Coffy / Roy Ayers
この映画、↓ の "Foxy Brown" に先立つこと 1 年の 1973 年作品でありまして、主演は同じ Pam Grier、監督も同じ Jack Hill。
と言うか、元々は "Foxy Brown" が "Coffy" の続編として企画されたものなのだとか。
で、音楽の方なのだが、まあ、Blaxploitation のサントラとしての印象は、↓ の 2 作品と大差ない。
でも、さすがは熟練工と申しましょうか、かっちりとまとまっておりまして、その反面、↓ の 2 作品のような得体の知れない熱気には欠ける … みたいな。
ということで、個人的には Willie Hutch 推しかなあ。
ところで、このアルバム、昨年秋ごろにリリースされた "Rare Groove / Funk Best Selection 1000" なる 1000 円再発シリーズにラインアップされていたのだが、このシリーズ、ジャズ・ファンク系から、JB 関連、更には Parliament、初期 Cameo に至る、全 100 タイトルで構成されていて、何から手を付けていいのか、整理しきれないままに今日に至ってしまっているわけで。
それが、さっき検索していて気付いたのだが、既に多くが「販売終了」になっていた。
えっ、そんなにプレス数が少なかったのか?
そう言えば、先日、JB 関連作が改めて別シリーズとして、再々発されるというインフォを見たときに、おかしいなと思ったんだよね。
それはともかく、買いもらした盤をもし見つけたら、すぐに買っておかないと。
ちなみに、今作も、"Fusion / Crossover Ultimate Collection" シリーズの 1 枚として、再々発されている模様。ただし、税抜 1000 円から 1300 円に値上げされているようだが。
★★★☆
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Roy Ayers の過去レヴューは ↓
You Might Be Surprised (Expanded Edition) / Roy Ayers
Come Into Knowledge / Ramp