Eli's second Coming
↓ の Osiris なのだが、初対面かと思いきや、Joey Negro @ Z Records の Go-Go コンピレに、1982 年産の "War (On The Bull Shit!)" が収録されておりました。まあ、こういうコンピレ盤の収録曲って、余程のインパクトがないと覚えてないことが多いんだよねー。
で、やはり DC 出身なので、後年に Go-Go に転向したのかと思って、youtube で聴いてみたら、↓ の M-1 あたりと同じく、重量級ファンクに Go-Go っぽいパーカッションが乗っかっている感じだった。変わっていなかったんですね。
本日のお題も TK レギュラー復刻シリーズから。
こちら、邦題が「エリズ・セカンド・カミング」となっていたので、最初は気が付かなかったのだが、MFSB の要人 Bobby Eli の 1977 年産唯一のリーダー作。
だって、「イーライ」だもんねえ。ということは、↓ の「オサイリス」もちょっと怪しいかも。
そもそも、なんでこんなタイトルなのかと申しますと、M-1 に Laura Nyro 作で Three Dog Night が 1969 年に全米 #10 にヒットさせた "Eli's Coming" のディスコリメイクが収録されているから。
で、今作は Sigma Sound 録音で、当然 Ron "Have Mercy" Kersey や Vince Montana Jr. 等々 MFSB 勢が参加している。オリジナルは Silver Blue なるレーベルからのリリースで、配給が TK だったので、今回のラインアップに入っているのだが、別に PIR からのリリースでも、全然おかしくないような内容。
唯一、バグパイプ(!)をフィーチャーした M-5 が少々異色なのだが、他は絵に描いたようなフィリー仕様。自らが書いた "Love Won't Let Me Wait" のセルフカヴァーもあり。裏ジャケに「1: Love Won't Let Me Wait、2: Side Show、3: Just Don't Want To Be Lonely の #1 シングルの共通点は何? → A: Bobby Eli が書きました。」とちゃんと記されてるもんね。
あと、先行シングルで全米ディスコ #20 だったらしい M-2 "Love Chant" の終盤の喘ぎ声が激しくてインパクト大です。
★★★★
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The Miami Sound: Original Soul / Funk / Disco Collection の過去レヴューは ↓
Sweet, Sweet City Rhythm / Fantasia featuring Peggy Santiglia
Percussion Explosion / Herman Kelly & Life
Party Freaks / Miami Featuring Robert Moore
Dancin' In My Feet / Laura Taylor
You're The Song I've Always Wanted To Sing / Timmy Thomas
Groove Machine / The J.B.'s + Pure Miami Jewels: T.K. Soul Standards