Motor City Booty / Amp Fiddler
P-Funk ネタが登場したところで、本家ゆかりの Amp Fiddler のソロ名義アルバムを。
彼のアルバムは、2008 年のスラロビとの共演「Inspiration Information」以来、ソロ名義となると 2006 年の「Afro Strut」以来ということで、以前にも書いたかも知れないが、ソロ名義では当ブログ初登場ということになる。
J Dilla から Model 500 まで、あちらこちらに客演として登場していたので、初めてという感じが全然しないのだが。
で、今作は Yam Who? なる DJ ユニットが主宰する Midnight Riot レーベルからのリリース。
内容的には、直系 P-Funk あり、デトロイト・ビートダウン風あり、Sly 風リズムボックス・ファンクあり、みなさまご存知の "1960 What?" のゴスペル系カヴァーあり、更には Motown 風(しかも、それを自己サンプリングした四つ打ち改変版もあり)あり、と彼のキャリアやバックグラウンドが詰め込まれた構成となっている。
ジャケ画が南部の売れないラッパーのごとき垢抜けない感じなので、ショップで最初に見かけたときには、買うのを一瞬躊躇したのだが、そんなことは気にせず聴くのが吉でしょう。
★★★★☆
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Amp Fiddler の過去レヴューは ↓
Inspiration Information / Amp Fiddler + Sly & Robbie