Goodbye Yellow Brick Road (40th Anniversary Edition) / Elton John
今回のリイシューでは、4CD + DVD という構成の Super Deluxe Edition というアイテムもリリースされているのだが、自分が買ったのは 2CD の Deluxe Edition。
Super 〜は、1 枚目がオリジナル、2 枚目が "Goodbye Yellow Brick Road Revisited" と題されたカヴァー・ヴァージョン 9 曲+デモ・ヴァージョンなど、そして 3〜4 枚目がライヴとなっているのだが、単なる Deluxe は 1 枚目がオリジナル、2 枚目がカヴァー 9 曲+ライヴの抜粋版。
まあ、ライヴがたっぷりと聴ける Super 〜に食指が動かなくもなかったのだが、それだけのために 1 万円以上も払えないので、2CD でガマンすることに。
いやあ、このアルバム、実は好きなんですよね。
一般的に、彼のピークと言えば、これの次々作の「Captain Fantastic 〜」とされているのだが、個人的にはアメリカナイズされすぎな印象があって。
そう思いつつ、"〜 Revisited" のパーツを聴いていたら、オリジナルのアレンジをそんなに変えているわけでもないのに、カントリー系の人が何人か違和感なく登場してきて、そういう意味では今作も十分アメリカナイズされてるか。
このカヴァー・ヴァージョン群の中では、このブログ的切り口としては、Miguel featuring Wale の "Bennie And The Jets" がなかなかイケてます。
ところで、今作がリリースされたころは、我が国では邦題を付けることが一般的だったようで、特に今作を販売していた東芝 EMI では凝ったタイトルを付けていたらしい。
タイトル曲が「黄昏のレンガ路」なのは、まあ、フツーだと思うが、"Saturday Night's Alright For Fighting" → 「土曜の夜は僕の生きがい」とか、"Bennie And The Jets" → 「やつらの演奏は最高」とか。
"Love Lies Bleeding" → 「血まみれの恋はおしまい」ともなると、当たってるのか、ハズれてるのか、よくわからなくなってきたなあ。
★★★★