Holger Czukay RIP

某音盤通販サイトの「人気検索キーワード」にどういうわけか「ホルガー・シューカイ」なるワードがランキングされていたので、もしやと思って調べてみたところ、亡くなっていたようだ。

 

Can のホルガー・シューカイが死去

ドイツの複数メディアによれば、Can の結成メンバーでベーシストのホルガー・シューカイ(Holger Czukay)が死去。報道によれば、ケルン近くのヴァイラースヴィストにあるアパートで亡くなっているところを隣人に発見されたようです。このアパートは、かつて Can が使用していたスタジオ Inner Space Studio を改装したもの。死因については、まだ判明していません。79 歳でした。

とのこと。Jaki Liebezeit が亡くなったのが、今年の 1 月で、なんだか立て続けですねえ。

 

短波のおじさんそう言えば、彼の紙ジャケ復刻シリーズ(と言っても、3 枚だけだけど。)をご紹介したのは 2 年ぐらい前でしたかねえ。

そのときにも書いたけど、彼との最初の出会いはスネークマンショー。

その後の Jah Wobble とのコラボ盤などは、結構聴いてたなあ。

でも、そこから Can 方面には遡上はしなかったので、この期に及んで Can のシングルコレクションなどを聴いてみたりしている次第で。

 

ということで、スネークマンショーどころか、かつてはサントリーの CM にも使われていたという "Persian Love" を。

いわゆる「ニセ民族音楽シリーズ」ですね。

なんだか可愛らしいジャケ画だったんだねー。

 

 

ご冥福をお祈りいたします。
 

番外編 区切り 23:32 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Jungle Rules / French Montana

フランス人ではありません。数年前にあちらこちらでの客演で名前を売っていて、鳴り物入りでソロデビューした French Montana の 2nd オフィシャル・アルバム。

とか言ってるくせに、1st は未聴なんだよねー。申し訳ない。

 

えーと、ちょっとおさらいしておくと、彼はモロッコ生まれで 13 歳のときに NY に移住してきたらしい。どうやら、最初はアラビア語と仏語しか話せなかったので、こんなステージ・ネームになったようなのだが、モロッコって仏語圏だったのか。初めて知った。

で、数多くの mixtape や客演を経て、彼自身の Coke Boys レーベルと Bad Boy と Rick Ross の Maybach のトリプルネームで、2013 年に「Excuse My French」をリリースしていて、今作は同じくトリプルネームでの 4 年ぶりの 2nd というわけ。

あ、それなら、同じ Rick Ross 絡みの Wale に続けてご紹介すべきでしたねー。

 

さて、今作からは M-2 "Unforgettable" が、全米 #3 となかなかのヒットとなっていたとのこと。

モロッコ生まれの彼が、満を持したのかどうかは知らないが、「Jungle Rules」なるタイトルを付けてきて、更にはキャプションによると、アフリカへの原点回帰がテーマの一つということなので、アフリカンなプロダクションが施されているのかと思いきや、冒頭に動物の鳴き声が入っていたり、数ヵ所それらしいメロディーだったり、楽器使いがあったりする以外は、それほどでもなかったですねえ。

あ、"Unforgettable" の MV はアフリカで撮られたもののようだけど。

 

★★★☆
 

HIPHOP 区切り 23:15 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Boombox: Early Independent Hip Hop, Electro and Disco Rap 1 + 2

ラジ カセ

 

Soul Jazz の、内容はサブタイトルを見ればお分かりかと思うが、アーリー・ヒップホップのコンピレ盤。

第 1 集がリリースされて、しばらく経つのだが、そのうち買わなきゃと思っているうちに、第 2 集が出ていた。

しょうがないので、2 作同時購入に至った次第。

ちなみに、サブタイトルの最後が、第 1 集は 1979-82、第 2 集は 1979-83 となっていて、1 年ズレてます。

 

登場するのは、"Rappers Delight" から "The Message" と "Planet Rock" に挟まれた期間の無名のインディーズ・ヒップホップ。

つまり、"The Message" を契機に社会派方面に発展し、または "Planet Rock" を契機にサンプリング方面に技術的に発展していく以前ということですね。

すなわち、今で言うところのパーリーチューン。どこかで聴いたことある風、と言うか、"Another One Bites The Dust" あたりのクラシックの丸パクリで、おそらくは人力トラックをベースに、マイク回ししてます的な。

 

それが、なんともファンキーで楽しい。これこそ、楽しんだ者勝ちでしょう。

いずれも、長編ライナーが付いていて、まだ全部読めていない(だって、輸入盤買っちゃったし。)のだが、ちゃんと読めばなんか発見もありそう。

 

★★★★

 

HIPHOP 区切り 23:15 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

4:44 / Jay-Z

4:44 に起きて作ったのだとか。最近は、おそらく全米 1 じゃあないかと思われるほどのセレブ感を撒き散らかしている Jay-Z の約 4 年ぶりのニューアルバム。

「4:44」とだけ記されたジャケの上方に、ご丁寧にも「これが 13 枚目のスタジオアルバム」を書かれているから、いつも記事を書く前に「あれ? これって何枚目だっけ?」と言いつつ、検索して調べたりする手間が省けた。

 

とは言うものの、なんで「4:44」なのか、意味不明なので、やっぱり検索する羽目に。

なんでも、Jay-Z がある朝 4:44 に起きて、タイトル曲を書いて、ビヨンセのマイクを借りて、自宅で録音したからなのだとか。

なーんだ、ヒネリとか、全然ないじゃないか。

 

で、今作は全曲を No I.D. が制作するという、今までにない体制で、サンプルネタ多めの構成。

それも、Stevie "Love's In Need Of Love Today" とか、Nina Simone "Baltimore" とか、The Fugees "Fu-Gee-La" とか、Donny Hathaway "Someday We'll All Be Free" とか、Sister Nancy "Bam Bam" とか(あ、これは自分だけか。)、誰でも知ってるような大ネタが次から次へと登場する豪華さ(?)です。

なんだか、↓ の Wale のわかりやすさが、こっちに乗り移ってきた、みたいな。

 

と思ったら、ボートラ 3 曲は、James Blake が登場したり、Mount Kimbie が絡んできたり、なんだか不思議な感触。

 

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Jay-Z の過去レヴューは ↓

Magna Carta Holy Grail / Jay-Z

Watch The Throne / Kanye West & Jay-Z
The Blueprint 3 / Jay-Z
American Gangster / Jay-Z
Kingdom Come / Jay-Z
 

HIPHOP 区切り 23:53 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Shine / Wale

おもちゃではありません。さて、Wale のオフィシャルでは 5th アルバムですね。

さっき検索してみたら、この直前に「Before I Shine」という、いかにもなタイトルの mixtape がリリースされていたようなのだが、オフィシャルとしては「the album about nothing」以来 2 年ぶりということです。

しつこいようだが、当ブログでは何故か Drake と Wale を続けてレヴューしていたのだけど、周期が完全にズレちゃいましたね。

 

前作に引き続き、と言うか Mark Ronson と組んでいた 1st を除き、2nd 以来ずっとだけど、Exec. Prod. として、レーベル主の Rick Ross と彼自身がクレジットされている。

で、Wale と言えば、今どき珍しいほど、わかりやす過ぎるサンプルネタ多用のキャッチーなトラックという印象があったのだけど、今作はちょっと様子が違うぞ。

ネタ控えめ、打ち込み多め、みたいな。いや、よく聴いてみると、みなさまご存知の "Sexual Healing" やら "I Wanna Be Where You Are" やら、ちゃんと使っているんだけどね。

そんなこんなで、考えようによっては、少々地味かなあと思っていたら、前々作、前作と続けてゲットしていた全米 #1 の座から陥落して、#16 に甘んじてしまった模様。

 

と言いつつも、個人的には、Major Lazer (!)を起用した M-4 がインパクト大だったけどね。

 

★★★☆

 

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Wale の過去レヴューは ↓

the album about nothing / Wale

The Gifted / Wale
Back To The Feature / Wale & 9th Wonder
Ambition / Wale
Attention Deficit / Wale
 

HIPHOP 区切り 23:28 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Link Up & Suede / NxWorries

右の人の足の向きが…。続いては、Anderson .Paak と Knxwledge のユニット NxWorries。

確か、昨年の末ごろにデビュー・アルバムをご紹介していて、その際に先行 EP も聴いてみなきゃ、的なことを書いたのだが、その後、なかなか購入する機会がなく、今般ようやく入手に至った次第。

いや、ショップで直接買うとプライス高めの設定だったので、通販のクーポン割引設定価格の達成要員にしようとリザーブ(?)していたところ、なかなか注文する機会がなかったというのが、本当のところ。

 

収録されているのは、全 8 トラックで、トータル 21 分程度の収録時間。

いやに短いのは、そのうち 3 トラックが Intro あるいは Interlude なので。

更には、残る 5 トラックのうち、2 トラックは収録曲のインスト版なので、実態としては 3 トラックしかないんだよねー。

そのインスト版を収録しているのが "Link Up" と "Suede" という 2 曲で、あ、なるほど、それでこんなタイトルだったわけだ。

 

そんなわけで、まあ、採点するほどのヴォリュームでもないのだが、印象としては、続くフルアルバムよりはネタ感薄めと申しましょうか。

いや、これはこれで嫌いではないのだが、聴く順番を間違えたという気がしなくもないかなあ。

 

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Anderson .Paak の過去レヴューは ↓

Yes Lawd! / NxWorries

Malibu / Anderson .Paak
 

R&B 区切り 23:22 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Grateful / DJ Khaled

子煩悩少し前から、ショップの Hiphop 棚に DJ Khaled なる人物のアルバムがディスプレイされているのには気が付いていたのだが、(おそらくは前作の)派手派手しいジャケ写を見ただけでスルーしていた。

その彼の新作がリリースされたということで、まあ、本来ならまたスルーするところだったのだが、超豪華ゲスト陣が参加しているというキャプションに釣られて、パッケージ裏のクレジットを確認してみたら、とんでもないことになっておりました。

えーと、Beyonce + Jay-Z、Rihanna、Alicia Keys、… もう書くのがめんどくさいので、興味がある方は検索してみてくだされ。

 

ところで、そんな DJ Khaled って何者?

調べてみたところ、元々は Fat Joe、Big Pun など Terror Squad のメンバーだったらしい。

で、現在では、愛すべきキャラクターとポジティブな名言でインスタグラム/スナップチャットの王様としても知られる全米一の愛されキャラ なのだそうな。

それは、こちら日本でレコ屋の巡回をしているだけじゃあ分かりにくいですねえ。と言うか、キャレドと読むこと自体、今回初めて知った。

 

それで聴いてみたのだが、冒頭登場するのは、なんと Sizzla。これが、ライトなナイヤビンギ・テイストの、いかにも Sizzla 風となっているではないか。

その他にも、Rihanna の哀愁ラテン風味とか、Alicia Keys のコンシャスっぽいネタの効いた R&B とか、曲先なのかゲストありきなのかは分からないながらに、ここまでゲストに合わせるとは、なんと器用なのでしょう。

まあ、そのせいで、なんだかコンピレ盤とかサントラ盤を聴いているような気がしなくもないが。

 

それにしても、隙あらば DJ Khaled !!! とネームを突っ込んでくるのが、少々鬱陶しくはあるかな。

ちなみに彼は Air Jordan フリークとしても知られているらしく、今作リリース記念として真っ赤な AJ III をコラボしたようで、パッケージ内側にきっちりと写真が掲載されております。

 

★★★☆
 

HIPHOP 区切り 22:49 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

WACKO MARIA

今日は番外編。

最近はめったに更新されないので、Eternal Thunder のチェックを怠っていたのだが、久しぶりに見てみたら 2 ヵ月ぐらい前に更新されているではないか。

Japanese clothing label Wacko Maria has just released a line of eye-catching clothing featuring Lee Perry imagery, including record labels, logos, and photos of Scratch. The collection is quite extensive, featuring everything from shirts to shorts.

とのことなのだが、この Wacko Maria って何者?

 

調べてみたところ、元 J リーガー 2 人が立ち上げたブランドで、そのうち 1 人は、いまスペインでうどん屋を営んでいるのだとか。

あー、なんか、そんな人がいるって、ちょっと前に TV で見かけたような気がするぞ。

 

天国東京それはさておき、問題のアパレル群は こちら

なるほど … でも、高いなあ。

T シャツが最低でも 10,000 円もするではないか。

それにしても、この 7" レーベル T シャツの種類の多さはスゴいなあ。しかも微妙なセレクションだ。こんなので商売になるのかね?

まあ、1 枚売って 10,000 円回収できれば、9 割ぐらい売れ残っても何とかなりそうな気もするが。

 

この中で何を選ぶかと言うと、個人的には、やっぱり Kung Fu Meets The Dragon でしょうかねー。

7" 群の中なら、Ketch Vampire かな? いや、デザイン的にちょっと地味だな。単に、その曲が好きだっていうだけだからな。

 

ところで、この Wacko Maria のサイト、ミックス音源もアップしているみたいで、Scratch ネタ もあるようだ。

あれ? ひょっとして、↑ の 7" 群の並びって、このミックス音源の順番になっているのか?

ある意味、スゴいなあ。趣味と仕事が一体化し過ぎてるぞ。
 

番外編 区切り 23:27 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Produced With Love / Joey Negro

愛をこめるの何回目?タイトルからして、三たび Remix モノか、あるいは過去の制作物のコンピレかと思っていたのだが、なんとオリジナル作品だったという Joey Negro のニューアルバム。

と思いきや、2CD Set の 2 枚目は Selected Remixes & Productions と題されたコンピレ然とした風情。でも、クレジットが全部 2017 年となっているので、Selected とは言うものの、新作なのだろうか。

 

で、中味の方は、冒頭、Nile Rodgers 制作品が合体したかのようなトラックからスタート。

そう言えば、ちょっと前に、Joey Negro 自身が Chic インスパイア系を集めたコンピレをリリースしてたなあ。そこに、こっそり変名で収録されていても、誰も気づかないみたいな。

あとは、80s ブギー系やら何やら、もうディスコの嵐ですよ。

いや、いくらなんでも、これはやり過ぎでしょ、と言わざるを得ない、的な。

彼自身のライナーによると、今作でも冒頭 3 曲を彼と共作して、ヴォーカルも担当している Diane Charlemagne が亡くなってしまったらしい。ご冥福をお祈りします。

 

ところで、当ブログで Shakira から横道にそれる前は、ディスコ系をレヴューしていたんだっけ。

じゃあ、Candido から本筋に戻るときに、今作に行っとけばよかったのか。順番をちょっと間違えたな。

 

★★★★

 

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Joey Negro の過去レヴューは ↓

Electro: Compiled by Joey Negro

Remixed With Love by Joey Negro Vol.2

Supafunkanova Vol.1: Compiled by Joey Negro & Sean P
Le Freak - Music Inspired By Chic: Compiled by Joey Negro
90's House & Garage : Compiled by Joey Negro
Supafunkanova Vol.2 : Compiled by Joey Negro & Sean P
House Masters / Joey Negro
Italo House : Compiled by Joey Negro
Remixed With Love by Joey Negro
The Secret Life Of Us / Joey Negro and the Sunburst Band
Go Go Get Down : Compiled by Joey Negro
Joey Negro Presents The Soul Of Disco Volume 3
Locked In The Vinyl Cellar / Joey Negro
Moving with the Shakers / Joey Negro and the Sunburst Band
Lust - Art & Soul : A Personal Collection by Joey Negro
Back In The Box / Joey Negro
 

DISCO 区切り 23:27 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

Soul Limbo / Booker T. & The M.G.'s

夏っぽいね!昨日の Mavis に続いて、Stax 60 周年記念シリーズから、Booker T. & M.G.'s の 1968 年産 7th アルバムを。

今回のシリーズでは、今作以降、1970 年の「Melting Pot」まで、彼らのアルバムが計 5 枚ラインアップされていて、既に持っている「Melting Pot」と「McLemore Avenue」以外なら何を買ってもよかったのが、ジャケ写が今の季節にピッタリな今作を選んだ次第。

まあ、要するにジャケ買いなのだが。昨日は 1,800 円は高いと言ってたくせにね。

 

で、内容の方は、例によって、"La La Means 〜" を始めとするカヴァー曲を中心とする構成なのだが、"Eleanor Rigby" やら "Foxy Lady" やら、果てはマカロニ・ウェスタンの主題歌とか、ジャズ系までいろいろやってます。

マカロニ・ウェスタン好きはジャマイカンだけじゃなかったんですね。

 

変わったところでは、オリジナルのタイトル曲はなんとマリンバをフィーチャーした南国風味。

あー、それで、こんなジャケ写だったのか。

あと、"Eleanor 〜" はずいぶんとヘヴィーなアレンジですねえ。"Foxy Lady" と同じぐらいの重さじゃあないか。

 

★★★★

 

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Booker T. & the MG's の過去レヴューは ↓

Melting Pot / Booker T. & The M.G.'s

Sound The Alarm / Booker T. Jones
Green Onions / Booker T. & The MG's
The Road From Memphis / Booker T. Jones + McLemore Avenue / Booker T. & the MG's

 

Stax 60th Anniversary シリーズの過去レヴューは ↓

Mavis Staples - Only For The Lonely / Mavis Staples
 

SOUL 区切り 23:13 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

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