The Voices of East Harlem + Can You Feel It / The Voices of East Harlem
まず、1 枚目は 1973 年のセルフ・タイトルド盤。
ライナーによると、彼らは 11 歳から 21 歳の少年少女からなるグループで、'70 年にエレクトラから 1st アルバムをリリース。'71 年には "Soul To Soul" に出演、ということはガーナまで行っていたわけか。
そして、Just Sunshine なるレーベルに移籍後、リリースした 2nd アルバムがこの盤ということです。
Prod. は、LeRoy Hutson、Rich Tufo & Curtis Mayfield とクレジットされている。
グループ名を見る限りではゴスペル色が強そうなのだが、Prod. の陣容から想像できるような、いわゆるニュー・ソウル系のアルバムとなっている。
有名なのは、M-5 "Wanted, Dead, Or Alive" でノーマン・ジェイに取り上げられたことで知られている。後は M-1 "Cashing In" で、こちらはフリー・ソウル文脈で、どこかのコンピレで聴いたことあるような記憶が。
★★★★
そして、2 枚目は同じく Just Sunshine から翌 '74 年にリリースされた 3rd アルバム。
こちらは、LeRoy Hutson の単独 Prod. となっていて、前作よりフリー・ソウル方面に傾斜しているでしょうか。
M-1 タイトル曲がそれなりに知られているようなのだが、全体的には若干キャッチーさに欠けると言うか、要するに地味め。
それにしても、この 2 作のライナーにしても、web で検索してみても、彼らについての紹介文は、時期に関係なく、「11 歳から 21 歳」と書かれているんだよねー。
で、いったい、どの時点でその年齢だったの?
★★★☆