Late Night Tales / Bonobo + Metronomy
不勉強にして、Bonobo なる名前を初めて見かけたのだが、実体は Simon Green (何だかフツーの名前だなあ)という英国人らしく、ダウンテンポ系の作品を Ninja Tune からリリースしているとのこと。
ご存知のとおり(誰に言ってるんだ?)、音楽的知識が極端に偏っている自分なのだが、ショップでこの盤のクレジットを見たときに、ほとんどが知らないネームだったことにはさすがにショックを受けた。
それでも入手したのは、数少ない知ってるネームの Nina Simone の "Baltimore" (個人的には、スラロビが Taxi でカヴァーしてたのが印象的だったのだが)が使われていたのと、恒例の選曲者自身によるカヴァーが Donovan の "Get Thy Bearings" だったから。
で、聴いてみたのだが、ダウンテンポ系のアーティストとしてお家芸と申しましょうか、深く沁みる mix となっていて、これまでにこのシリーズをいろいろ聴いてきたけれど、個人的には、かなり上位に入るぐらい気に入りました。
★★★★☆
もう 1 枚。
某ショップのセールでお安く入手したもので、確か、以前、このシリーズの Friendly Fires 編をご紹介したときに、「知らないうちに 1 作品リリースされていた」と書いたのだが、その 1 作品がこれ。
今回の主人公 Metronomy も、実は知らなかったのだが、最近ニュー・アルバムをリリースしたので、ショップで試聴してみて、どんな人たちなのかはだいたい把握できた。買わなかったけどね。
で、こちらは ↑ の Bonobo とは違って、半分以上は知ってるネームだったので、安心して手が出せた。
とは言いつつも、Mick Karn 〜 The Alan Parsons Project (Eye In The Sky!)のつなぎには、かなりの衝撃を受けた。
だって、無理やりなんだもん。その前は Autechre だし。
ライナーによると、少年のころ、何の意味もないと思っていた曲に、大人になって新しい意味を見出すことができたというのが、"Eye In The Sky" を使った理由なのだとか。
★★★☆
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Late Night Tales の過去レヴューは ↓
Late Night Tales / Friendly Fires
Late Night Tales Presents Music For Pleasure
Late Night Tales / Belle and Sebastian Volume 2
Late Night Tales : At The Movies
Late Night Tales / MGMT
Late Night Tales / The Cinematic Orchestra
Late Night Tales / Matt Helders from the Arctic Monkeys
Late Night Tales / Groove Armada
Late Night Tales / Fatboy Slim
Late Night Tales / LindstrØm
Late Night Tales / Nouvelle Vague
Late Night Tales / AIR
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