Now That's What I Call 12" 70s
↓ の豪州レゲエを「買って聴こうとまでは思わない」と言ったくせに、こんなのを買ってるって、どういう趣味? と言われそうだけど、例によって某ショップのマルチバイセールの頭数合わせということで。
いや、ちょっと引っ掛かったのは、12" と言えば 80s の印象が強くって、えっ? 70s ってどんなの? という興味がないこともなく。
でも、最初の市販 12" は 1976 年の Double Exposure "Ten Percent" なので、80s みたいに巷に溢れているわけではなかったとしても、ちゃんと存在していたのだろう。
Now Music シリーズの恒例として、今回も 4CD セット。
1 枚目は Elton John のフィリー制作から始まって、Wings、Cliff Richard など Pops 系経由で、The Flying Lizards、PIL などニューウェイヴ系まで。
2 枚目は若干アングラ〜ユーロ感が強めで、Sheila & E. Devotion の "Spacer" Tom Moulton Mix が印象的。ラストの Meco "Star Wars Theme" は DJ Promo オンリーだったらしい。
3 枚目・ 4 枚目は Disco 祭りと申しましょうか、EW&F、Dan Hartman "Relight My Fire"、Andrea True Connection、Cher "Take Me Home" などなど、基本的には家のどこかに埋没してそうな曲が多いけど、ときどき何これ? 的なものが混じっていたりして。
あと、Donna Summer "MacArthur Park Suite" が延々と続いていたり、ラストは Diana Ross "Love Hangover"、Gloria Gaynor "I Will Survive"、Thelma Houston "Don't Leave Me This Way" の 3 連発で締められたり。
まあ、毎回書いてるような気がするけれど、あー、こんなのあったあった的に面白く聴ければいいわけで。
それに、こういうのって在宅ワークの BGM にちょうどいいんだよねー。
★★★☆
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Now Music シリーズの過去レヴューは ↓
Now Yearbook 1980-1984: The Final Chapter