Multilevel Holarchy / EP-4
オリジナルにかなり近い、この装丁が泣かせますねえ。
えーと、以前、「Lingua Franca-1」がリイシューされたときにも書いたのだが、実際に 5.21 にリリースされたのはインディーズ(彼らのカセットレーベル Skating Pears とテレグラフの W ネーム)のこちらだけ。
当時、京都在住だった自分は、当日、詩の小路ビル(まだあるのかなあ)に出かけたところ、2 枚同時リリースされてるはずなのに、こっちしかなくって拍子抜けして帰ってきた記憶がある。
ちなみに、今般、いろいろ検索してみたところ、オリジナルはアナログ盤とパッケージのビニールがくっついちゃってヒドい様相を呈しているらしい。
自分のも、アナログを収納している数個の段ボール箱のどれかに入っているはずなのだが、そのうち時間があるときに発掘してみるかな。
さて、これまた「Lingua Franca-1」のときにも書いたのだが、当時、EP-4 に何かわけがわからないが混沌としたものを感じていた自分としては、1980〜83 年のライヴを再構築したこちらの方が彼ららしいと思っていた。
とは言うものの、期待していたほどスゴいものが出てきたわけでもなく、なんとなく不完全燃焼感があったのも事実。
それが、今回改めて聴いてみたら、当時よりずっとわかりやすいように感じたんだよねー。
まあ、自分もその間、いろいろ聴いてきたからなのかなあ。
★★★★
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EP-4 の過去レヴューは ↓
Kyoto Night
Lingua Franca-1 昭和大赦 / EP-4