Lemonade / Beyoncé
とうとう 2016 年最後の記事になりました。ラストはビヨンセで。
いや、内容的に重いので、先送りにしているうちに機を失してしまったと言うか…。
リリースされたのは半年以上前だもんねえ。
タイトルは、Jay-Z のおばあさんの 90 歳の誕生パーティーでの "I had my ups and downs, but I always find the inner strength to pull myself up. I was served lemons, but I made lemonade" に由来するのだとか。
で、今さらですが、今作は前作に続く Visual Album となっているのだが、各曲のアタマに Denial とか Anger とか Emptiness とかいう、モノローグの導入部があって、なんだかヘヴィーな印象。
ここでも英語力のなさを再認識したと言うか、そんなことなら日本盤を買えばいいのだろうが、日本盤は倍近い価格設定だからなあ。
音楽的にも、R&B 一辺倒ではなく、レゲエっぽいものとか、ロックっぽいものとか、いわゆるアメリカーナ系とか、ヴァラエティに富んでいて、従来よりワンランク・アップしたと申しましょうか、なかなか手強いアルバムでございました。
あ、ゲストには、James Blake、The Weeknd、Kendrick Lamar など、相変わらず気の利いたメンツを参集させております。
★★★★
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Beyoncé の過去レヴューは ↓
4 / Beyoncé
I Am... World Tour / Beyoncé
Beyoncé @ Saitama Super Arena
Above And Beyoncé : Video Collection & Dance Mixes / Beyoncé
I Am... Sasha Fierce / Beyoncé
Irreplaceable - Listen / Beyonce
で、本来なら、ここで締めるところなのだが、先ほど思わぬ訃報を発見したので。
いや、新年早々訃報から始めるわけにもいかないし…。
1966 年の名作フランス映画『男と女(Un homme et une femme)』のテーマ曲で作詞と歌を務めたシンガー・ソングライター/作曲家のピエール・バルー(Pierre Barouh)さん(82)が 28 日、死去した。妻の潮田敦子(Atsuko Ushioda)さんが明らかにした。
潮田さんがAFPに語ったところによると、バルーさんは5日間にわたり入院していたが、心臓発作により亡くなった。
いや、先日、日経の最終面に Saravah の成り立ちについて寄稿していたと記憶していたのだが…。
どうも、日経の最終面に載ると、不幸なことが多いようだ。
「Le Pollen」は昔愛聴してたなあ。最近は入手しにくいみたいだけど。
ご冥福をお祈りします。
えーと、訃報で一年を締めてしまったのだけど、まあ、とにかく、みなさまよいお年を。