Black Ark Classic Songs / Lee Scratch Perry

In The Midst Of The Storm / Mad Professor Meets Jah9

Dub You Crazy With Love / Mad Professor

A Breath Of Fresh Air / Mother Nature

Dub Me Crazy Vol.2 + 3 / Mad Professor

Diggin' Ariwa / Muro

OK? Tropical Ghetto dub -FOR ARIWA- Mixed by DJ Hikaru

The Ariwa Posse
A Slice Of English Toast + Something Fishy Going On / Ranking Ann

Genital Zone

Dub Me Crazy!! / Mad Professor
Reggae Ron / Taugenixe
New Decade Of Dub / Mad Professor & Jah Shaka
My Computer's Acting Strange / Robotiks
Soulful Reggae / Susan Cadogan
Punky Reggae Party / Anti Social Workers And The Mad Professor
A Caribbean Taste Of Technology / Mad Professor
African Rebel / Tony Benjamin + Ariwa Sounds : The Early Sessions
Judgement Day / Sergeant Pepper
London's Burning
Country Life / Sandra Cross
 

DUB 区切り 01:03 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

The Treasure Dub Albums Collection

Dub と言えば、以前ちょこっと予告していた Treasure Isle ダブ 3 部作がめでたく復刻されております。

Doctor Bird は、とにかく Errol Brown を掘り尽すつもりなのだろうか。

 

Treasure Isle ダブ 3 部作というのは、1975 年(それも 1 月 1 日)に Duke Reid が亡くなった後、Sonia Pottinger が彼のカタログを買って、それを Errol Brown に Dub Mix させたもの。

具体的には、Treasure Dub Volume 1 と Volume 2、それに Pleasure Dub の 3 枚で、Pleasure Dub はかれこれ 10 年前に Pressure Sounds から復刻されておりました。当時は Pleasure Dub が最もレアという触れ込みだったのだが、その後 Treasure の 2 枚は CD 化されることなく、今日に至った次第。あ、Doctor Bird によると、Seminal Treasure Dub albums unavailable on CD for 25 years とのことなので、それ以前には CD 化されていたのかも知れないが。

なお、ちなみに、今作、パッケージには記載はないけれど、公式サイトではアーティスト名が Errol Brown & The Supersonics と記されている。

 

この 3 部作、Treasure の 1、2、Pleasure の順にリリースされたものだと思っていたのだが、クレジットによると、Treasure Dub Volume 1 (1975)、Pleasure Dub (1975)、Treasure Dub Volume 2 (1976)の順のようだ。

オリジナルのカタログ No. も、↑ の順に 001 Dub Series、002 Dub Series、003 Dub Series となっているし。 

 

それで、今回は Treasure の 1 と 2 が CD1 に、Pleasure とボートラ 12 曲が CD2 に収録されている 2CD 仕様。ボートラのうち 8 曲は未発表ヴァージョンだとのこと。

幻のダブ盤が一気に、しかも個人的にストライクゾーンど真ん中の創生期ダブが満載ということで、これはもうマストだと勝手に認定させていただきます。

 

★★★★☆

 

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Errol Brown の過去レヴューは ↓

Culture Dub & Medley Dub / Errol Brown & The Revolutionaries

Dubb Everlasting + Dub Expression / Errol Brown

Orthodox Dub / Errol Brown

Medley Dub / Errol Brown

Pleasure Dub / Tommy McCook & The Supersonics

 

Doctor Bird の過去レヴューは ↓

Culture Dub & Medley Dub / Errol Brown & The Revolutionaries

Gay Jamaica Independence Time

Moon Hop / Derrick Morgan

Just Dennis + Deep Down / Dennis Brown

The Treasure Isle Ska Albums Collection

Clint Eastwood + Many Moods Of The Upsetters / The Upsetters

The Down Town Albums Collection

One Life To Live / Phyllis Dillon

The Upsetter + Scratch The Upsetter Again / The Upsetters

Return Of Django + Eastwood Rides Again / The Upsetters

Double Barrel / Dave & Ansel Collins + Liquidator / Harry J Allstars

Young Gifted and Black - Pied Piper / Bob Andy and Marcia Griffiths + Naturally - Steppin' / Marcia Griffiths

Dubb Everlasting + Dub Expression / Errol Brown

Psychedelic Train / Derrick Harriott and the Crystalites
 

DUB 区切り 22:02 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Culture Dub & Medley Dub / Errol Brown & The Revolutionaries

先日、Doctor Bird の Treasure Isle アーリーレゲエ盤をご紹介した際に、ちょこっと予告しておいたのだが、通販オーダーしていた物件が届いたので、レヴューしておきましょう。

で、その物件とは、Errol Brown のダブ 2 作品抱き合わせ復刻盤。以前ご紹介した「Dubb Everlasting + Dub Expression」に続くリイシュー第 2 弾ですね。

 

まず、抱き合わせの 1 枚目は 1978 年産の「Culture Dub」。こちらは、同年にリリースされていた Culture が Sonia Pottinger の下で制作した「Harder Than The Rest」のダブ盤です。

あ、Culture というのは、単にテキトーに付けられたタイトルかと思いきや、本当に Culture のダブだったわけですね。

こちら、当然のようにボートラがガッツリと収録されているのだが、そちらも Culture のダブで統一されております。

 

そして、抱き合わせ 2 枚目は、同じく Sonia Pottinger 音源をダブした「Medley Dub」。

こちらは、以前、単品で紙ジャケリイシューされておりまして、当ブログでもご紹介済みです。

こちらのボートラがちょっと面白くって、"Una Paloma Blanka" だとか、"Wake Up Everybody" だとか、"A Child Is Born" (クリスマスか?)などなど、Pop 寄りのレゲエカヴァーのダブが集められております。

 

ところで、今作に続いて、9 月には激レアな Treasure Isle ダブ 3 部作が 2CD セットで復刻されるらしい。

Doctor Bird、いったいどこまでいくつもりなのか。

 

★★★★

 

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Errol Brown の過去レヴューは ↓

Dubb Everlasting + Dub Expression / Errol Brown

Orthodox Dub / Errol Brown

Medley Dub / Errol Brown

Pleasure Dub / Tommy McCook & The Supersonics

 

Culture の過去レヴューは ↓

Remembering Joseph Hill

Culture On The Front Line

Culture at Joe Gibbs
Culture & The Deejay's at Joe Gibbs 1977-79
Two Sevens Clash The 30th Anniversary Edition / Culture

 

Doctor Bird の過去レヴューは ↓

Gay Jamaica Independence Time

Moon Hop / Derrick Morgan

Just Dennis + Deep Down / Dennis Brown

The Treasure Isle Ska Albums Collection

Clint Eastwood + Many Moods Of The Upsetters / The Upsetters

The Down Town Albums Collection

One Life To Live / Phyllis Dillon

The Upsetter + Scratch The Upsetter Again / The Upsetters

Return Of Django + Eastwood Rides Again / The Upsetters

Double Barrel / Dave & Ansel Collins + Liquidator / Harry J Allstars

Young Gifted and Black - Pied Piper / Bob Andy and Marcia Griffiths + Naturally - Steppin' / Marcia Griffiths

Dubb Everlasting + Dub Expression / Errol Brown

Psychedelic Train / Derrick Harriott and the Crystalites
 

DUB 区切り 23:42 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

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